2018年07月31日

『【奇跡の糸】が世界を変える』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 奇跡の糸と呼ばれる繊維を作った会社の話
  • ミツフジの銀コーティングの糸のシャツが大活躍
  • 人の命や見守りなどに活用されてました


猛暑に襲われる日本列島

京都では気温38度超えの連続記録を更新。
7日連続とか。

意外な繁盛店がありました。銭湯
平日の昼間から湯船は賑わってました。
人気の秘密は水風呂

仕事の合間に涼みに来る人もいました

「昼間に汗掻いたのでスッキリさせて打ち合わせに行きます」

その銭湯の裏側では過酷な作業が…

昔ながらの風呂焚き

例年以上にキツイようです。

「冗談抜きで暑い。倒れかけてます」

熱中症の危険は建設現場でも高まってます。

人手不足で作業員の高齢化。
五輪控えての建設ラッシュ…猛暑。
熱中症対策は待ったなしです。

そんな建設現場にYシャツ姿の男性が来ました。

作業員に話を聞いてみました

熱中症対策で心がけてることは?

「睡眠時間取ることとと朝食。それでも熱中症になりました」
「最初に来る症状はしびれ。身体をねじるときに筋肉が
 つってけいれんが出る」

話を聞いていたのはミツフジ株式会社の社長
三寺さん。

特殊なシャツを作ろうとしていました。
秘密兵器は銀メッキ繊維。

三寺さんは炎天下の体調管理が出来ないかを考えていました。

「暑かったり過酷な環境が毎日続くと自分で判断しても
 間違うことがある」

救急搬送患者43,813名(7/22現在)
去年よりも多いです。

熱中症対策はどうしたらよいのか
かつて無い猛暑に戦いを挑みます


ミツフジ株式会社の銀メッキ繊維

画期的な繊維を作った会社にやってきた江口さん。

ミツフジ株式会社社長は三寺氏です。

「ナイロンの糸の上に銀をメッキしている
 細い糸の全てに銀のメッキが施されている」

例えば靴下めくると足の裏の所に銀の糸が入っています。

「銀は抗菌防臭効果があると言われてます。
 銀イオンが出て殺菌することで抗菌できる」
「一週間くらいこの靴下穿いても匂いがしない」

そりゃすごい…

「サポーターの裏に銀が入っている。
 金属なので熱伝導性があり放熱していく。
 身体の熱を放出して冷やしてくれる」

触っても感触は分からないそうです。

更には静電気を防止したり。
銀メッキ繊維の糸が格子状に入っていて身体の電気を
放電してくれるそうな。

電気が通るという実験をすると見事豆電球がついたり。
銀メッキ繊維は電気が通ります。

今の時代に合った開発をするため銀メッキの量を昔の2倍に
してるそうで高い導電性を確保しています。

更にお洗濯しても剥がれないような洗濯耐久性をつけました
家庭で洗濯できるぐらいになりました。

そんな銀繊維を開発したのは

銀メッキ繊維の製造販売のミツフジ

千代田区にあります。
1956年創業従業員43名の会社です。

3代目社長の三寺氏41歳
今年経済誌の表紙も飾った若手経営者。

ミツフジの銀メッキ繊維世界15ヶ国で販売。
業績を伸ばしています。

銀メッキ繊維とは髪の毛の太さの1/5の糸に銀をコーティ
ングしたもの。

他社製品では表面がでこぼこですが。
ミツフジは一本一本綺麗にコーティングされています。
このため導電性に優れてます。

「同じ性能値をどの糸のどの部分を使っても出すというのが
 重要技術。銀の量、薬品の量を変えるとか職人技で
 ノウハウとして持っている」

そのミツフジがある特殊なシャツを開発しました。

秘密は裏側の色が違う部分。
銀メッキ繊維で作られた電極でした。
