2018年02月20日

『夢を拓く!ニッポンの島』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 日本の島で新たな物が生み出されてました
  • 塩田熟成牡蛎という牡蛎や車エビが輸出されてました
  • 島作り体験という新たな観光が始まってました


東京恵比寿のオイスターバーで牡蛎を知る

東京都恵比寿にあるレストラン

「フィッシュハウス オイスターバー」

産直に拘った牡蛎が置いてあります。
オーストラリアや、国産など。
国産の牡蛎はマガキです。
産地の海域や養殖方法作り手の思いなどで全然違う牡蛎が
出来ているそうです。

その中でひとつ珍しい牡蛎がありました。
塩田熟成牡蛎

食べやすい牡蛎です。
小粒だがコクがあって塩味もあるそうな。

瀬戸内海にある大崎上島の塩田跡。

塩を作っていた所で養殖しているそうです。
植物性のプランクトンを多く食べているらしく、縁が緑がか
っていました。

海苔っぽいと言うか後味に残るのが特徴らしいでうs。
日本でその作り方をしているのはそこしかないそうで。

塩田で育てるというのは数も出来ず。
植物性プランクトンを育てる所から行うので希少価値の
高い牡蛎となります。


広島県大崎上島のファームスズキ

絶品の牡蛎を作る瀬戸内海の島。
広島県大崎上島
人口は7700人。造船業で栄えていて、山肌にはみかん畑。
そんな島に塩田熟成牡蛎を出すレストランがあります。

ファームスズキのファーマーズキッチン

賑わう店内。お目当ては、生牡蠣。
塩田熟成牡蠣が食べ放題1時間4000円。
週末を中心に島外から多くの観光客が来ます。

ファームスズキ社長の鈴木さん41歳が経営。

「養殖場なので見学に来る。
 食べられる場所を作るのは夢のひとつだった。
 何より嬉しい」

店の隣にあるいけすが秘密基地。
そこの池で牡蛎を養殖していました

塩田跡の池

池の広さは東京ドーム2個分。
塩作りは昭和初期に途絶えていました。
鈴木さんはそこを買い取り日本で唯一塩田跡で牡蛎を養殖
しています。

塩田は海や川と隔てられていてウイルスの侵入が抑えられる
そうでして。
水深が浅く太陽光が届くので植物プランクトンが爆発的に
増えます。
餌がふんだんにある状態の為、4ヶ月で食べ頃になるという

