2018年02月06日

『後悔しない供養』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 今日は後悔しない供養について
  • 墓を建てられない人に新たな供養を提案する僧侶がいました
  • 手作り自宅葬というのが今後の主流になるかもでした


墓石の最後

奈良県御所市の産業廃棄物処理場
瓦礫が運び込まれます。

意外な物がごろごろと…墓石。
処分される墓は年感1万基以上。
年々増え続けているそうです。

持ち込んでいるのは石材業者でした。
本来は建てるのが仕事ですが。
石屋も墓の解体が増えていて墓を建てるのは少ないそうで
解体は5年前と比べて3倍になっているそうです。

粉々に砕かれる墓石は道路の下に敷かれる砂利に再利用…
それは寂しいなぁ。

捨てられる墓が増えている理由

隣町の市営墓地。寂れる一方の墓地。
見かねて世話をしている男性「長谷さん」

墓じまいの跡ごろごろとありました。
遺骨を整理し、墓石を撤去したそうです。
墓じまいされた墓石が処理場に運ばれたそうです。

「地元にいない人がたくさんいる。。
 都会へみんな行ってしまった」

墓地の片隅に異様な光景がありました。

無縁塚
お参りのない墓を集めた塚です。

放置された無縁墓は2000基に上ります。
そして新しい墓を作れないため、新たな霊園の建設を予定
してるそうです。

東京都港区

7月30日東京グランドホテルの大宴会場に喪服の人々が
集まりまってました。

受付で渡していたのは位牌です。

その数100以上。
首都圏の各地から集まりました。

お盆の合同法要会

1人1万円が供養の費用です。

寺との付き合いが無い人や墓が無い人。
そうした人たちの供養の場所となっていました。

ホテル法要を設定したのは浄土真宗の新田僧侶。

「お盆をしないという声が多くて、じゃぁ皆さん
 来られるようにこっちがするから来てよと」

都会で増え続ける供養したくても出来ない人たち。
死んでも入る墓がない…
墓がなくても供養が出来る新しい供養の形。

様々な利用で供養が出来ていないと考える人は少なくない
変わる供養の形がありました。

現代の新しい供養を模索する人々と込められた想いとは


供養に悩む人々

豊島区のマンション。
供養に悩む人々の拠り所がありました。

マンションの一室に祭壇が…
佛心寺
新田さんの寺です。

大学生の息子と二人暮らしの女性が。
3年前夫を52歳で大腸癌で亡くしました。

「うちはお墓もない。急に病気が分かって1年3ヶ月で
 亡くなったので。」

闘病の費用500万円でした。
墓を買う余裕がなく遺骨をこの寺に預けてました。

「息子が大学卒業するまでは厳しい」

新田僧侶
「それまではこっちが大事に守らせて貰って
 お参りに来て貰ったときに相談しながら」

今マンションに16体の遺骨を預かってるそうです。
スペースが足りず預かりきれないのが現状。

7年前にマンションを借りて寺を作りました。
実家は300年続く滋賀県にある佛心寺。

東京で寺を開いたのは都内に修行に来たのがきっかけ。
墓を持てない人家族を供養する場のない大勢に出会った
からだそうです。

「そういう事情を抱えている人も何とか供養は出来る
 そういう役目が寺としてセーフティネットになれば」

都内の団地

家族の供養に悩む人がいました。
85歳の母と暮らす田中さん。介護士。

父親は去年1月死去。遺骨は家にありました。

自宅に遺骨を置いている家庭は首都圏で100万世帯を
超えるそうです。

墓はあるのですが…
「長男は入れるけど、父は五男なのでは入れない」
「私が買える墓を探していれてあげたい」

田中さん3人兄弟の末っ子。
たった一人の娘で溺愛されました。

「生きてるうちはうっとうしい
 うっとうしいくらい私のことが好きだった」
「亡くなると、私の方が好きだったかも知れない」

父は死後のために100万円を残してました。

葬式で頼ったのが新田僧侶。
この日は墓の相談ですが都営墓地でも145万から480万。
最低でも145万円でした。
父が残した100万円では購入出来ません。

1ヶ月後

民間の霊園を訪ねました。
納骨堂タイプの民間霊園。
60万円の納骨棚と予算内。
しかし遺骨の保管期限33年。
その後は遺骨は土に返します。
それに18万の費用がかかります。
納骨をすれば1万
お布施5万
供養の歳の会場使用料などの出費…