伸びる電極は他では出来ない技術です。

電極を通して身体の情報が得られる

シャツ型ウエアラブル端末

三寺氏が自慢のシャツを手に、ある人を待っていた

WBA世界ミドル級王者村田諒太氏

今年4月初防衛した人です。
次の試合に向けてシャツ型ウェアラブル端末を取り入れました。

「全然違和感無い。普段着てる服と変わりが無い」

トレーニング開始します。
そのすぐ側でスマホをチェックします。
皆で心拍数を見ていました。

血液を送り出す心臓は電気信号で動きます。
その電気信号を銀メッキ繊維が探知して発信器からスマホへ
心拍数などの情報から身体の状態を捉える事が出来ます。

「コンディションは目に見えない。気分から来る疲れなの
 か、身体の疲れなのか可視化できない。可視化できるよ
 うになれば今は休むべきとかトレーニングが変わる」
と、チャンピオン。

データを分析した結果

「村田選手は理論上は心拍数180−190までいける
 まだ144なので余裕が見られる!」

と指摘したら。

「今は追い込む練習ではないので」と返されます。

練習内容と一致してたことは証明されました。
別のデータに話が移ります。

「ストレス指数とかと比較していくと…」
「ストレス指数も測れるんですか?」

心電波形から導きだすそうで、心臓が収縮する間隔から
身体の緊張(ストレス)を分析します。

「村田さんがトレーニングを始めたとき強いストレスを
 感じていた」

思わぬカウンターパンチ…思い当たることがあったようです

「受験講座や!娘の受験の面接講座があって…」

そんなストレスも分かるようです。
かなり顕著だったよう。
世界王者にクリーンヒットしました。


ミツフジの糸づくり

京都にルーツがあるミツフジ

そこに信頼を置く銀メッキ繊維の専門家がいました。

二代目社長の父70歳

「導電性は銀のメッキ量によって違う
 表面積の厚みが何ミクロンかこれが一番大きい!」

根っからの技術者のようです。

ミツフジは西陣織帯工場として操業。
二代目は時間を見つけては親戚の工場で原点に立ち返るそうで。

「西陣折り見てると自然と糸の知識が身につく」

1980年代。繊維産業の拠点が海外に移り苦境に。
活路を求めた二代目はアメリカの銀メッキ製造会社と提携
オリジナルの銀メッキ繊維を作り上げます。

日本初の銀メッキ繊維を使った抗菌靴下を作りました

「売れないと言うことは無いという思い込みが強いから出
 来た。1年に5000万投資した。20年続けて財産が皆飛んだ」
それによりミツフジの財産は生まれました。
しかし2012年三代目三寺さんに父から思わぬ知らせが。

「今月資金面で助けがないと会社が倒産する」
「もうこの糸やこの仕事は駄目だ」

工場や事務所を失った事に悔しいという気持ちがないのが
三代目は悔しかったそうで。

「なんでもう一回挑戦しないのだと思って悔しくて涙が
 止まらなかった」

三寺さんは2014年IT企業を辞めて会社を継ぎました。
給料もなく貯金を切り崩したそうです。

銀メッキ繊維を売るには新たな市場開拓が必要!

そう思い父に相談しますが。

「昔ながらのやり方でやれ」と押しつけられたそうです。
大げんかになったそうですが。
反対を押し切ってウエアラブル端末の開発に着手。
2016年シャツ型ウエアラブル端末を発表しました。

「彼はどうやってマーケットを広げるか、物づくりだけで
 はダメというのは彼の考え方。仲悪いですからねここ」

と二代目。
しかし今では国内海外から問い合わせ殺到。
売り上げはこの4年で10倍以上。急成長してました。
毎日10-15軒の問い合わせがきて半年で2000軒弱ぐらい。