大量の植物プランクトンを食べた牡蛎は
甘くてまろやか。濃厚な味わいになります。

鈴木さんは大卒後東京の水産商社に勤務。

買い付けで海外市場を回るなかであることに気づきます。

「世界中で牡蛎は食べられているが日本の牡蛎は食べられ
 てない。
 日本の牡蛎を海外に販売してみたい」

殻付きの牡蛎は、フランス、アメリカ産が主流。
日本はむき身用で育てられているため殻付きは出回りません
海外でも通用する殻付きガキを育てたいと31歳で起業します

養殖場として目を付けたのは、塩田跡。

「フランスで塩田の跡で牡蛎を養殖しているのを見ていて
 その牡蛎はトップブランドだった。
 塩田跡なら日本を代表するような牡蛎が作れるんじゃな
 いかと」

2011年牡蛎の養殖をスタートしました。
そして数年で最高級のフランス産に負けない牡蛎を作り
上げました。

今では年間40万個生産。
香港ロシアなどで高く評価され24万個を輸出してます。

1人で始めたファームスズキの社員は5名にまで。
更には、パート、アルバイトも雇い島の雇用に貢献。

おばちゃんが
「この年で使って貰えるのはありがたい」
なんて言ってました

その牡蛎の養殖池で新たな養殖が。

網に入っていたのは「車エビ」

丸丸太っていて美味しそうです。

「良く育ってくれました」

車エビは失われていた島の宝でした。。
昔は車エビの産地だった大崎上島。

島の高齢化で担い手が減少。えび養殖は途絶えてました。
島の人たちは車エビに強い想いを持っていました。


ファームスズキの車エビ養殖

見学客が訪れていたファームスズキ。
始まったのは、えびの収穫でした。

鈴木さんが進めていたのは、牡蛎とえびの複合養殖でした。

世界でも珍しいそうです。

牡蛎は水面で養殖しますが、えびは水底で育ちます。
生育場所が違うので同時に育てる事が出来て採算性が向上
するそうです。

客が採れたてをパクリ。

「最高です」

美味しさの秘密はえび養殖にかける拘り。

「えび養殖というとイメージするのは薬漬け。
 薬品を結構使っていると言われますが、うちでは
 有機的にえびを育てている」

通常養殖は1平方メートル30尾から40尾。
過密状態で病気になりやすいので抗生物質を使います。

鈴木さんの養殖は1平方メートルあたり7尾から8尾。
自然に近く薬品を使う必要無く、餌をふんだんに食べます

その為、天然以上に甘みが濃い丸丸太るえびが育ちます。

「ひげが長いのがうちの特徴」

密度を高くして育てるとひげが短くなるそうです。
ひげが長いというのは有機的に低密度で飼っている証。

このえびの本格出荷は2年前に開始。
値段は1kg8800円と最高級品。
贈答用に限られて販売しています。

課題は販路拡大でした。

狙いを定めていた市場は香港

「中華料理などでえびはよく使われるので一番大きな市場」「何とか切り拓きたい!」

香港に鈴木さんの姿がありました。

アバディーン魚市場

香港の台所でどんなえびが使われているか視察。

鈴木さんが目を付けたのは、予想もしてない光景でした。
日本では冷凍物しか見かけない東南アジアの養殖えびが
生きたまま大量輸入。

更にはあるえびに目が泊まります。

身が引き締まったひときわ大きなえび…

天然の香港近海産車エビ。
1kg 6000円。大きさは完全に負けてました。
値段も…。
高級レストランが買い付けるそうです。

鈴木さんの車エビは1kg7000円を考えています。
競争は激しいようです。

価格に見合う価値を見て貰えるか高級レストランを巡ります
ミシュランガイドにも乗る名店…

店の前には水槽がずらり。
採れたての高級魚ばかり。
天然車エビも人気食材のひとつ。

自慢のメニューはえびの醤油焼。
2尾2000円。
天然車エビのガーリック蒸し4尾3200円。など

料理に1日50kg近いえびが使われるそうです。

使われているエビの味を確かめた鈴木さんは
「食べ応えはあるけど、甘さがない」

日本から生きたえびをもってきていてオーナーに見て貰い
ます。

鈴木えびで同じ料理を作って貰えることに
10分後ガーリック蒸しが出来上がりました。

オーナーの反応は…

「凄く良いえびです肉質が最高」
「1kg6000円ぐらいなら買っても良い」

値段はシビアでした。
売りたい値段より10〜15%安いのです。

他のレストランでも商談不成立。
値段がネックに。

このままでは終われない!
香港の超大物に直談判します。

半年前にオープンした寿司レストラン
DAIMANZOKU

ただ者ではない女性がいました。

大手食品輸入商社を営むメイ・チョイさん
やり手の経営者。
食品の輸入販売の他スーパー飲食店など十数店を経営。

メイさんは日本食海外普及功労者として農林水産省から表彰
されるほどでした。

メイさんは日本中回ってあらゆる物を知っています。
メイさんに認めて貰えなければダメと言われる程。

ただメイさんと鈴木さんがあるのは初めてではなく。

「5年前養殖を始めた頃ファームに行った。
 彼の牡蛎は酷かった。
 小さいし身も痩せてるし見た目もダメ。
 時間の無駄だった」

凄い言われようです。
1〜3年目は買っても貰えなかったようでした。
去年からやっと買って貰えるようになったそうです。

メイさんを香港市場を切り拓く突破口としようとしてました

早速えびの味が分かる刺身で勝負。

「日本の車エビは扱ったことが無い。
 甘い、とても甘いわ。おいしい」

と味を堪能。
「このスシレストランで扱ってみても良いわよ!」

車エビに価値があると即決。
メイさんの会社と組めば流通コストが下がり、より安く提供
出来る可能性ができました。
大きな一歩を踏み出しました

「香港には中国を始め色々な人たちが観光に来る
 その人たちがエビを食べてくれて
「美味しいね」と広がれば販路が広がる」

と、夢を語っていました。


長崎県の江島

長崎県の江島
長崎県佐世保から船で2時間。
本土と五島列島の間にある島です。

島で暮らす人は124人。
近海で獲れる伊勢エビが名物です。
浜辺で聞こえるのは波の音だけという静かな島。
都会では味わえないゆったりとした時間が流れます。

そこに一昨年12月移住してきた福田さん55歳。
去年3月オープンさせたのは、江島さとや
古民家を改装した「民泊」です。

母屋は昔のそのままの作り。
離れのゲストハウスは趣向を凝らしています。

アンティークのタンスや、古い旅行鞄でクラシックな雰囲気
客をもてなします。

「まだまだ島には綺麗な浜がある」

実はこの島、父親のふるさとです。
福田さんは幼い頃夏休みを過ごした思い出の島でした。

大阪生まれの福田さん13年前離婚。
医療事務、パートをしながら女一人で2人の子供を養育。
しかし両親が相次いで他界。
江島の墓参りに来るようになるのがきっかけで移住する
ことになりました。

「帰る度に「帰ってきたね」と言ってくれた人がいなくなる
 この島が自分の宝島。夢の島のような思い出
 ここをなくしたくない」

離島の民泊に挑む拘りや都会にはないおもてなし。
行かなければ分からない魅力とは?

