2017年11月28日

『【陸の王者】を目指せ』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • ランニングシューズの巨大市場を狙う企業について
  • きねや足袋は足袋シューズにより市場へ突っ込みます
  • ナイキは厚底シューズで殴り込みをかけてきました


埼玉県行田市は足袋の町

4月2日 埼玉県行田市
行田市鉄剣マラソン大会
毎年恒例のマラソン大会です。

その会場にはグッズ売り場があり変わった物を売っています
足袋シューズ「きねや無敵」

つま先が別れています。

「履き心地が気持ち良い」
「軽い履いていない感じ」

裸足感覚が特徴です。

作ったのは、地元行田市の会社

きねや足袋

従業員40名の中小企業。
昔ながらの手作業を守る足袋作りの老舗です。

行田市は足袋の町で、全国の8割を生産していました。
全盛期は200社ありましたが、現在は7社になりました。

そのきねや足袋の3代目中澤さん40歳。

「足先が立体的になっているので気持ち良くはける」

ここの足袋は足の作りにしっくり会うように作られてます

その為野村萬斎も使う程。

足袋作りを支えているのはミシン。
100年以上前の独逸製ミシンです。

このミシンの特徴がひだを作りながら縫うことが出来ること

他のミシンにはない部品があります。
それが先端がつまむような形をしています。

布を押さえると山が出来て。
そこを縫うことでひだが出来ます。

これが足にぴったりとそう足袋を作り出していました。

長年のミシンと熟練職人の技が融合した足袋です。
その2つがきねや足袋88年の歴史を紡いできました。

そして足袋シューズむてきを生み出しました。

その伝統が危機に直面しています。

「既存のお客さんは壊滅状態」
「既存の客にアプローチをかけていくらかマイナスを減らす
そこを見切り新規開拓をするか」

足袋の需要の激減で右肩下がりの売り上げです。
しかしランナー人口は増えています。

マラソンシューズに社運を賭けることにしました


きねや足袋の挑戦

「伝統的な足袋作りの技術を使い新しい何かを生み出さなければならない」

無敵を進化させた足袋シューズの開発が始まります。
未来に向けて老舗が走り出しました。

実は足袋で出来たマラソンシューズは明治末期
1911年に存在していました。

長時間走っても大丈夫なように底が三層になってました

それを実際に使って走ったのが、日本で初めて五輪の
マラソンに出場した「金栗さん」

砂利道を平然と足袋シューズで走っていました。

ストックホルム五輪予選会で世界記録を27分縮めました。

その足袋型シューズは進化していました。

4/11 熊本国府高校

陸上部の部員が集まっていました。
履いていたのは「きねや無敵」
無敵で走るのは初めての部員達。

1周1.5km10周のいつものメニューです。

しかし走り追えた部員に異変が…

「足が痛いどんどん疲れた」
「ふくらはぎが痛い」

2年生のエースも違和感を感じていました。

「身体にどかっと着くと足の裏から腰まで衝撃が来て…」

陸上部のコーチは高岡さん。
駅伝の常連帝京大学の出身で裸足で走る実力の持ち主。

無敵を吐かせた部員が異変を起こすのを見越してました

「踵から地面に付いているから」
「足の裏の一部だけで衝撃を受けるから負担がかかる」

足の裏全体で衝撃を受け止めるフォームが必要でした。

負担を足だけではなく身体全体に分散出来ます。

それがミッドフット走法

これをマスターさせたいと考えていました。
其れで選んだのが「むてき」です。

衝撃の吸収を身体で覚えるためです。

「足が痛いのはその筋肉を使ってない証拠」

ソールが薄いので足の裏の一部だけで受けると衝撃が響く
其れを和らげようとしてフォームが改善されるはずです


新商品 Toe-Bi

高岡さんがきねや足袋を訪ねてきたました。

新作 Toe-Biを試すためです。

足袋シューズの新作です。

皮の部分があって更にホールド感。
ゴムベルトがしっかりと靴底と足をくっつけます。

素材も見直します。
今回採用したセミダルカチオンという生地。
伸縮性のある生地を採用。
足首にフィットして裸足感覚により近づきました。

しかし何故足袋のメーカーがシューズを開発できた?

