2019年11月20日

『元気に歩く!驚きのシューズ革命』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。


今日のガイアを3行で

  • 足についての取り組み
  • アキレスが新しいシューズを売ろうと必死でした
  • 足病の専門医が新たなルームシューズを開発してました


伊勢丹新宿本店の婦人靴売り場

靴の売り方を変えました

売り場の目立つところにある機械。

3D足形計測

客の足の3D画像がありました。
脚の長さ、幅、甲の高さなど詳しいデータが表示されます。

そしてそのデータを元に足に合いそうな靴が出て来ます。
客の足データと靴型情報をマッチング。
1000種類以上から提案してくれます。

好きな種類ヒールの高さなどから絞り込むと最適な1足が
見つかるという仕組み。

「抑えが効いていて履きやすい」
「自分目線ではない新しい機械で、どう提案してくれるのか
 楽しみで来た」

好評のようです。

これをやっているのが…

ECCO

デンマーク発のシューズブランド

妊娠中の女性が靴を選びにきました。

「歩いていると疲れてしまう」

3D計測とウォーキングマシーンで客の足をデータ化。
足の田出し方や歩き癖まで分析。

ミッドソールを作ります

ミッドソールとは中敷きと靴底の間に入る重要なパーツ

靴の性能を左右する重要な物です。

1時間ほどで完成してました。

早速中敷きの下に入れて歩いてみると。

「フィットしてる。ぴたっとしてる」
「軽く感じる履いている感じがあまりしない。
 運動しなくてはいけない妊婦なので歩きやすくなるので
 楽しみ」

オリジナルなミッドソールは76000円からと高額

「自分の足とぴったりな靴を選びたいニーズが高まってる」

それでも売れているようです


町工場にもその流れ

町工場にもその流れが。

紳士靴の小さなメーカー「リフト」
見た目は普通でも曲げるとぐにゃっと曲がる革靴が。

本革なのにやわらかなソールが入ってます。
靴の中央にクッション材を入れる独自製法。
紳士革靴 35200円から
外回りの営業マンに人気で指名買いもあるそうです。


リフト社長
「スニーカーでは表現出来ない革の良さ
 革の良さを活かした履きやすい靴を目指している」


歩きやすい靴を

歩きやすい靴を目指してしのぎを削るシューズメーカー

足は健康の要。
中高年中心に足への意識が高まっています。

「足が駄目になると歩けなくなる 寝たきりになる」
「玄関先で転んだ」

100歳まで歩ける人を増やしたいと奮闘する医師。

「お年寄りが安全に歩けるように
 寝たきりになる状態を何とかしたい」

足と歩行の意識を変える転ばない日本初のシューズの開発も
進めていました。


駿足のイベント

11月4日新宿区。
真剣な表情の子供たち

駿足の走り方教室

駿足は2003年から累計7000万足販売
アキレスという会社が製造しています。

駿足はどこのメーカー?