ウエアラブル端末には、医療現場でも大きな可能性を見い
だしてました。

「着るだけで身体のデータが取れる事に期待をかけている」

「24時間何日間か計って貰うとどういうときに不整脈が
 おきてどうだったかわかる。これだったら自由にいつでも
 検査して貰える」

そのミツフジjに助けを求めに着た企業がありました。

「現場のニーズとしては夏場の体調不良、熱中症に代表され
 る症状が一番問題」
「仕事に支障がでる体調不良を検知できるとありがたい」

前田建設工業担当者でした。
ミツフジシャツで従業員の体調管理をしたいと考えてました

茨城県取手市

350人が働くゼネコン前田建設の建設現場。
他の職種に比べ熱中症死亡者が多いのが建設業です。
危険と隣り合わせ。

休憩所では休めるスペースに冷房を整えた空間を確保
飴を置いて対策をしていました。

そんな風に熱中症対策を打ってきましたが防ぐのは難しく。

「熱中症というのは個人の体調のことだと思う」
「これがやっぱりどうしても聞き取れない口で言っても
 おさえられない」
「外から見ても分からないというのは身体の状態を見て
 あげる物があればよりよいですね」

ということで、ウエアラブル端末に期待が高まります。

北九州市産業医科大学

特別施設を訪ねました。

人工気候室

温度や湿度をコントロールして様々な気候を作り出せる場所

真夏の8月の暑い日とか(35度の50%設定)
熱中症を起こしやすい環境です。

体を動かすと心臓の動きにどんなのが起こるのかウェアラ
ブル端末でデータを取ることに。
深部体温も計測します。

体調変化の兆候を探りつつ実験初めて1時間。、

深部体温38度に上昇しました。
38.5度になると熱中症の基準なので実験中止です。
徐々に上がってきてるので今後のリスクがこれで予測できる

熱中症直前の状態のデータを取ることが出来ました。

予期せぬトラブル

休憩前に比べるとノイズが入るようになりました。

汗かな?
ウエアの問題かも…

ウエアラブル端末のデータが乱れてました。
原因は電極のズレ

運動中にズレたようです。
「心拍は動いた状態でも取れるようにすることが非常に大事」

まさかのトラブルでした。
解決策は見つかるか

石川県かほく市

三寺親子が訪ねた町工場がありました。

竹中繊維

父の頃から長年付き合いがある会社。
得意とするのは伸縮性のある生地です。
銀メッキ繊維の電極を作ってきました。

そこに相談です。

「綺麗にデータを取りながら激しい動きにも対策できる
 電極の作り方を相談したい」

「これだけ伸びていても体動でズレちゃう?」

一体化がメリットだけどデメリットになったようです。

改善案をイラストで描きました。
形としてはあまり無いようです。

「非常に上手いアイデア」
「考えになかったその考え方」

従来の発想を覆すアイデアでした。

東京千代田区ミツフジ本社で驚きの提案をします。

「量産を準備してたけどそれを止めて新しいサンプルを
 検討したい!!」

10万着の生産を中止

改良版の生産に変更することに。

「注文する直前ですからね。今回はその会議でした量産
 決定会議」

「こういう拘りの所は諦めちゃ行けない」と社長。
「すごく酷いこと言うけど。2週間でやりたい」
無茶振りする社長。


試作品作りにかけられるのは2週間
三寺さんギリギリの決断でした。

早速制作スタート。
社員自ら確認繰り返します。改善できるのか?

7月下旬茨城県取手市

建設現場に新しいウエアが届きました。
熱中症の経験のある作業員も試します

改良型ウエアラブル端末は変えられてました
電極部分は伸縮性がある一方激しい運動でズレてました。
しかし新しいウェアは電極部分だけ伸縮性の低い素材にした
電極を固定したのです。

気温35.8度暑さは厳重警戒レベルのなか検証開始。
現場を走り回る作業員…データは取れてるのか?