供養をするために費用がかさむ仕組みです。
初期投資は低いけどランニングコストが高いタイプ。

「システマチック。私や父の人生にはそぐわない」
「しっくりこないどころか違和感がある」

私もそんな仕組みだとは思いませんでした。
そうか納骨堂タイプってランニングコストが高いのか。

新田僧侶は埼玉の民間霊園にやってきました。
ここに大きなお墓を作っていました。
僧侶仲間と資金を出し合って作ったお墓。

「供養したくても出来ない人に「どうぞ入って」と」
「霊園に手伝い頂く分は負担して貰うけど2万円〜」

樹木葬タイプの合葬の墓です。
400体を中央に纏めて埋葬します。費用は2万〜4万円
コンクリートの1メートル四方のスペースに収めます。

新田僧侶は、田中さんを埼玉の霊園に案内します。
そして合葬の墓を提案しました。

「迷っちゃう。名前を入ったりは?」
「考えている途中」
「名前は欲しい…」

名前も残らず他の人と一緒は引っかかるそうです。
それを聞いた新田僧侶は更に動きます。

ビッグサイトのエンディング産業展

新田さんが足を止めたのは陶器メーカー。
ある物が目に留まりました。

宝石箱のような形で遺骨を入れる。

「お墓は外部だと思っていたのが家にも置ける。
 移動も出来る。」

遺骨を入れる小さな骨壺でした。
亡くなった人と離れたくないと手元に置いておくための物

「肌身離さず持っておけるのは良いなと」

12月6日。新田僧侶大きな荷物で田中家を訪れます。
見本市で手に入れた小さな墓と骨壺でした。

「手元に持っておける大事に出来る」
「思いを考えるとペアが良い」

合葬の墓だけじゃなくて、小さな骨壺にいれて手元に
置くという提案でした。なるほど。

田中さん
「放り投げた感じがあると思っていた。
 ちゃんと分かってますよと出来る」

1月14日埼玉の霊園に田中さんの姿がありました。

一周忌に合葬墓に入れました。
遺骨の一部は小さな骨壺で手元に置きます。

家族がそれぞれ持つそうで。
残りの遺骨は袋に詰め直してお墓に収めます。

父の死から1年区切りを付ける事が出来ました。
皆が笑顔になった田中家の墓。

これからは新田さんと僧侶仲間が毎月供養します。

納骨から1週間

骨壺を仏壇に置いてました。

「これ自体がお墓です」
「仏壇は何とも思わなかったけど、置いたら父がいる
 感じがする」

遺骨を分けて供養することをどう思う?

私なりの父の弔い方を探していた。
そのためには私が納得しないとダメだった。
私がスッキリしていると言うことは父も喜んでいるはず。
両方のためだと思います。
父のためでもあるし私たちのためでもある。


鎌倉自宅葬儀社の自宅葬

神奈川県鎌倉市。
閑静な住宅街の一軒家の東郷さん51歳独身が済んでます。

生まれたときから難聴ですが、6年母親を介護。
東郷さんは東洋医学の大学教授でしたが、半年前介護に
専念するために大学退職したそうです。

しかし2日前にかかりつけの医師から余命1週間宣告。

「母の最後の時は、素の顔で。今まで母が生きてきた
 ことを頑張ったねといいたい。
 (葬式で)よそ行きの顔をしなければならないのは
 寂しいので」

としみじみ語ってました。
そのため自宅から母を送りだしたいと考えていました。

葬式の種類

一般葬:通常のお葬式。通夜告別式があります。
家族葬:親族と親しい人だけ。通夜告別式。
一日葬:告別式のみの一日の葬式です。
直葬・火葬式:火葬のみのお別れとなります。

