2018年08月28日

『独占!復活のシャープ』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 復活のシャープの話題
  • ホットクックを普及させようと頑張ってました
  • 海外販売の増加を目指して地道な戦いをしてました


シャープの復活

大阪長居のセレッソ大阪のセレモニー。
エンブレムと共に描かれていた文字は「SHARP」
場内の至る所にシャープ。
Jリーグとスポンサー契約を結んでました。

昨年度(2018年3月)は702億円の黒字となりました。
急速に業績回復しています。
利益拡大に向けて新たな手を打っています。

新商品発表会

「現在1800万頭以上の犬と猫が飼育されています
 今回ペット事業へ参入します」と専務。

大手家電メーカーで初めてペット事業への進出を発表

第一弾は猫のトイレ
ペットケアモニター

猫の健康状態を24時間モニタリングする家電です。
トイレはそのまま複数のセンサーとかを内蔵した機械と
繋がっていて。用を足す度に体重や尿の量をなどを
スマホに通知します。
更に人工知能で解析して飼い主へ異変を知らせます。
病気の予兆などです。

価格は24,800円。3万台の発売を目指します。

(ペット事業は)
「2020年度に100億円の売り上げ規模に持って行くのが目標」

ペットケアモニターは鳥取大学との産学連携で開発。
専門家たちはペットの先の巨大市場を見据えてます

「画期的だと思う。世界にない。
 獣医の中で積み重ねた技術が人に応用できれば良いこと」

健康データの解析技術が進めば人間への応用も可能。
大きな可能性を秘めていました。


シャープの来年度目標

7月下旬。大阪八尾市のシャープ。
社員に来年度目標が示されます。

「新たな市場に入るのであれば市場を変える。
 ゲームチェンジが出来る商品作りをしませんか」

そして売上高3兆2500億円を目指すことが発表されました。

2019年は人工知能やインターネットがメインとなるようです。
シャープは…
「2014年度後半に入り厳しさを増している」
元社長がそう語っているぐらい厳しい状況へ陥りました。

ガイアも3年前経営再建に苦しんでいるシャープを取材。
現場社員に密着してました。

独占取材!シャープ危機・・・再生の闘い』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜:http://r-ryuga.sblo.jp/article/139642617.html



そして2016年8月台湾の鴻海精密工業の傘下に。
自力経営再建を断念しました。

「私はシャープへのサポートを約束します」
と語る鴻海の社長。

「シャープが今後100年でイノベーションを重ね世界市場で
 成功できるようにする」

鴻海精密工業

アップルなど大手企業の受託製造で成長した企業

シャープ再建のため社長として送り込んだのが
戴正呉氏でした。

鴻海の傘下で経営再建のシャープ。
ガイアは2年に渡り取材

シャープに入り一番変えたい部分は

「技術者は頑張ってる技術もある。
 毎日一生懸命頑張っている。でも何故かこういう実績。
 これはリーダシップの問題。
 すぐ黒字になる」

その言葉の通り就任後すぐに黒字化させました。

シャープの社内文書

社員向けメッセージにはこんなタイトルが。

  • ビジネスプロセスを抜本的に見直す
  • コスト意識を大幅に高める
  • 信賞必罰の人事を徹底する


十分な成果を出せない場合にはマネージャは降格も辞さない
という、社員に厳しい方針を徹底する社長。
その一方で側近の一人長谷川専務は意外な一面も紹介。

「移動するときはビジネスを使わずエコノミー。
 そしてシャープに来てから寮生活。
 シャープの社員寮に社長が住むなんて無かった」

社長が社員寮に住んでるそうです。
社員に厳しい姿勢を求め、自分も実践してました。

すごいな…この社長。

「シャープの企業価値が上がることにより鴻海の収益が
 上がるイコールだと。
 シャープの利益を一番に考え鴻海と話をされる」

外国人経営者の元で生まれ変わったシャープが向かう道は。

家電の枠を飛び越えて異業種へ
これまでに無いサービスの開発が始まった
目指すは海外市場の売り上げ拡大

どん底から反撃の狼煙が上がりました


目の付け所がシャープ

液晶付き電卓
ワープロ「書院」
ザウルス(電子手帳)はモバイル情報機器の先駆け。
話題の商品を作り続け。

初代液晶テレビ「アクオス」も製造。
亀山工場が稼働開始 2004年。
世界の亀山ブランドで売り上げ躍進しましたが。
韓国メーカーとの液晶パネル競争で負けてしまい。
赤字に転落。

