2015年06月09日

『独占取材!シャープ危機・・・再生の闘い』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

目の付けどころがシャープ

今日のガイアは、シャープですか。
倒産寸前ですからねぇ・・・2223億円の赤字という半端ない額ですから。
シャープの技術系社員を手ぐすね引いて待っている会社もいたりと優秀な社員は争奪戦の様相も。

そんなシャープの危機をガイアが追いました。

今日のガイアを3行で

・人員削減などリストラ策を大胆に実施!
・スマホ用4K液晶パネルの開発と量産を実施し中国へ売り込め!
・液晶技術を応用して新しい製品を開発し新たな収益へ!

5/14 芝浦会見

ガイアのカメラはこの発表より半年も前から独占取材を続けていたそうです。
記者会見の裏側から撮影しているのだから流石ガイアだなぁと。

不退転の決意を秘めている社長の姿・・・か。

シャープの中期経営計画という再建策の派パ票はリアルタイムで世界11の国や地域の社員に配信。
皆、しーんと眺めていました。

3500人規模(15%の社員)の人員削減
ボーナス、給与のカットなどが発表されました。

家族のいる社員達は戦々恐々ですね。

シャープと言えば、目の付け所がシャープでしょという世界初の製品を作成してきました。

・国産1号の白黒テレビ
・国産1号の電子レンジ(ターンテーブル形)チーンもシャープ
・世界初の液晶電卓
技術のシャープと言われる程でした。
そして液晶技術から、液晶テレビへと進化しました。
世界の亀山ブランドなんて液晶もありましたが・・・中国製、韓国製に押されて利益が出なくなりました。
液晶に偏りすぎてますからねぇ。液晶メーカーになっちゃいました。

シャープの最終損益
2010年 194億円の黒字
2011年 3760億円の赤字
2012年 5453億赤字
2013年 116億の黒字
2014年 2223億円赤字

2012年の5000億円を超える赤字とか何事かって感じですが風前の灯火です。

大阪市阿倍野区のシャープ本社ビルも売り払うことになりました。
シャープ本社前にあるお好み焼き屋のおばちゃん。
シャープには足を向けて寝られないなんて言ってますが、シャープが無くなると同時に店をたたむそうです。
地元にも大きな衝撃を与えていました。

液晶のシャープ

三重県亀山市シャープ亀山工場。世界の亀山ブランドの総本山。
こちらでも中期計画の発表が行われました。
社員が固唾をのんで見守っていました。

「シャープ再建の最後のチャンス」という言葉が重かったですね。

ただメリルリンチなどの評価としては。
「課題に対して不十分。業績が厳しくなったのは液晶事業。技術を否定するわけじゃ無いが、それを使って大きなビジネス出来るだけのビジネス上のロードマップが見えているかというと見えていない」

技術はあってもビジネスとしては・・・という評価です。
儲けるビジョンが見えてこないと言うことでした。

亀山工場の技術力は流石の最先端で。
ガイアのカメラが初めて中に入りましたが、600枚のスマホ用液晶パネルを一度に生産できるのはここだけだという程の技術力を見せてくれました。

さて作るのは良いわけですが、どこに売るのかというのが問題。
そこで力を入れていたのが中国市場でした。

それをになうのが、中国上海にあるシャープ上海部品販売です。
液晶パネルなどを中国のスマホメーカーに販売しています。

特に大口の顧客が「シャオミ」
出荷台数世界5位急成長のスマホメーカーです。

しかしシャオミからの受注は、ジャパンディスプレイとの競争が激化してしまいシャープ危機の一因となるほどでした。
シャオミのウェートが非常に高い事により「シャオミリスク」が露呈してしまったのです。
そこで第二のシャオミを探すことになりました。

中国の深圳

香港と隣接しているこの地域は、次から次へと知らないメーカーがでてくる程スマホメーカーが本社や研究拠点を置いている地域です。

中国でのスマホは年間4億台以上の需要が見込める巨大市場です。

そんな中国で今流行なのが「4K」
60インチの4Kテレビが普通に売れます。40万円もするのに。

「とりあえず1台購入する」なんて富裕層がごろごろいるようです。
新しくて大きい物を選ぶ傾向にあるそうです。
世界中の4Kテレビの6割が中国で売れているというのだから凄い物です。

