2018年05月08日

東京【新名所ウォーズ】〜東京ミッドタウン日比谷開業の舞台裏〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 東京ミッドタウン日比谷の開業の舞台裏について
  • 飲食店に力を入れていました
  • 謎の書店が出来てました


東京・銀座と日比谷

歩行者天国は多くの人で賑わい新名所が次々誕生。
おととしは東急プラザ銀座。
去年はギンザシックス。

街全体の集客力も高まっています。

…ギンザシックスは失敗してるという話も聞きますが。

外国人旅行者も増加してます。

山手線を挟むと日比谷エリア

日比谷公園が広がります。
周りはオフィス街のため週末は閑散としています。

「日比谷は行かない」
「日比谷公園しか頭にない」

しかし今年の春は日比谷が一変してました。
大勢の人の流れがある物に吸い寄せられる。

東京ミッドタウン日比谷

手がけたのは三井不動産。

「変わった 明るくなった」
「何も無かったけど」

都心最大級の映画館など客を呼ぶ仕掛けが沢山。

特に力を入れたのはレストラン街の充実。
60店の内半数以上が飲食店だそうです。

パリで注目のフレンチ。
NYで大人気のレストランが日本に上陸。
初出店が目白押しです。

飲食店の誘致を取り仕切った女性。
三井不動作の村田さん(38)

銀座との差別化に気を遣ったそうです。

「銀座はインバウンドの客が増えている
 人が多すぎて居心地が悪いと感じる客もいると聞いている 環境的に、日比谷公園を目の前に皇居もあるし
 ゆっくり楽しんで貰える店を意識して誘致した」

その言葉通り緑を行かした店作りをしてます。
他にはない魅力により注目のスポットとなった

仕掛けたのは、三井不動産の菰田社長。

「東京の街全体が活性化していく核となるプロジェクト
 にしたい」

このビッグプロジェクトの裏側にガイアは密着半年
日比谷にかけるひとの苦悩と挑戦を追いました


仕掛け人に問う

話題のスポットだけあり平日でも賑わうミッドタウン日比谷。

三井不動産の菰田社長が34階のオフィスフロアでお出迎え
何も無い1フロアでした。
1フロア1000坪
高さ190mで、まだオフィスが入ってないので360度見えます

銀座、銀座は高さ制限があり比較的高い建物が少ないそうで
日比谷は高さ制限がないから高いビルが作れました。

皇居外苑やら丸の内、大手町、ビジネス街が見えます。
日比谷公園、霞ヶ関も。

東京のど真ん中で立地は最高です。

日比谷はどんな街?

位置的には霞ヶ関、永田町、丸の内、銀座、有楽町
そこら辺に囲まれています。
宝塚、日生劇場とか。

「劇場に来る、帝国ホテルに泊まるなど目的を持った人が
 来ることが多くふらりと買い物する人は来なかった。
 これが出来たことで大きく人の流れが変わる」

日比谷ミッドタウンの他にない特徴とは?