2015年までに6200人の人員削減を行いましたが。
2015年度に1600億円の赤字。
鴻海精密工業の傘下に入ります

すると状況は一変。2016年度に黒字化。V字回復で。
そんな台湾企業で復活を遂げたシャープの舞台裏を
ガイアのカメラが追いました


ヘルシオホットクックのモデルチェンジ

6月12日八尾市のシャープ開発拠点。
7月下旬にモデルチェンジする新商品の勉強会が開催。

ヘルシオホットクックという自動調理鍋です。
10万台以上売れてるヒット商品。
食材と調味料を入れるだけで料理が出来るというもの。
忙しい主婦の味方です。

1時間で野菜の水分だけで出来た無水カレーなんてのが
作れたりするようです。

放置だけで調理する仕組みは混ぜ棒でした。
加熱しながらかき混ぜるので焦げ付くのを防ぎます。

開発統括は田村氏。
営業チームに戦略をぶち上げます。

「今年はホットクックを必需品にしていく年」
「炊飯器、電子レンジ皆持っている。
 その次の商品に持って行く。必需品に!」

モデルチェンジを機に普及を図りたい考え。
その取り組みが始まっていました。

「ホットクックは鍋代わりで、ほったらかし。
 炊飯器のような頻度で使って貰う機械になりつつある。
 これに食材も伴えば完全に必需品になる」

「ボタン押すだけで出来る。
 下ごしらえもカット済みだったりすればいらない。
 ストレートに押して貰うような者を用意できれば」

提案されたのは自動調理鍋を使った食材提供サービス。
ホットクックはインターネットに接続していて。IoT対応。

ネットからメニューを選び食材を選ぶと、食材が配送。
調理プログラムもネットを通じてホットクックに
ダウンロード。
スイッチひとつで料理が出来る仕組みです。

これまで、白物家電のハードを売る商売でしたが。
それだけがメインでは収益やブランドを上げるのは限界
ということで、ハード売りだけではなくサービスも提供
表裏一体でやっていく時代が来てるとのことでした。

サービスも提供して利益を得る

鴻海の傘下に入ってからビジネスそのものを変えるように
求められているようです。

自動調理鍋食材サービスを担当するのは千葉幕張にいる
本谷さん(IoT事業部)

