2019年10月02日

『新発見!「祭」「古都」の魅力』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 祭を救う試みと古都京都の新たな魅力発見のお話
  • オマツリジャパンという企業が祭を盛り上げてました
  • 妙な会社が京都の新たな魅力を掘り起こしてました


岸和田だんじり祭

9月14日。岸和田は人で埋め尽くされます。

だんじりのやりまわしが魅力(直角に曲がる)

39万人がきまました。
アメリカから来る人も。

中之濱町 重さ4トン 精巧な作りは他の町からも一目置かれる
山車は1億円以上の価値が。

しかし悩みを抱えていました。

「子供が少なくなってて青年団が育っていかない」

青年団を形成する20歳前後の若者が減っているそうです。

8月下旬 青年団が集まってました。

地元ですか?

「地元ではない。泉南市から。」
「貝塚市から。知ってる人が引いてて誘われた」

多くが近隣の市や町から参加してた。
他に町に負けないスピードを出すために特訓。

だんじり祭にはもう一つ問題

だんじりの下にあるコマ

コマ=だんじりの車輪

松の原木で作られているので制作に金が掛かる
「100万かかる。毎年」

コマは1日走る度に取り替えます。
だんじりの維持費は年間300万円。
さらに事故のための保険料50万円。

多額の費用を賄うために必要なのが寄付金集め。
僅か200世帯の中之浜町だが寄付は3000人集まるそうで。
祭を愛する人に支えられてます。

「だんじりは絶対必要。祭がないと何もない
 これがあることで岸和田をという町が全国に知れ渡る」


茨城県大宝八幡宮タバンカ祭

茨城県大宝八幡宮

600年以上続く奇祭タバンカ祭

白装束の男がたいまつを持って暴れます。
その火の粉を浴びると火の災いを間逃れるそうです。
白装束は汗びっしょり。

本来は10代の男性が勤めるが現在は30代が中心。

「やばいっす」
「大変 足に来る」

タバンカ祭は2日開催を1日に短縮する事に

担い手の負担を減らすためです。

神社の人
「どこかで限界が来るかと思う
 神社発信で一夜でどうでしょうと提案した」

今こそ日本の祭を救おうと起ち上がる人たちが。

「祭がどんどん危機に瀕してる。祭の火を消したくない」


日本の祭

日本の伝統が息づく祭
全国で30万件開かれます。

経済効果で見ると
ねぶた祭から小さいものまで年間1.4兆円規模。

今その祭を巡り2つの大きな問題

1.資金問題

多くの人が集まる祭
安全面強化、警備委員の増員が必要人件費の負担から厳しく。

2.担い手不足

多くの祭で少子高齢化が増えて人員不足
祭を盛り上げるアイデアもなくマンネリ化
参加する若者も減っています。

存続の危機の日本の祭

祭をサポートする会社がありました


オマツリジャパン

新宿区に祭をサポートする企業が。

「オマツリジャパン」

そろいの法被がユニフォーム。

加藤氏(32歳)が1人で2014年に創業。

「全国の祭をサポートしたいとオマツリジャパンという社名に」

オマツリジャパンが目指すのは祭で日本を盛り上げる事

スタッフは20名

前職
「鉄道会社で新規事業の開発」
「サイバーセキュリティの営業」

そんな人が集まっていました。

サポートした祭200件以上

売上は1億円だそうです。

品川区目黒駅前

加藤さんがある事務所を訪れます。
待っていたのは目黒駅前商店街の中崎さん。

目黒のさんま祭 実行委員長

今年で24回目。今や3万人が訪れる人気の祭。

しかしあの問題が…

商店街の組合費が赤字

「年間30万円くらい」

しかし警備員100人を配置しなければなりません。
2001年兵庫県明石市 花火大会で将棋倒し10人が死亡。
それ以降イベントで安全面強化が求められるように。

加藤さん
「お金で困ってる祭もあるので色々な方法でサポートできれば」

訪れたのは新橋に本社がある永谷園
お茶づけ海苔で有名な食品メーカー。

お茶漬けを若い世代にアピールするための協力を
求められてました

「ぴったりの祭があるので紹介したい」

オマツリジャパンは祭と企業をマッチングしてきた

お茶漬けと秋刀魚をどうやって結びつけられるかを
知恵を出し合いました。

9月8日 目黒のさんま祭当日

朝6時過ぎから秋刀魚を待ちわびる行列が。

最前列がおじさん2人。
「午前3時から。来るのが楽しみ」

岩手の宮古市秋刀魚7000匹を無償で提供します。

今年は不良のため高値の秋刀魚…
無料で食べられるチャンスと列が長くなります。

秋刀魚を焼く備長炭も和歌山から無償提供。
焼く人たちもボランティア

様々な善意で秋刀魚祭りは成り立っている

そんな目黒駅前に一台の車が…

永谷園のキッチンカー


加藤さんのアイデアがありました。

商品に一工夫…お茶漬けに、水、氷を加えます。

冷やし茶漬け300円

最高気温33度なので涼しげな食べ方の提案で商品アピール。
あっという間に行列が

「さんまと茶漬けが会います」

加藤さんの狙いは当たりました。
次々に声をかけていきます。

「永谷園でアンケートをやっていて…」
「最近お茶漬けは食べてる?」

「忙しいときにぐらい」

アンケートに答えたらお茶漬け一袋プレゼント!