「ミズノ?」「アシックス?」

そんな声が聞こえてきます。

駿足の走り方イベントなのに、アシックス、ナイキ、
ニューバランス等の靴が揃います。

この状況を見ている伊藤社長(アキレス)は渋い表情。

「昔は6割以上駿足をはいていたが…
 海外ブランドも入り乱れ戦国時代になってきている」

アキレスは70年以上の歴史を持つ老舗企業
従業員1300人 売上857億円

シューズがメインでした。

「営業利益も赤字売上も1/6になった
 シューズを立て直して利益を生み出す事業に
 元気になって売上を微増させる力が無いと会社全体が
 元気にならない」

アキレスの売上は高度経済成長期はシューズが牽引してました。

今やプラスチック産業資材が85%。シューズは15%に。
素材の方が強くなりました。

変な物に挟んだ電球をハンマーで叩く男性。

衝撃吸収力がある素材のテストのようです。

シューズ営業本部の坂本さん40歳

ソルボセインという素材です。

圧力分散、衝撃吸収する素材です。
衝撃から守ってくれるそうで、アキレス期待の素材。

「素材メーカーでもあるのでこういう素材を
 靴に入れられるのは我々にしか出来ない」

これを使った靴があります。

アキレス・ソルボ

歩いても疲れに杭を売りにした大人向けブランド。
第二の駿足にするのが使命です。

坂本さんは、ものづくりがしたくてメーカーに入りました

「メーカーだからこそ自分たちで作って自分たちの
 ブランドで商売をしたい」

大学時代の坂本さんはデザインを学んでいました。
その経験を活かそうと2002年にアキレスに入社。
実現するチャンスを掴んだ。


東京巣鴨:おばあちゃんの原宿

坂本さんが来ていました。足元に目線が…。

足や歩き方が気になる世代が履いている靴は?

巣鴨に店を構えて半世紀の靴屋さん
アルプスシューズ

売れてる靴は?

「今売れてるのはヨネックス」

ヨネックスのシューズでした。
ライバルです。

そして
「ドイツの靴メーカー。フィンコンフォート」

比較的値段が高いです。
45100円もしますが凄く売れているそうでして。
月間平均10足を販売します。

秘密は中敷き

足の形に合わせて凹凸が付けられている。

足の構造に合わせた中敷きの凹凸が有り履いていて
疲れないと口コミ人気になってるそうです。

「全ての基本は健康。絶対に売れる」と靴屋さん。

お年寄りに:靴選びに拘りは?

「腰の悪い人には靴が一番大事」
「はきやすいの。はきやすければ少しくらい出しても。2万円!」
「年だもの気を使わないと転んだら最後」

年齢が高くなるほど靴への拘りが強い

アキレスのシューズ工場:栃木足利市

アキレスソルボは国産に拘りこの工場で作られてます。
金型に樹脂を流し込む独自製法。
壊れにくく大量生産が可能です。

靴底と一体化し「歩きやすさに」なるそうです。

靴底と一体化して…とのことです。
滑りテストなども行い品質に拘ってきました。

しかし生産数は最盛期の1/10

アキレスソルボも売上が伸び悩み
前年比93% ラインも止まってました。

どうやったら売れるか!

新潟市。どうしたらもっと売れるかとやってきたのが
新潟医療福祉大学。

足と靴の研究を続ける専門家の元を訪れます。

「衰えてくると蹴り出しが出来ない。ぺたぺた歩きになる
 靴でどうサポートするか」

そう語る阿部教授は人間工学を応用し靴と歩行を研究

アキレスソルボを売るためのヒントは?

「履くだけで痛くなくなるとか悩みが解決できるわけではない
 歩いているうちに効いてくるので…」
「どう説明したら良いか悩んでいる」とアキレス担当者

「痛みがなく問題無い人は現状を維持する為
 予防のために現状を40代50代に持っていく
 「予防シューズ」「健康状態延伸シューズ」
 40代、50代の人は 100%壊れていない
 病気の治療と同じで早期発見・治療を早めにやれば良い」
「イベントか啓発活動とか、広く色々な人に知ってもらいたい」

老化が始まる40代からの客を取り込むことが重要とのこと。

新宿区のアキレス本社
アキレスソルボの開発チームを集めます。

「今まで参加しなかった人に体験して貰えるイベントにしたい
 40代の若い人にもはいて貰い、歩きやすい疲れにくい
 そういうブランドとイメージを訴求したい」

アキレスソルボの新たなイベントを開催することに。

切り札になるのは…
乗るだけで足にかかる圧力などを測定する器械

足圧測定器

・足にかかる圧力
・サイズ、幅の他、重心バランスも分析

これまでも使っていたが商品販売には繋げられなかった。
そこでこれまで集めた足のデータを見直すことから始めます

「この資料で掴めてきた
 細かく知らなかったことが勿体なかった」

そこから導き出されたシューズの実力は?