最近は家族葬、一日葬、直葬が多いそうです

しかしきちんと弔えなかった経験は
45.3%の人が感じてるそうです。

・初めてで何をして良いか分からない
・時間的な余裕が欲しい誰を呼べばいいか
・もう少し金をかけても・・

そこで出て来たのが家族に寄り添った葬式のタイプでした

鎌倉自宅葬儀社

6年間介護をしてきた東郷さんに別れの時が近づきます
そこにやってきた真夏に黒いベストの男性。

色々と母親のことを聴いてきます。

「家なので何か作ったりお寿司とか天ぷらじゃなくても…」
「では母が僕たちに作ってくれた料理ハヤシラシスを
 作って…」

等々。

鎌倉自宅葬儀社を運営している馬場さん34歳。

「弔う忍ぶことを中心に考えた物がひとつの葬儀に
 なるので」

と、事細かに話を聞いていました。
それぞれの家族に会った葬式の形を探してくれます。

東郷さん親子のための手作り葬式とは

鎌倉駅前に事務所がある鎌倉自宅葬儀社。
1年半前1人で起業しました。

請け負った手作り葬は30件。
問い合わせも増えているそうです。

「単に通過儀礼の葬式ではなく
 葬儀をひとつの思い出にしてもらいたい」

元々埼玉で葬儀社をやっていたそうです。
しかし両親が離婚し父親代わりの祖父が亡くなりました

「葬儀を仕切っていたから、お客さんとか寺に気を
 遣っていたので十分に祖父を弔えなくて…」

涙ながらに語ります。
その後悔したくないという自分の原点があるそうです。

お亡くなりになり…

「20時半に死亡診断書が…」

東郷さんの母親が息を引き取りました。
通夜は3日後。明日から準備となります。

好きだった和室に祭壇を構える事に。
棺の搬入口と6畳ほどの場所があれば自宅で葬式可能です

片付けの合間に見せてくれたのは。

「原爆で亡くなった母の弟の写真」

広島生まれの母は幼い頃原爆にあいまいsた。
両親弟を亡くしました、

「ひっとりぼっちの寂しいままじゃあまりにも悲しい」
「最後は母に幸せな気持ちになって貰いたい」

馬場さんは、東郷さんから想いを託されました。

事務所に戻り動き出します。

「クチナシの花は鉢植えだったり置いてあります
 季節的に難しい?」

クチナシの時期はは終わったばかりでした。
東郷さんの母親が好きな花です。

探すも鎌倉の花屋は壊滅。

自宅に戻ると
「広島をキーワードに何か出来ないか」と検索。

灯籠流しやら原爆死没者慰霊碑をヒントにします。

通夜の前日

向かったのは葉山の店でした。
季節外れのクチナシ何とか見つけたそうです。
1輪だけ咲いてます。

そのころ東郷さんは通夜に出すハヤシライスを作っていた

母から作り方を聴いて介護中に食べさせていたそうです

「母に食べて貰ったハヤシライスはこんなモンだと
 分かち合いたい」想いが込められてました。

母を失い2日。
東郷さんの時間は止まったままです。

「朝はおはようと言うし、出かけるときは出かけてくる
 ねと言うし。返事がなくても声をかけたら何か感じて
 くれるんじゃないかと」

通夜当日

祭壇や棺を家の中に運びます。

原爆で家族を失った母を弔う方法とは。

灯籠流しってあるじゃないですか
これと慰霊碑これをモチーフにした飾り付け

目指すは寂しくない葬式

原爆で亡くなった家族の写真も祭壇に飾ります。
どうやら神道らしく、神道の儀式を行いました。

ああいう風にやるんだ…

通夜には介護に携わったヘルパーがやってきました。

片付けの最中に出て来た見合い写真を見せてみたり。
「不幸の始まりだったと破棄してくれといっていた」
なんて。

馬場さんは、東郷さんに偲んで貰うため裏方に徹します
思い出のハヤシライスをよそったり。

東郷さんにも母を亡くしてからの初めての笑顔が。
そして燭台の点灯式。
原爆死没者慰霊碑をモチーフに作られたアーチ状。
灯火をたいて、母と家族の魂を送ります。

最後のお別れ…

ここで私も不意に涙が。
いや。亡くした祖父の葬式思い出しまして。
気持ち分かって思い出し涙が。

告別式

告別式も自宅です。
季節外れのクチナシを託します

準備を含めて5日間の手作り葬。
通夜と告別式で85万円でした。

馬場さんの仕事は終わりました。

東郷さんも
「うちで見送ることが出来てヘルパーさんが皆来てくれて
 母と別れて惜しんでくれたのが僕にとっても心の救い
 になりました」と。
「母も喜んでくれるだろうなと」

そして東郷さんは再び日常へ戻りました。

母の介護で離れていた学者としての活動を再開。
止まっていた時間が再開したのでした。

馬場さん
「間違いなく自宅葬をしたい人は、自宅に帰したい人は
 いるので、その人たちに知ってもらって自宅葬が当た
 り前になるようにしたい」と語っていました。


まとめ

超高齢化社会の今
亡くなる人の数は増え墓事情は厳しくなる。
どうすれば残された人が悔やむことなく大切な人との
別れを乗り越えられるのか。
これからの時代に合った供養の形を模索する形は続き
そうです。と締めくくられてました。

今日は本当に色々考えさせられました。
自分の両親が死んだときとか。
自分が死んだときとか。

そういうことも考えないとなと思う年齢なので。
色々と思う所がありました。

posted by Fuchs at 23:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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