それは着物足袋の展示即売会にありました。
客の足のサイズを細かく測る中澤さん。
3000人以上の足を採寸し、足袋を販売してきた実績が。
あらゆる人の足の形を知り尽くしています。

その経験が裸足感覚シューズに結びついきました。

4/30青梅市

ランニングシューズの展示即売会
一角にトゥービもテスト販売をしてました。

テスト販売で10足販売できましたが

しかし2週間後トラブル発生
「不良品がお客から届いて至急話がしたい」

踵に問題が発生しました。
伸び縮みする生地がほつれていました。

「厚い生地を上に重ねると縫い外れの心配がある…」
「伸びる生地と伸びない生地があるのは相性が良くない」

足首を覆う部分に伸縮素材と伸びない素材があります。
其れを重ね合わせて縫った部分が引っ張られ糸が切れました
問題は性質の異なる生地をどう縫い合わせるか。

何とかアイデアをひねり出します。

靴のしたの伸びない素材
其れをほつれた部分まで伸ばして上の素材に縫い合わせる
引っ張りに強くしようというアイデアです。

足袋作りでは使わない素材なのでベテランも手こずります

半日後…失敗作が出来上がりました。
単純な計算ミスとか…。

「作りの問題で難しさが出るのは分かる」
「ただ一生改善できませんよこれが付かなかったら」

思わずいらついて怒ってしまいます。

遅れは許されないと社員総出で改良品作りに没頭。
社長も作業してました。


足袋シューズでフォーム改善

熊本国府高校のフォーム改善プロジェクト

4月から足袋シューズ練習をスタートしてました。

フォームの改善に取り組む2年生エース山口君

走るときの衝撃に悩んでいた山口君のフォームですが。
踵から地面に着地していたが、11月には足の裏全体で着地
足袋シューズで身体に負担をかけない走り方が身につきま
した。

山口君の記録に変化も
5000メートルタイム 16分10秒だったのが
9月には15分32秒に短縮されてました。

「これで本当に変わるかと思ったが…
足袋履きながら練習してたらフォームが変わりタイムが
上がってきた。すごいデカイ存在だった」

タイムが上がるようです。

コーチの高岡さん
「シューズに依存しすぎるのが原因」
「足をしっかり磨く事でハードなトレーニングが出来る」
「そして世界に通用する選手を」

きねや足袋の中澤さんも大勝負にでます。

日本最大のスポーツ店「ゼビオグループ」に乗り込みます

ゼビオもマラソンシューズに力を入れていました。
担当者に足袋シューズを売り込みます

改良版 Toe-Bi

縫い糸切れる問題は解決していました。

「適切な走り方と怪我が少ない走り方を提案していくことが
ポイント」と担当者。

1ヶ月後見事に販売を勝ち取りました。

小さいながらも一歩を踏み出しました。

一流メーカーのシューズがずらりのなかにToe-Bi。
価格は1万円です。

まずまずの反応。

置くにはナイキの厚底もあります。
その前に並ぶのは究極の薄底。

対局のシューズ

未来をかけた老舗の挑戦。
中澤さん足袋シューズで一歩を踏み出します。

「伝統だけにしがみついていると衰退する一方
 技術を使い新しい一手を打つべき」


ナイキの厚底シューズ

東京で開かれたあるイベント。
モハメド・ファラー選手 陸上男子長距離の選手がきました
ファラーは1万メートルのリオ五輪イギリス代表。
後半の追い上げが魅力な金メダリストです。
4つの金メダルを獲得したいける伝説です。

今後はフルマラソンに専念するそうです。
その彼はナイキの超厚底を履いています。

「ヴェイパーフライ4%を履くといつでも走り出せる」
「速く走るためのシューズ」

ファラーを始めトップアスリートの意見を取り入れて開発
3年の歳月をかけて完成したのがヴェイパーフライ。

今年の5月イタリア。
この靴を履いて、世界記録超えを狙いイベントを開催

特別条件で走ったので正式記録では無いが、世界記録より
2分以上早い2時間25秒でゴール
2時間切りまで見えてきました。

価格は25,920円
重さ180g(片足)
ライバルシューズと変わらない重さです。
レベルに会わせて4種類用意されています。

開発したのはアメリカオレゴン州に本社があるナイキ。

ナイキは50年前に誕生
陸上競技をしていた選手とコーチで作ったらしく。

ワッフルを作る機械で靴底を作り。
ワッフルソールがヒットして世界位置のスポーツメーカーに
本社には広大な森が敷地にあります。
陸上のトラックもあります。
トップアスリートと様々な調査や研究をしていました。