日比谷は日本の近代化を象徴する町として発展。

鹿鳴館
明治時代に建てられた国際的社交場

三井財閥の経営会議で利用する場所もありました。
三井不動産にとってもゆかりの地です。

その為東京ミッドタウンの名前をつけました。

ミッドタウンと言えば六本木。
そちらも三井不動産が手がけてます。
そのノウハウを日比谷でも生かそうとしてました。

しかし不動産業界に詳しいアナリストは。

「戦いは激しい、魅力的な物を作っていると言うが
 商業店舗の構成を見ると大きな特徴が出てるとは思えない
 似たような物が多いのも事実」

東京ミッドタウン日比谷の差別化のポイントは飲食店

担当者が、多い日には1日5,6軒食べ歩き魅力的な店を
日々探して。
日本全国、アメリカ、フランス、スペインなど6つの国を
回り誘致しました。

「商業施設が増えれば競争も激しくなる
 よりよい店を誘致しないと客が来ない
 頑張ってやり続けるしかない」

その誘致した中の一軒。

東京の目黒から徒歩5分にあったモルソー
18席の小さなカジュアルフレンチレストランでした。

自家製ハンバーグとフォアグラのソテーが看板。
目当てに遠くから来る客も。
オーナーシェフは、秋元さくらさん
JALの客室乗務員から転身した変わり種。

半年かけて口説き落としたそうです。

「料理や客に対する姿勢が共感できて是非日比谷に入って
 貰いたいと思った」

秋元さんも目黒の店舗を引き払いミッドタウン日比谷に
移転することを決意しました。

「馴染みのある土地から離れるので不安と心細さがあるが
 新しい土地へ挑戦できる楽しみと
 ただのスタートとは違う意味合いで向かっていきたい」

オープンまで3ヶ月ののミッドタウン日比谷。
新しい店舗の様子を見に来た秋元氏

カウンターをメインにした店作りをしてました。
新たな店舗は日比谷公園の緑が見える抜群ロケーション
広さは4倍に。

「1階の小さい路面店ではこの景色は手に入らない」

キッチンには新品の厨房機器を導入
運営コストは目黒の店に比べて4倍…広さ4倍ですしね。
退路を断っての一世一代の大勝負です。

そこに秘密兵器が到着。
鰹節削り機業者に作って貰ったチーズ削り機

薄さ0.01mmのふわふわチーズが作れます。
薄いチーズを使った新たなメニューで勝負します。

オムレツに自家製ホワイトソースを乗せて。
極薄チーズを振りかけます

「ふわふわ雪チーズオムレツ」

それを含めたランチコースは4860円です。
日比谷での第一歩を順調に踏み出したモルソー
数ヶ月先まで予約でいっぱいだそうです。

「ここにしかないもう一つのごちそう」

それは日比谷の緑でした。
「緑が見えて美味しい食事が出来てすごく幸せ」

日比谷公園の緑を眺めながら食べる特別体験。

「緑を眺めてぼーっとしてる客を見て
 引っ越してきて良かったと思った」

小さなレストランの挑戦は上手く行きそうな雰囲気でした


とある書店の挑戦 - 有隣堂

ミッドタウン日比谷に出店を決めた有隣堂
神奈川県を中心に36店舗を展開する書店です。

書店の将来に危機感を感じているのは専務の松信氏
書店に行って見ますが…客が少ないというかいません。

書店の多くはネット通販、電子書籍で売り上げ半減

有隣堂も書籍販売は3期連続の赤字

「ちょっとの改革では立ち直れない状況」

出版不況は酷いです。
有隣堂の創業は1909年伊勢崎の小さな店からスタート。
6代続く同族経営です。

長男が3年前に専務就任しました。

三井不動産からミッドタウン日比谷に誘致を受けたのは
専務になった頃でした。

責任者になり挑戦します。

「本以外にトライ。正解が何か分からない中で色々やって
 みることだろうと」

有隣堂が入るのはミッドタウン日比谷3階
エスカレーターからすぐの場所でした。
237坪の広大空間。
三井不動産は一等地を用意してくれました。

そして紹介してくれたのが、胡散臭い…失礼。
クリエイティブディレクターの南氏

三井不動産が紹介した客を呼ぶ仕掛け人

有名ショップのデザインや演出をしてきたそうでして。
業界でも高く評価されているとのこと。

どんな書店を作るのか?

衣食住を全部入れてみて。
色々な要素を網羅しているからここに1日入れるような場所
ここを何でも揃うひとつの街にする。

…謎です。

その名も日比谷セントラルマーケット

アパレルショップ、理容室、居酒屋
9つの店舗が入ります。

本は中心部分に少しあるだけ。
テナントとして貸すのでは無く自社で運営するそうです。

目的が何かないと行けない場所ではなく
行くと何か見つかるような場所を作るのがコンセプト。

とても胡散臭いです。

有隣堂営業本部に松信専務が事業報告にやってきます。
父親の松信社長へのプレゼンです。

「理容室はワーカーや常連客を見込む」
「眼鏡は10万、20万の物を売る」

耳を傾ける社長。一言も喋りません。

そして「分からん」

「日比谷の立地はギンザシックスと比べると相当落ちる
 銀座通りから比べると相当落ちる立地と思わないと
 いけない。こういう世界観と合うのかどうか?」

「開けてみないと分からない」

初期投資は2億円。
有隣堂の営業利益の6割です。
さらに南氏への報酬も発生。

「南さんの言うことを聞いて売れなかったらうちの責任
 だろう。方向性が間違っているとか嫌だと言えない
 立場でしょ?