これが加藤さんの戦略

市場調査

祭会場を市場調査の場として有効活用します

加藤さん
「ポジティブな場所は楽しそうだからやってみようという人が
 多いので1時間に100件程度集められることもある」

なるほど。

冷やし茶漬けも販売目標達成。
売上の一部は祭に寄付します。

祭を運営する松崎さんも手応えを感じてました。

「メーカーにとってメリットがあれば商店街に強力して
 貰える機会も増える」

来年は目黒駅前のスペースに多くの企業を呼び込む計画に。
オマツリジャパンの仕事も増えて赤字から解放されそうです。

加藤さんとは

漬物メーカーに勤務していた加藤さん。
祭巡りが趣味だったそうで。
祭の手伝いをするうちに主催者が抱える問題に気づきます。

「やめたい、疲れた、人手も無い、金もない」
「祭は人の心を元気にするので残していきたいと思う人はいる
 若者が集まり何か出来ないかと考えたのが始まり」


神奈川県湯河原町「灯りの祭典」

神奈川県湯河原町。
夏目漱石などの文豪が愛した伝統的温泉街。

皆で作った竹灯籠を灯すという灯りの祭典という
祭が開かれています。
オマツリジャパンは、そのサポートを頼まれました。

地元商店会会長の悩みは

「毎日仕事が終わって19時から21時まで。毎晩やる部活動」

竹灯籠作りなど重労働です。
作業は10人ほどが仕事の合間を縫って担当しますが50代が中心

人手が足りていない

「結構硬い節があるので曲がらない」
「大変指が痛くなる」

灯籠作りも大変です。

そこでオマツリジャパンがやってきたのは東京品川区。

アカツキライブエンターテインメント

体験エンターテインメントビル「アソビル」を展開してる企業

「企業と祭を繋いで企業が祭に入り込んで…」
「祭はライブエンターテインメントだから古くからの
 良いものを取り入れて。企業として何かプログラムを
 組めたらビジネスとして広がる」

加藤さん何を仕掛けるのか

9月20日。湯河原町にアカツキの若手社員がやってきました。

「じゃぁみなさんやりましょうか」

作り始めたのは竹提灯

若手社員が手伝います。目標200個

加藤さんは祭を社員研修の場として使う事を提案

祭運営参加はどのような結果をもたらすのか。

9月27日灯りの祭典当日

作ったものを設置して回る若手社員。
観光客を見つけると祭会場を伝えます。
すっかり運営スタッフの一員に。

夜竹灯籠に明かりが灯り祭スタート

歴史ある町の雰囲気のある催し。
若手社員は設置に苦労した竹提灯の様子を見に来ました。
その写真を撮る人が

「これはアイデア。良い」

思わぬ褒め言葉に出会いました。
無事祭は終了。

社員研修の成果は?

「ただの集客装置だと思っていた。
 屋台でもやって人が来ればいいやと思っていると
 思ったらこだわりをもってやっていた
 自分たちも楽しんで貰うために何が出来るか考える必要がある」

色々な考えが生まれたようです。

町会長さんも。
「オマツリジャパンのおかげでご縁が出来た」
「今後も知恵を借りながらいベントを盛り上げていきたい」

加藤さんの目指すもの

「お祭りは人と人を繋げるコミュニティの中心地
 経済の中心祭でもあるお祭りは人の心を元気にする源
 私たちだけじゃなく祭を元気にして日本を盛り上げて行ければ」


京都の観光

年間5000万人が来る京都。
烏丸バスターミナルは大混雑。うん。知ってる。

名所を経由する路線バス乗り場は二重三重の客。

市営バスの利用者1日36万人

地元の人は…
「乗りたいけど乗らない怖い」

人気の観光地には旅行者が集中外国人宿泊客が450万人にも

「外国人が多い」

混雑を嫌い京都を避ける日本人観光客が増えている
2015年5202万人⇒2018年4470万人

京都の観光客は減り続けていました。

何か良い手は…

観光客集中エリアのマップ。

京都駅、清水祇園、錦市場がある河原町三条、四条。
嵯峨嵐山も人気

青いエリアは。
大原・八瀬エリア 三千院がある
苔むした庭園が美しい
100人中2人しか訪れない場所。

太秦花園。妙心寺があり、桜が有名。
100人中2人しか来ないエリア。

古都京都の魅力がある場所に来て欲しいと取り組みが…

飴玉がポイント


右京区妙心寺

巨大な禅寺です。
観光客が少ないエリアなので人影まばら。

退蔵院があります。

岐阜から来た親子がいました。
ある体験を楽しみにしています。
本堂に到着するとスマホを取り出しアプリを起ち上げる

副住職の音声案内

音声に促され庭に向かい正座。
受付で貰った袋を開けると飴玉がありました。

「姿勢と呼吸をただして飴玉に意識を向けて下さい」

飴玉に集中させてました。

「どんな味がするか鼻から吸った空気を…」

利用客
「ひたすら舐め続けると庭と自分が一体化したかなと」
「いつも過ごしている時間をもう少し見直す時間も必要かなと」

飴に集中することで無の境地に近づくことが出来る…?

