2018年09月11日

『フェリー時代の波に乗る』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • フェリーについて
  • 太平洋フェリーの食事への拘りについて
  • オレンジフェリーのしまなみ海道を使ったアイデア


太平洋フェリー

18時過ぎ乗船した老夫婦。
大人気のフェリー旅です。
太平洋フェリー「いしかり」
入ると三層吹き抜けのエントランス。
仙台から苫小牧まで15時間の船旅です。
客室は特等客室。ホテルのような客室です。

「太平洋の上でホテル気分悪くない」

展望大浴場があったり、夕食はレストランで食べます。
バイキング30種類の料理が食べ放題です。
厨房で専属コックが腕を振るってました。
老夫婦もご満悦。

「フェリーのイメージが良くなかったからビックリ」
「大きくて綺麗で広くて」

ラウンジを覗くと無料のコンサートも。
たっぷりある時間を飽きさせないようにイベントが多数。

翌朝5時。

デッキに立つと絶景が広がります。
太平洋から昇る朝日がお出迎え

9時

ゆったりとした朝のひととき。
そして始まったのは三味線コンサート
最後の最後まで船旅を楽しんだ夫婦。

8/30 午前11時

北海道苫小牧到着。

「船はゆっくりして良い。毎年1,2回はきたい」
なんて語っていました。

フェリー人気を受けて新たな船を投入する各社。
客の争奪戦が激しさを増していた。


フェリーの今

人と車を運ぶフェリー。
日本国内で100km越える行路は19あります。
そこに大きな波が押し寄せている。人気が高まってるようで。
6月には、室蘭と宮古を結ぶ航路
これは結構話題になっています。北海道では。

そして各社が競うように新しい船を投入。
7つの航路で新造船が就航されました。

大阪 − 鹿児島

「サンフラワー」に「きりしま」が就航など。

最近人気の理由は、大部屋雑魚寝では無く、快適さ豪華さの
フェリーが増えたこと。
太平洋フェリーは専門誌でトップを守り続けてます。

快適な旅の手段としてのフェリーの戦いがありました。

太平洋フェリーいしかり
名古屋〜仙台〜苫小牧へ

1330km日本一長い距離を航行します。

マイカーで乗船する客も。
最近ではツアー客も増えてます。
船内は豪華な内装。
チェックインカウンターも賑わいます。
満室になることもあります。

値段は仙台苫小牧で、1人8300円〜47500円
接客もホテル並。
23人の接客スタッフという他社の倍います。

専門誌の人気投票で太平洋フェリーは26年No1です。
豪華フェリーで不動の人気。

しかしライバルも新たな船を投入。

「さんふらわあ さつま」
大阪−志布志

内装が豪華だけじゃなく、ウィズペットルームという
ペット可の部屋も。

「この部屋がなかったら乗ってなかった」

フェリー各社が様々な戦略で客を奪い合ってました。


王座を守る太平洋フェリーの戦い

王座を守る太平洋フェリーの社長志甫さん。

「特徴を前面に押し出していく必要がある、
 例えば「食事」
 船旅で大きなウェートを占める食事の内容に工夫が必要」

船内レストランを覗くと若者が食っているのは牛肉ステーキ

「昨日今日で30枚くらい食べた」なんて人も。

焼きたてステーキは人気No1です。
他にも若い人子供にはポテトや唐揚げが人気。

食事問題

年配客に聴くと
「もっと年寄り向けが良いな」
「ここでなければ食べられない食材や料理があると良い」

飲食部門の責任者にも声は届いていました。
責任者櫛田さん(41)