そこでシャープは考えました。
「スマホでも4Kが受け入れられるのでは」

スマホ向け4K液晶の開発

これがシャープ再建の大きな柱となるようです。
この開発は既に試作品が出来る程まで進んでいます。
奈良天理市にあるシャープ天理研究所
ここで開発されています。
スマホ用4K液晶パネルは世界初の技術で、試作品でもかなり美しく繊細な画像が展開されていました。

流石「液晶のシャープ」です。

「技術では負けていないと常に思っている。本当に色々な展開がまだまだ出来る」と技術者の方の目には力がありました

中国最大の液晶パネルなどの展示会。その会場の目の前にあるホテルのホールを貸し切りお披露目です。
液晶パネルの展示会にやってきた客を取り込もうという戦略です。

会場は人で溢れ見事に集客成功。
そして「液晶4Kパネル」に強い興味を示す人がいました。

大手インターネット放送局「楽視」の担当者でした。
2004年創業 ドラマ10万話以上、映画も5000本以上配信していて。
最近では4K動画を2000本以上配信している急成長企業です。

そんな楽視自社ブランドの4K液晶テレビを開発販売しているほど4Kに力をいれていて。
スマホも開発中でした。

そこの担当者が目をつけたわけです。
ただまだ4Kスマホ液晶は量産体制ではないので、現在製造している最高の液晶を厳しい要求に応えながら納入したようです。
楽視は2015年にスマホ100万台販売を目指すそうです。
映像に特化したスマホであるため、シャープのパネルが必要不可欠。
今後もタッグを組んでいきそうです。

シャープでは25社まで取引先を増やそうとしていました。

液晶技術の応用で新しい製品

液晶を使い保冷剤・・・え? そんな技術が?
いや面白かったです。5℃で凍るので冷蔵庫で凍るんですよ。面白いですねぇ。

衛星放送の電波を受信する液晶アンテナ
アンテナを衛星の方向に向けなくても受信できるという代物です。
これでN○Kも怖くない!?

そんな中で生まれたのが「フィルム」でした。視野角を広げる「広視野角フィルム」です。
この技術を応用し、新たなフィルムを作りました。

窓に貼ると、一直線に入ってくる太陽の光を上向きに屈折させて部屋全体を明るくする照明の役割を果たすフィルムです。
普通のオフィスだと太陽光を遮るためにブラインド閉めて蛍光灯つけますが。
太陽光を照明に出来るという技術です。
かなり画期的でした。面白いように部屋が明るくなるんですよ。太陽光で。

これが「採光窓システム」です。

全面に貼っちゃうと眩しすぎるので窓の上部分に取り付けるだけで良いそうで。
シャープのオフィスに取り付けて実験していました。

社員などにも好評でした。

そして次の一手。不動産会社ヒューリックに担当者がやってきます。
新しく建設中のオフィスビルに試験導入して貰える事になりました。

窓にフィルムを貼り実験・・・なんと年間の照明費が25%削減出来ることが解りました。
これにはヒューリックの担当者や社長も喜んでいました。
価格も結構お手頃らしいので、今後日本のオフィス・・・世界のオフィスに広がる可能性を秘めていました。
新たな就役の柱になる可能性も!?

「これを皮切りに日本中や世界に広げていくのがいいかなと。それに合わせて会社を救えたら」
と、フィルムを開発した担当者の方が言ってました。

流石技術のシャープかな

これだけみると技術者の方の目にはまだまだ力がありましたし。
これらを生かせたら強いんでしょうけど。
結局液晶頼み、部品頼みなんですよねぇ。
部品って利益は少ないですからねぇ・・・もっと製品に近い物で収益を上げられるようにしなければ再建は厳しいだろうなぁと素人ながら考えていました。

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posted by Fuchs at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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