福田さん、自らの貯金を切り崩し、準備に2年かけました

2017年9月江島に観光客が。

福田さんの友人が和歌山からきました。

「民泊やると聞いてから江島を知った」

宿へ案内したり。
一息ついたら二人を連れ出し向かったのは、羊の牧場
荒れた土地を借りて、雑草を刈り取り開墾。
そこに羊を買い入れ観光客が餌やりを体験出来る場所に。
昼食はピザを生地作りから体験出来ます。

ピザを焼くのは本格的な石窯。釜も手作りです。

島でノンビリしながらピザが焼き上がります。
庭の畑で作ったバジルを載せれば完成。
そんな体験型の観光が出来る民泊。
宿泊代は1泊2食で7500円。

民泊のオープンから半年で56人もてなしました。
しかし島にもっと客を呼びたいと考えてました。

「年中通してここに来て楽しめるような。
 島作りも考えないとと思っている」

島は大きな問題に直面していました。

「10年もすれば島はなくなる」
「仕事もないし、人間が殆どいない」
「年寄りがボロボロ死んでいる」

かつて島には1300人ほどがいました。
過疎化が進み1/10以下に。
高齢化率63.7%で近い将来無人島になると囁かれてます。

島にはその兆候が。

整備が追いつかず道路がジャングルになってます。
砂浜には漂着ゴミだらけ。

人手が足りず片付けられないのでした。
父のふるさとの島が廃れていきます。

打つ手は!?

2017/11月

江島から船で1時間
五島列島の北部にある小値賀島。
ここに島作りのヒントを探しに来ました。

小値賀島は観光の島として毎年何万人も来ます。
何か発見があるかなと。
観光をとりまとめる担当者に案内して貰いました。

島の最北端の名所「長崎鼻」

そこは放牧場になっていて観光客の人気を集めていました。
彼方此方で写真を撮る人が

「東京から来ました。
 フェイスブックに載せたら癒やしになる」

「こういったロケーションが島ならではの風景として
 絵になる」

見ると青い海に映える黒い牛。
それが評判となり呼び込んでいました。

船着き場では、水揚げしたカワハギの網を外す作業。
漁業体験をする事が出来ます。

観光客が体験⇒漁師の人手不足も解消出来るという仕組み
夜は漁師の家に民泊しました。
一泊二食漁業体験付き8000円の民泊です。

福田さんは早速民泊の主人に相談します。

「1人では無理。1人で頑張ってるみたいだけど。
 軌道に乗れば乗るほどスタッフがいないと」

独りで島作りに奮闘してきたが、ヒントは得られたのか
江島に戻った福田さんにあイデアを聴いてみます。

「まるごと体験出来るような物を作ろうと」

客に島を体験して貰う方法とは


大学への売り込み

12月。
長崎の江島に観光客を呼び込みたい福田さんがやってきた
のは佐世保市。

長崎県立大学を訪れていました。
地域活性化対策に力を入れている所が。

「江島にも学生を送って貰えないか」

そんなことをお願いしに来たそうです。

教授も
「江島一回も行ったことが無い」

そこで、活性化を一緒にやりませんかと持ちかけます。
大学とタッグを組めれば島の知名度もあがります。

一応「学生には問いかけてみたいと思います」と返事を
貰いました。

更には長崎国際大学でも学生に直接売り込みました。

「若い人の発信力は力を持っている
 若い人に来て貰い発信して貰いたい」

1月中旬江島
大学の呼びかけに応じた6名の女子大生が来ました。
2泊3日の旅です。

見る者見る者が珍しいようです。

あの羊牧場に案内すると見晴台がありました。
頑張って作ったようです。

上がって貰うと江島の美しい風景が見れます。

そして何が始まるかと思えば…

「見えているところ全部塗って貰って」

見晴台の仕上げでした。
防腐剤を塗って貰います。
更には土台をコンクリートで固める作業まで。

まさかの土木作業でした。

島作り体験型観光

観光客に楽しみながら島作りをして貰うという。

「島は綺麗になる
 そして観光客は都会で出来ないことが出来る
 両方がメリットがある」

…? 凄い論理ですが。

島に愛着が生まれリピーターになる人もいるかも。
そんな期待もあるそうです。

記念撮影は情報発信にもなります。

これだけではありません。

海岸では学生たちは写真を撮ってましたが。

「海岸ゴミ拾い体験」

ゴミ拾いが始まりました。
一応ゴミだけじゃなく綺麗な…貝殻なども探してましたが

30分で浜辺はかなり綺麗に。

「自分の努力で綺麗になる事に感動した」

と学生は言ってました。

疲れた身体を癒やすには新鮮な海の幸。
美味しそうな料理がならんでいました。

最終日

「楽しかったもっといたかった」
「普段出来ない体験も出来た。
 もう一回休みを利用したりしてきたいと思う」

島作りを観光客に手伝って貰うというものい手応えを
感じていました。

「色々な体験が出来て、客の要望に合わせた物を作れる
 作られた島ではなく。皆が作っていける島になれば良い」

日本の離島から夢が広がります


まとめ

日本全国に6800ある離島。
豊富な海産物手つかずの自然が有り、それが知られて
いないことが分かりました。
人口減少、高齢化で廃れていきますが。
島の持つ天然資源を如何に有効活用出来るか
新たな挑戦は実を結ぶのか

と、締めくくられていました。

それよりも来週の予告が、「下町ボブスレーの真実」だった
のが気になりすぎてそちらに注目していました。

若干最後の島のやつは、他力本願だよなぁとか思っちゃい
ましたが。
お客様がそれでいいならとやかく言う必要もないですしね


posted by Fuchs at 23:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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