アキレスソルボの新しい売り方

江口さんがアキレス本社へ。

2D機器で足裏のバランスを見ます。

「江口さんは比較的外側に足の荷重がかかっている」

測定の結果色々タイプの中で外側重心タイプでした。

アキレスソルボの強みは様々なタイプ別にソールが13種類ある
改めて見直しラインナップを組み直したのでした。

江口さんの足のタイプに合うのが
本革を使ったビジネスシューズ。

「楽! 何だこれ」
「足裏の感覚がある。踵から親指に書けてすーっと」

外の部分で足裏のアーチを持ち上げるそうです。

「軽いスニーカーのような…」

大分違う用でした。
高齢者は歩くことが生活の一歩。

「アライメント(骨のバランス)が崩れているのを直して
 しっかり歩くというのを進めている」とアキレス担当者

10月中旬アキレスソルボ直営店

店舗の一角にフットヘルスラボというブースを設けて
新しい客を確保するチャレンジ。

気合い十分の坂本さん。10時半 店がオープン。

「足のバランス測定もやってます!」

チラシ配布して客を呼び込みます。
足の測定に興味を示した人がいました。

50代の女性客。足に悩みを抱えていました。

「急に一昨日から膝が痛くなった」

健康のためウォーキング始めたが膝に痛みが
2D機器で測定。

「前足部のここに負荷が凄くかかっている」

外側重心タイプでした。

こういうタイプがお薦めです

足の外側にサポート機能がある雨にも強い靴を進めます。

安くはない…2万円超え。

試しにはいて貰うと

「凄く歩きやすい」とすぐにお買い上げ。
「購入は初めて。
 ハイヒールが履けない年代になってきた。転ぶと危ないし
 歩きやすくて天気に対応出来る靴が良い」
と、買った理由

母の付き添いでやってきた18歳

「サイズが小さいので合う靴が全然無くて…」

足のデータを取って合う靴を進めてもらいました。

「どう?合ってる?」

親子揃って買ってくれました

足の測定37人中 20人が購入

新しい客の獲得にも繋がりました。

「強みを掘り下げて考えることが出来た
 改めて客に伝えるのが使命だと思っている」


合わない靴をはき続けるととんでもないことに

下北沢病院

女性が手術を受けることに

重度の外反母趾

痛そう…

「ハイヒールを履いて出かけて帰りに足が痛い」

下北沢病院は足に特化した、日本で唯一の足の総合病院

巻き爪、下肢静脈瘤、足病に対応しています。

予約は3ヶ月待ち

患者が後を絶たない下北沢病院を率いるのは医師の久道さん

掌蹠膿疱症の女性。
膿を持った水ぶくれが出来る皮膚病

「靴の中敷きで補正するとスレや圧もなくなる」
「一緒に見て貰うと良い」

薬以外に靴の中敷きを進められました。

1ヶ月後女性が病院へ

下北沢病院には中敷き作る専門家もいます。
女性に足に合わせたのを作りました。
それをいれてスニーカーを履いてみると…

「はいた人にしか分からない。今までの靴と違う
 支えて貰う感覚で凄く歩きやすかった」

中敷きや靴で痛みの症状などを緩和出来るようです。

「中敷きや靴の選択はかなり誤解がある」と久道医師

「ふにゃふにゃの中敷きで踵を潰して履く人は違和感が
 ないかも知れない。それは足や歩行に良くない。
 快適さの概念を変えた方が良い」

下北沢病院
日本で唯一の足病科があります。足の専門です。

理事長 久道先生

足病はアメリカ留学中に知ったそうです。
足を一つの臓器ととらえて1万人以上の医師がいます。
足病科は重要。

帰国後、久道医師の母が重度の腰痛から歩くのが困難に。
歩けなくなってしまい寝たきりに。
快活だったのですが元気がなくなりそのまま無くなりました。

「歩けなくなることでベッドに縛り付けられるのでは
 人生100年時代は、アンハッピーになる」

「足と歩行の専門の治療科と医者がいない
 必ず何とかしなければならない」

亡き母と同じように歩けなくて苦しんでいる人を救いたいと
病院を始めたそうです。

その久道医師企業と組んで新たな挑戦を始めていました。


久道さんが独自プロジェクトをスタート

「スリッパサンダルを履くと転倒したり歩行に良くないが
 快適だとそれを選んでしまう」

そこで新ルームシューズの開発に乗り出します

「転倒予防 歩行支援を目的」

高齢者の転倒事故は5割以上が家の中で発生

高齢者は筋力が低下。歩幅が狭くつま先が上がりにくいのです
それが躓きやすさの原因に

街で聴いてみると

「段差がないところでつまずく」
「老化現象だっぺなー」
「母が一人で住んでいて転んでしまった
 肩を骨折して最近良くなった。」
「つまずいた部屋の中で。足が段々上がらなくなっている」