データに乱れがないことを確認した

着心地も悪くなかったようです。

そんな中三寺さん気になる人がいました。

現場の最高齢68歳小泉さん。

「しんどいとかある?」
「昨日とと大して変わらない。
 でも階段上がったりするときつくなる」

スマホの表示に工夫してました。
今までの実験で得た結果を基に自分の健康を確認出来る
ようになってました。
体調指数が高いと調子良好。
低いと赤く変化し休息を取るよう促します。

現場監督は

「休めよと言っても休まないひとは休まない。
 数値がこれだけ出てるから休ませる事を納得させやすい。
 これはいいかもしれない」
「デジタル指数で分かれば現場としては助かる」

評価は上々でした。

ウエアラブルによる体調管理に新たな可能性が見えました。


見守りにも活用

福島県川俣町人口13000人
福島第一原発の事故で一部が避難指示区域に。
震災から7年経っても若い世代が戻ってません。
高齢化率は4割
お年寄り世代が多く見守りが深刻な課題でした。

今は様々な見守りサービスがあります。

センサー設置して倒れたりしたら駆けつけるサービス。
ALSOKなどがやってます。
ガスなどを使ったら安否を伝えてくれるサービスや。
時計リストバンドから身体の状態を読み取るウエアラブル
端末など。

見守り市場は2014年142億円でしたが。
2025年には227億円規模になりそうだとのこと。

成長著しい見守り市場ですがミツフジがある取り組みを開始

深刻な高齢化に悩まされていた福島川俣町山木屋地区
2017年3月に避難指示区域が解除されました。

渡邊さん夫婦は2人暮らし。
夫は体調を崩しがちでした。
もともと元気で医者にかかることはなかったそうですが。
避難中に弱ってしまったとのこと。

「ストレスとかいろいろなものがありますからね」

ウエアラブル端末を高齢者の見守りに活用したいと考えて
いました

「どういうサービスがあれば山木屋地区のお役に立つかを
 考えたい」

「そういうものを必要としている山木屋は」と賛同。

隣の家は引っ越したまま周囲に住んでる人もいないそうで。

「叫んだところでどこにも通じない」と奥さん。
住民の多くが同じような状況でした。

7月上旬着用試験が開始。
妻が夫の農作業中の心拍数を眺めてました。

「いつもからみるとちょっと高くなってるから休みたい
 時間になってるのかな…」

もう一家族も参加してました。
趣味の卓球をしながら心拍数を確認。
スマホを使うのはこの日が初めての奥さん

「割と簡単だった!」と使いこなしてました。

東京千代田区では送られてきたデータをチェック。
遠くに住む家族もチェック出来るようにするそうです。
転倒したら家族に連絡が行くサービスも盛り込みあす

7月下旬福島山木屋地区。

「離れて暮らしてるので元気かなと子供の気持ちで作ってる
 ので」と、社長の三寺さん。

「本当に見守りして貰ってるって感じがするね」

地元の人々の間で広まってきた見守りサービスでした。


もう一つ実現させたいプロジェクト

ミツフジ福島工場の建設。
今年8月稼働予定です。
将来的には50人の雇用を生み出し若者を呼び戻す計画。
銀メッキに糸から服になるまで工程が全部ある。
出来上がった服の効果を確かめるラボとか色々機能が入る

地元企業のスペース

挑戦したいけど場所も無い人もいないと悩んでると思うが
私たちが部屋を提供して一緒に作りましょうと実現させる

かつては絹織物の一大生産地だった川俣町。
織物工場じゃ最盛期200軒以上 今では5軒。

三寺さんは銀メッキ繊維で地域再生し再び繊維の街として
盛り立てようと考えてました。
新たな挑戦が始まります。

「必ずミツフジの工場を作って物づくりでもう一度挑戦
 すると思ってきた。
 川俣町の織物産業を復興したいという想いと私たちの
 気持ちが相通ずる物がある。
 培ってきたい技術を使い新しい時代に挑戦していきたい」

と社長が語ってました


まとめ

かつて抗菌などの用途が主だった銀メッキ。
今はウエアラブル端末で活用が始まっていた。
銀メッキ繊維を通して健康状態を把握することで病気の
前兆を察知するなど命を救える技術。
さまざまな可能性を秘めた銀メッキ繊維は今後も注目です
と、締めくくられてました




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posted by Fuchs at 23:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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