「言える。言えるけど言いません
 最初に決めた通り、三井不動産と南氏と心中する」

失敗は許されません。
すごく騙されてる気がするんですけどねぇ。

南さんに連れられてやってきたのが、窯元
大谷焼 230年の歴史を持つ伝統工芸ですが。
居酒屋で使う食器を特注してました。

東京台東区の理容室備品問屋…
昭和に製造した日用品やレトロドライヤー
年代物の櫛、旧型のバリカンなど
松信さんは南氏に言われるがまま購入してました。

アメリカのロサンゼルスでも次々に購入します。
ハーマンミラーのアンティーク家具など。

謎の物を次々仕入れます。
店で売るそうです。
あれもこれも仕入れて、書店でどう売るのか

何かすごく騙されてる感が…恐ろしい
南さんのうさんくささがすごいからなぁ…
なんて見ながら思ってました。

2月16日…オープンまで1ヶ月半
松信さんが確認しに行くと店内はがらんどう。
工事が遅れていました。

遅れの理由

施工業者に南氏から変更の指示が相次いでいたから

細かい場所まであれこれ変更しろと来ているらしく。
工事が大幅に遅延。
更に費用も7000万円増加してました。

「7000万円あれば書店が1店舗作れる。葛藤です」

「口出しをすればするほど南さんにお願いすする趣旨が減る
 ビジネスとしてリスクを背負ってやるのは我々」

口を出すのか出さざるべきか…結局何も言いませんでした

オープンまで12日
松信氏も先頭で準備をします。。

「こんな展開は予想してなかった」

「本以外の分野となったときにノウハウが無い。
 南貴之の世界観を出すのがポイント
 私たちを含めた外部は口を出すべきじゃない」

何でこうも盲目的に信用できるのかが分かりませんが。
最初だけだと思うんですよね。こういう店舗。

書店が口を出さない書店が出来ました。

いきなりお洒落なメガネ屋さんが鎮座。
ディスプレイも綺麗。
懐かしい理髪店も。

アパレル雑貨店やバーカウンター、居酒屋が。

コンセプトは
「どこの店でも国でもない。
 いつの時代でもない人の集まる場所」

1日いて楽しんで貰える場所にしたそうです。

さて書籍は…中心部に少しだけ。
開店に係わった10人がそれぞれ選書して揃えてましおた。

思い切った開発展開として不安は?

「今までの商売を続ける事の方が不安
 新しい事へ挑戦する不安はなかった
 新しい物が生まれる
 新し書店の形が掴めるかも知れないという楽しみ」

老舗書店が仕掛けた型破りな書店はどう受け止められるか

オープン

3階に客が沢山…だが全ての客が逆方向へ。
映画館やレストラン街に流れてピンチを迎えます
昼過ぎ有楽町駅でティッシュ配りをするハメに

イラスト付きで描かれていrうセントラルマーケットの内容

普通だと受け取って貰えないが
ミッドタウンは知名度抜群受け取って貰えました。

「館の力を借りないとどんな商売も厳しい」

1時間ほどティッシュ配りしてマーケットに戻ると
客が流れてきてました。
皆興味津々

居酒屋も連日大盛況でした。

一番人気は、鶏の唐揚げ756円。
徳島で仕入れた大谷焼に盛られてます

この居酒屋代々木上原の人気店がプロデュースしてます。

「オフィス街のイメージが強かったので
 日比谷が楽しめる場所になった」

と、評判もそこそこ。

本業の本は…?

そこまで売れてる雰囲気はありませんが。
買って貰えてました。

4月の売り上げ5500万円 目標を達成。
投資も回収出来そうとのこと。

社長も見に来まして小言は言いますが顔には笑みが。

「いままでも出店やってきたけど
 口ださなかったのはこれがはじめて。
 専務任せにした。
 ここまででかかったけどグッと堪えて。
 もう若い人に任せていかないとね」

会社の未来のため思い切ったチャレンジ

挑戦して良かった?

良かった
挑戦する気持ちは既存店や作る、新しい店に生かして
いかないといけない。その為にやってきた


三井不動産の野望

ミッドタウン日比谷を開発した三井不動産

更なる野望を抱いていた。

東京ミッドタウン日比谷は開業一ヶ月で310万人
初年度目標1200万人の1/4がいました。

三井不動産はミッドタウン日比谷に隣接する
帝国ホテルの筆頭株主になっていた。
さらに隣接するオフィスビルも3月に取得

この日比谷エリアをまとめて再開発することを考えてました

ミッドタウン日比谷の成功は第一歩です。

菰田社長
「どういう施設でもも開業景気はある
 来た人には実力を評価して貰い繰り返し来て貰えるような
 魅力ある施設にすることが大事。」と語ってました

まとめ

ミッドタウン日比谷の誕生で日比谷の街にも新たな賑わい
ここから見える大手町大規模な再開発の渋谷など
新名所を作る動きは加速
新しいランドマークを作るだけではなく
魅力を発信しつづけられるかはこれからにかかっている
と締めくくられてました。

有隣堂の専務が騙されてる感が強すぎて不安になりました




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posted by Fuchs at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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