家での店頭から寝たきりになる人も少なくない。
久道さんのプロジェクトが動き始めます。

タッグを組むのはグンゼ

靴下の技術とソールの素材質を選んだ1回目のサンプルを持参
ルームシューズの共同開発です。

久道さんが靴下の履き心地と転びにくい工夫を確認。
中敷きをチェック

「柔いですね。これだと厳しくないですか」

柔らかさに注文を付けます。

靴下ならではの快適性に、足のアーチを支えて歩行を
ただすことを加えると今までにないものが出来ると思案。

久道さんはグンゼの担当者に改善点を指摘あしました。

グンゼは老舗の大手繊維製品メーカー

ストッキング、靴下が主力
高齢者向けシューズを作るのは初めて

商品開発は城取さんが行います。
2017年大手の靴下メーカーから転職してきた方

今回の抜擢で実績を出さないとと。

「街行く人のコーディネートやデザインばかり見てた
 歩き方や踵のすり減り方など
 どう言う年齢層がどんなタイプの靴を履いているか
 見る用になった」

4月下旬 グンゼ東京支社
城取さんの元にサンプルが届きます。

指摘した、硬めの中敷きを入れて履いてみることに。

「初めて入れて見たが履き心地が良い中敷きは重要
 この企画に於いて」

更に改善点を指示書に記載。
靴下部分には固さを出すように指示。
つま先2cmは平編み…など。

3ヶ月後

改良を重ねて絞り込んだサンプルが届いた

どこが違うのか?

普通に立たせてもへたらない。
中敷きは土踏まずを支えられる堅い物に。
つま先は躓き防止そり上げソールは滑りにくい素材に。

「今までの中では一番心地良い
 堅くなったので、安定感があるとおもう」

下北沢病院へ
久道さんなどにサンプルチェックを依頼

実際に履いて貰うと…

「履きやすくなった。足入れが凄く楽になった」

履き心地は合格。

久道さんは

「施設でチェックをして、病院では機能解析試験をして
 エビデンスを作る」

2ヶ月後高齢者専用の住宅

90歳n方にルームシューズを試して貰うが…

履けませんでした

「小さいですか?」
「これは小さくて入らない」

甲の部分がキツくて足が入らないと言われました

他の人も同じ高齢者が1人で履くのは難しいと。

ルームシューズの製造工場に足が入れづらいと連絡
何度も履いたサンプル。

少し力を入れると履けるが…
力の弱い人は一人では履けなさそうです。

中国上海近郊。工場へ。

力を入れないと履けません
中国の技術者と応急処理。
金型にウレタンを貼り一回り大きくすることに
幅も調整。

足を入れる際の問題点が解消されるか。

試し履きをして貰った方の家へ。
改善してきたシューズを持ち込みます。

「これなら全然楽。こりゃ全然違う」

90歳の老人もすいすい歩きます。

「いいんじゃないですか?」

やっとゴールが見えた転倒しないルームシューズ

「実際に履けるのを見られて良かった」

約3000円で 11月下旬に販売するそうです。

久道さんは、次のプロジェクトに

「病院は現場で起こっている話をして
 企業はそれぞれの領域で起こっている話をして
 それをぶつかり合わせたら何か面白い物が飛び出すん
 じゃないか」

賛同してくれる企業と協力していきます。

日本人が健康で長く歩き続けられるためにチャレンジが続きます。


「足病考え方を広げたい皆が知ってる状態にしたい
 それが最終的なゴールなのでまだまだ道が遠い
 一歩ずつ粘り強く進んで行きたい」
と久道医師が語ってました




posted by Fuchs at 00:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想