ヴェイパーフライ4%の開発責任者は
「ゲン・ルオさん」

「ここで意見を聞きながら開発された」
「正しい走り方というのはある種の神話。
 これが理想的な走り方は無い」

「走り方にはつま先から着地するフォアフット」
「足全体で着地する ミッドフット」
「踵から着地する走り方と色々なタイプがあるが、
いろんなランナーに試したがどのランナーでも早く走れる」
その秘密は、シューズの中にありました。

ヴェイパーフライ4%の靴底ですが2つのパーツで出来てます
その中にカーボンが入ってます。
靴底にカーボンの板がサンドされているかんじ。

一般的なシューズだと前が大きく曲がります。
つま先部分ですね。
私の靴もそこから壊れることがおおいです。
蹴り出した力が色々な方向に分散して無駄になるそうです

ヴェイパーフライ4%だと前が曲がる力でバネのようになる
足のエネルギーを無駄なく使えるそうです。

厚底とカーボンで疲れにくいだけじゃ無くて早く走れる
最新技術です。

マラソンシューズは薄底が常識ですが。
厚底は型破りです。

「日本のメーカーはマラソンシューズを極限まで薄くする
ことに価値を見いだしているが、それとは反対の作りです
が試せば納得できる」と開発担当者。

日本は急成長続けるランニングシューズの巨大市場
そこを狙おうとしていました。1200億円市場です。

埼玉県川越市にナイキが目をつけるトップアスリートが

東洋大学

駅伝の名門です。
そこにナイキと契約しているファラーがやってきました。

「あなたたちにウォームアップの仕方を教える」

駅伝シーズンを前に自ら指導してました。
選手達が履いているのは厚底。
ナイキは有望校にウェアやシューズを提供してます。
プロモーション効果ねらい。

選手達も金メダリストと走る経験に喜んでました。

靴の感想は
「反発が良い」
「ダメージが少ない。疲労が少ない」
「本番で使用していないけど良いと思う」

山本選手は東洋大のエースです。

10月9日出雲市の出雲全日本大学選抜駅伝競走

日本三大駅伝の1つ。箱根駅伝の前哨戦です。

各大学のエースの3区に山本選手。
出雲に持ち込んだのはヴェイパーフライ4%でした。
ファラーの選手のサインがお守りです。

「クッション性バネは薄い靴よりは明らかに感じている。
勢いづける走りをしたい」

他の選手の足元は、底の薄いアディダス、ミズノなど。

日本の人気の高い駅伝はシューズ宣伝の絶好の機会です
各社力を入れています。

東洋大学は5位で3区に襷が渡りました。
トップとの差は40秒

レース終盤3区で大逆転が起こります。
一時トップに浮上。しかしゴール前のラストスパートで
僅かな差で青山学院に抜かれ2位。

6人中5人でヴェイパーフライ4%を使った東洋大学は
は5位フィニッシュでした。
去年9位から大きく順位を上げて次に繋がる結果に。

「前半からスピードに乗ることが出来て
走りに負担無く足の運びが出来ました。自己ベストを
縮められる靴。」

11/25原宿

ナイキの直営店に、ヴェイパーフライ4%が入荷。
店のオープンと同時に押し寄せる客がいました。

次々に試着します。

「東京マラソンで使う為に」
という客も
「スピード出すには薄い方が良いと思ったが
これを履いたら価値観が180度変わった」

「有名選手が良い記録を出したと聞くと使ってみたい」

常識破りの超厚底
新製品を武器に、日本のマラソン市場で存在感を高めよう
としていました。

「ナイキは科学と実績で商品開発をする」
「ランニング市場は競争が激しいですが速く走りたい人
全員に履いて欲しい」と開発責任者が語っていました


まとめ

需要の減少や外国産の安い商品の攻勢で伝統的な物づくりと技術は姿を消しつつある。
過去の実績などに捕らわれることなく挑戦すれば
生き残りも見えてくることが分かった。
物づくりに必要なのはそんなチャレンジ精神じゃない
でしょうかと締めくくられていました


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posted by Fuchs at 23:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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