新規事業に力が注がれる中サービスの開発を一手に任され
ていました。

「分からない事は沢山。色々な人に意見を聞いて
 シャープついてのやり方ノウハウを貯めていく必要がある」

食材開発チームのメンバーを集めての会議。

「肉じゃがは定番キット。肉じゃがは外せない」

画面に出ていたのはホットクックを使っている客が
何を作っているかを示した者
膨大なデータが蓄積されていました。

ネットに繋がると夕飯までばれますか。

食材サービスでどんな料理を提供するべきかをデータから
ひもといてました。

「かぼちゃの煮物は流石にキットを買おうとは思わない」
「食材1個だから」

なるほど。確かに。

「多分キットで買いたいのって何種類も具材があり
 自分で揃えて準備するのが面倒なものをやって欲しい」

「全体的な傾向として夜率が高くて
 メインで使われているのは夜」

複数の食材を使う夕飯をターゲットにしました。
早速テストキッチンでメニューの試作。

食材提供の提携先は「タイヘイ」という企業。
工場でカット済み。調味料も計測済みという商品です。

ラタトゥイユに、麻婆茄子
食材の種類が多く時間と手間がかかる料理ばかり準備。
プログラミングの料理を試食して貰います

「じゃが芋が煮崩れてる…味が濃い」
「たまねぎ白いままで残ってるのが残念」

肉じゃがや牛肉のトマト煮もダメ。
厳しい評価でした。

「タマネギが多かった…もう少しバランス変えた方が」
「しめじがしっかり入ってる方が美味しそうに見える」
「モードを変えたら解決できる?」
「煮詰まりが…」

具材の量、加熱時間、調味料で大きく変わります。
試行錯誤が続いていました。

更にはハードの自動調理鍋の生産で鴻海との対決が。

コストが目標に達してない

初代のモデルはシャープの設計で日本生産。
コストを下げて普及させる価格にするには、海外生産へ

今回開発の商品は鴻海と合作です。
鴻海の中国エンタイ工場で生産します。

開発統括の田村氏と鴻海中国工場スタッフのバトル開始。

「集まって貰ったのは、鴻海とシャープで1年合作の
 ホットクック頑張ってやってきたが
 肝心のコストがまだ目標に達してない」

国内生産に比べ15%のコストダウンを目標

これが達成出来ていません。

「これは鴻海とシャープで設計そのものを工夫した」

と部品を見せます。

「大きいのが元々シャープで設計した部品。合作は小型にした
 見るからに面積違う。小型にできてる。
 なのに2.3%しかコストが下がってない」

改良前に加え加工の手間と金属を減らしたが…
コストカットに繋がりませんでした。

理由は
「材料は小さくなってるけど中国の人件費は上がってます
 コストは材料の寸法に比例しない」

こうした会議が生産始まってからも続いてるそうです。
コスト削減は厳しくなっているもようです。

「交渉じゃない。あくまで鴻海のグループの中でシャープ
 と一緒にやってる。協業
「今ままで想像できなかったけど一生懸命鴻海がシャープ
 をサポートしている」

シャープは白物家電の国内生産から完全撤退
八尾工場の冷蔵庫生産も海外移転します。

シャープは以前商品開発から生産までを一貫して日本で
やってきましたが海外に移すことで商品開発を主力とする
ことになりました。

メイドインジャパンからの脱却です。

東京芝浦では、食材サービスの開発を続ける本谷さん。
パワーママプロジェクトという働く母の活動支援団体と会議

ネットで注文した食材が届いたという想定で試して貰って
ました。

「無添加のつゆを入れて蓋してボタンを押すだけ」

「ルンバに近い」
「ぴってやるだけで全部やるのとこれはすごく近い」
「ワンボタンで行けるなら救われる」

高い評価を貰ってました。

ヘルシオデリデイリーコース
秋にもサービス開始予定だそうです。
サービスの開発は急ピッチでした。

「シャープとしての事業モデルを新しい物を創出していく
 ことが大事だし、客からの評価を見ても可能性があるな
 と思ってる。
 しっかり可能性を大事にして次に繋げていきたい」

と、サービスにも力が入りそうです


海外売り上げ高を増大させる

タイバンコクで
日本や東南アジア各国からシャープ社員が集まる会議が。

戴正呉社長が登場。

「ASEANはシャープにとってとても重要
 ブランドイメージの立て直しを最優先に進めて下さい」
 この目標は全ての国が達成しなくてはなりません」

東南アジアは社長も重点的に考えている地区。

そして海外販売比率を8割以上を目標
と掲げています。

家電メーカー世界シェアトップ10

ハイアール(14.2%)中国
ワールプール(11.5%)アメリカ
美的集団(中国)
ロバートボッシュ(ドイツ)
LG(韓国)
サムスン(カンコク)
などなどがきて、8位にやっとパナソニック(日本)が
出てくる程落ちぶれてます。
そして10位に鴻海がいます。