これが好評で観光客が増えているそうです。

この飴玉1粒300円
退蔵院で取れた柚子などを使ったオリジナル飴。

「飴300円で買う人いるがいるのかと言われたが
 でも凄く人気が出ているので身内がビックリしている」

仕掛け人がいました。

成瀬さん30歳

「体験しに来ましたみたいな人が1日に何人か」
「飴をなめに行きたいという人が周りに何人かいて」

蝋燭の明りでふすま絵を眺めるユニーク体験も企画した人

成瀬さんがこうした活動を始めたのは寺、神社から
相談を受けたからでした。

「去年日本で台風が多かった。寺や神社の修繕に金が掛かる」
「維持管理出来ないかと相談を受ける」
「付加価値を上げて入館料に反映していくことが出来ればと」

実は、親子が聞いていた音声ガイドアプリを作ったのは
成瀬さんの会社。

成瀬さんは50以上の音声ガイドを制作

スマホで入手可能として気軽に楽しめるように。
英語中国語にも対応してました。


壬生寺

8月7日壬生寺
この辺りも観光客が少ないエリア。

成瀬さんが仕事依頼されてやってきました。

新撰組ゆかりの寺である壬生寺

近藤勇の遺髪があったり。
新撰組隊士を祀る壬生寺です。

新撰組ゆかりの寺でファンが訪れます。

北海道からの人は
「寺に興味があるわけじゃ無くて新撰組が好きなので」

新撰組ファンの聖地

しかし副住職はもっと多くの人に来て欲しいと考えていた。

理由:一夜天神が壊れた

築160年のお堂が壊れました。
老朽化でした

「何処の寺も社寺建築は特殊な技術を持った人が来るし
 材料の問題もある。
 8桁はかかる100万200万では出来ない」

これの修復費用に充てたいようです。

成瀬さん人を呼ぶヒントを得ようと寺にまつわる話を聞く。

「水がよく湧き出るところだったのでそこから「壬生」」

水が生まれる=水生=壬生

副住職は新撰組以外の魅力も知って欲しいと思っていました
成瀬さんに託します。

成瀬さん埼玉県の自動車整備工場にやってきた

マイクロバスを預けていました。

「僕たちのオフィスバス」

成瀬さんバスで寝泊まりしながら全国を巡っていました。

会社名
ON THE TRIP

2016年創業スタッフ20人。

翻訳などは海外スタッフに任せています。
オフィスバスが動き出します。

茨城県大洗町でのんびりとした時間を過ごしてました。
海の側で一夜を明かすのです。

成瀬さんは学生時代40ヶ国を旅行
今も日本中を旅する生活に拘る訳が

「感じた事の無いのい見たことのない景色を見ることで
 思いも寄らないアイデアが出る」

引き潮で現れた波紋を見つけました。

「同時に色々な波紋が連鎖していく様子は凄く美しい」

8月下旬京都壬生寺

新たな仲間と壬生寺へ
マイクを持って歩き回る女性がいました。
環境音を取り入れた音楽を作る Kyoka氏(アーティスト)

「背中側に水の音がする違いを録音している」

成瀬さんはユニークなことを思いついたようです。

波紋の生まれる場所

「波紋の音をテーマに作ってみました」
「狂言のお囃子が聞こえるのが良い」

壬生寺の色々な水の音で作った音楽が。
知られざる壬生寺の魅力が表現してました。

副住職
「こういう音がしていたんですね
 毎日聴いていながら気づいて無かった」

壬生寺の魅力を再発見。
ここに来た人だけが聴くことが出来ます。

中庭に出た成瀬さん

手水鉢を掃除して苔を落として黒色ペンキを塗ります

「見え方が違う」

水を張って何かを確かめます。

副住職に試して貰います。

「鏡になって見える」

「波紋もわかりやすく見える。
 指をつけると波紋の広がりが見える。」

「何の言葉出るか分からないが人差し指で神に水をつけて
 なぞると文字が浮かび上がる仕掛け」

新撰組の名言でした。

「本当にこれ凄い」

他にもここでは言えない仕掛けが。

名言は土方歳三 沖田総司など数種類用意。

1回300円のミズしるべです。

壬生寺に来た観光客が通る場所に設置してみると
早速体験する人が

「自分の出来る最大限を考え行動することが大切」

なんて言葉が浮かび上がりました

「刺さるところがある」

観光客が喜ぶ姿に成瀬さんも嬉しそう。

「ぱっと見じゃよく分からない。
 その話を聞くことで見る物自体がガラッと変わるのが多い
 何故かと言うと日本ならではの物語がつまってる
 それを見直すのがそこで出来る体験を作る」

と、まとめられてました。


posted by Fuchs at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想