そこからの逆転を狙います。

インドネシア・ジャカルタ

白物家電普及率3割。未開拓巨大市場です。
この国を任されているのはシャープインドネシア社長の
寺岡氏51歳

インドネシアでは小さな家電量販店が種類
個人経営の店が売り上げの8割だそうです。

そんな個人経営の店へやってきたインドネシアの社長
「ディスプレーを綺麗にしましょう全部」

部下たちが掃除を始めました。
拭いてるのはサムスンの洗濯機、東芝、LG
ライバルメーカーもピカピカに。

それらが全部掃除終わったら、洗濯機を店の奥にずらします
そしてスペースが出来た一番前にシャープの洗濯機を配置。

一番目立つ特等席で気づいて貰う作戦です。

「店全体を綺麗にするとディーラーが信頼してくれる。
 隙を見て商品を入れ替えることが出来る。
 こういうのが効く」

こういう地道な作戦によりシャープインドネシアは
洗濯機・冷蔵庫・エアコン・テレビなどでトップシェア

新たな経営方針ででは更なる高い目標が課せられます。

「インドネシアは2億6500万人の人口
 潜在需要があると指示がある。
 売り上げ有言実行が今までのシャープ以上にある」


寺岡さんは9年前にインドネシアに赴任。
会社が変わり駐在制度がなくなったので出張扱いに
ホテル暮らしとなったようです。
20人以上いた日本人部下も1/3

「良かったらあげる悪かったら落とす」

社長と副社長の名刺を持ってました。
売り上げが落ちたことが原因で副社長へ降格されたのです

成果を出せ無ければ降格も辞さない

「もう1回復活させて貰ったからそれに伴うような結果
 プロセスを残していかないといけない」

と、インドネシアの社長も気を引き締めてました。

インドネシア・カラワン工場

テレビ・洗濯機・冷蔵庫などを1日1万台以上製造。

売り上げ拡大の秘策

工場のプロセスを確認して貰った証明書がありました。

全ての材料がハラルの適合を受けている

冷蔵庫にはあるステッカーが貼られていました。

ハラル認証

ハラルはイスラム教の戒律に適合していることを証明します

食品にもつけられているが、間接的に食べ物を保存したり
加工したりこういった者もハラル認証の対象になるそうで

冷蔵庫は食品を保存する者
二次的にハラルの認証をを受ける物と判断し申請した

イスラム教ではアルコールが禁止。
製品を清掃するために特殊液体を開発したそうです。

インドネシアの人口の9割のイスラム教徒。

ハラル認証はシャープが家電製品で初めて取得

新商品のインドネシア洗濯機にはHIJABモード

ヒジャブはイスラム女性の頭や顔を隠す布。
ヒジャブを炒めないように、優しく洗う特別なモードです

3時間洗濯した布を比べると
通常の洗濯機では意図がほつれているが
ヒジャブモードの洗濯機ではほつれがありません。

オンオフのタイミングを変えているだけなので特に
金は掛かってないそうです。

家電の普及率が低いインドネシアでは低価格製品を
いかに差別化するかがポイント。

こういうのをローカルフィットというそう。
販売促進の武器に使います。

インドネシアジャカルタのホテル
そこに寺岡氏。

待っていたのは大勢のスタッフ

ATOM隊です。
AttackTeamMarketだそうです。

販売店指導の営業部隊。
高度成長期の日本でのやりかただそうです。

「日本とインドネシアは故国を結んで60周年
 日本企業なので私たちも60周年記念に参加する。」

日本とインドネシアは国交60周年
便乗して全国の販売店を巻き込んだキャンペーンです。

「シャープにはハラルの冷蔵庫があります。
 それからヒジャブ洗濯機」

シャープはイスラム教徒向け商品にちからを入れてました。

「イスラム教徒ハラル製品が欲しい」


ハラル冷蔵庫と洗濯機
今年発売したローカルフィット商品です。

8月3日
寺岡氏が向かったのはインドネシア最大の電気街
世界中のメーカーがしのぎを削っています
ボスと持ち上げたのはオーナー

営業活動を早速開始。

「60周年イベントをしてます」

シャープを売って貰えるようアピール。
全てシャープにしようなんて感じで。
ライバルメーカーの垂れ幕を豪快にはがします。
シャープの垂れ幕に張り替えてました。

こうしてインドネシア最大の電気街をシャープ一色。
海外市場で売りまくる作戦です。
そうして新生シャープの戦いが行われてました。

インドネシアの社長
「まだまだついていけない部分もあるが
 不十分ではある着実に進化してる。会社も僕自身も」

常に野心を持って頑張っていきたい

加速するシャープの再生
シャープの戴正呉社長を直撃。

シャープの再生を進めてきて評価は難点?

60点
新規事業とかはまだ少ない。
私は2年間頑張ってやっと分かったけど
シャープにはブランド力が残っているので頑張っていきたい

そんなことを語っていました。


まとめ

100年以上続くシャープブランド
次の100年を見据えた戦いは始まっています

外国企業の手助けで再生のチャンスを掴んだシャープ
日本のメーカーとしては初めてでした。
家電の枠を越えたサービスの展開。
アジア市場の開拓。今後シャープにとって勝負所。
メイドインジャパンを捨ててどんな企業に生まれ変わるのか
挑戦は進むと締めくくられてました。



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posted by Fuchs at 23:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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