クレームが来て改善して欲しい情報をまとめた物を見せて
くれます。

「さっぱりした料理はないの?(60代女性)」
「私の年齢になるとステーキや揚げ物が入らない(60代男性)」
「肉ばかりだな」

厳しい声が多数。
年配客の満足度を上げるのが課題でした。

「我々の客の大部分が年配の方」
「メニューも年配層に好まれる物を選択する必要がある」

8月船内の厨房にコック服の櫛田さん。
長年コックを務めた料理のプロでした。
出航までの時間を使い秋冬シーズンのメニュー造り。

年配客を意識して塩味のもつ鍋を作ります。
レモンを入れてサッパリと。
船内調理スタッフと試食したりと試行錯誤が続きまいた。

名古屋市柳橋中央市場の魚市場に櫛田さん。
肉だけじゃなくて魚介メニューを加えようと食材探しです

目をつけたのは大きな貝
地元で獲れる大アサリ(ウチムラサキ貝)

「魚介の味、貝の汁などをしっかり味わえる商品。
 目玉としてトライしてみたい食材」

船内の厨房ですぐに大アサリの調理が始まります。
味付けはめんつゆ。オーブンにぶっ込みます。
230℃で7分。

大アサリのオーブン焼き

貝の旨味が楽しめるシンプルな一品。

9/1に新メニューお披露目でした。

客の反応が気になる櫛田さん。
年配客が手を伸ばしてました。

「美味しいです」すぐにおかわり

大アサリは大好評でした。
厨房では調理に大わらわ。
皿を置いた側から手が伸びます。
250個以上を用意したが飛ぶように消えました。

「シルバー層の客はなかなかおかわりしに来ないが
 今回はおかわりに来て貰えて嬉しかった」

年配層の舌と心をどう掴むか、
No1を守る戦いが続く

「これからはターゲットを絞ったメニューの設定が必要
 いかにして船旅の良さを提供出来るかアピールしていか
 ないと行けない」
と気を引き締めてました


オレンジフェリー(愛媛-大阪)

オレンジフェリーという愛媛大阪毎日運行してるフェリー

主力船は「おれんじ8」という20年経って老朽化した船でした
客室には大部屋もあり畳1畳がスペース。
8時間雑魚寝の船旅も味わえます。

しかし年間乗客数ピーク時40万人⇒17年度20万人。
半減してました。

四国開発フェリー副社長瀬野氏(68)
創業家一族です。

おれんじ8の設計に携わった方。

「愛着はある。子供みたいなもの」

しかし客足は遠のきます。決断を迫られていました。

8月愛媛東予港…港に瀬野さん。

おれんじ8は韓国の業者に売却されることに。

「時代と共に人も変わる船も変わる変わらないといかん」

そして瀬野さんが見つめる先には…
おれんじえひめ

新造船でした。勿論新造船の設計にも携わりました。

この新造船完全個室です。
423室個室。全個室は業界初。
最上級のロイヤルルームは30畳ありました。

建造費80億円。
年商100億円のオレンジフェリーには会社の命運を握ります。
8月下旬。就航まで1ヶ月
新型船でどうやって客を増やすかの営業会議。

音頭を取るのは副社長の瀬野さんです。
ある課題を抱えていました。

オレンジフェリーを利用する客のうちは7割地元愛媛。
大阪などは3割でした。

「阪神地区の客をどう増やすか」

そのため目をつけたのは地元の人気スポット。

しまなみ海道

愛媛の今治と広島尾道を橋で結ぶ道路。
サイクリング客の聖地として人気が加速していた。
サイクリング客は年間30万人以上。

新しい船をきっかけに関西サイクリング客に利用して貰おう
と考えました。

「しまなみ海道を走るサイクリング客で関西からうちの
 フェリーを利用している比率は?」

「1割もいない」

「あとの人はどうして利用頂けないのか。
 利用頂くためにはどうしたら良いかを考える」

「サイクリング客に力を入れるなら1万人は増やさないと」

副社長より大きな目標をぶち上げられました。
責任者は営業部の苅田さん54歳でした。

聞き込み

しまなみ海道でサイクリング客に聞きこみ。
こういう物があればフェリーを使おうという物は?

多くのサイクリング客から寄せられたのは。

「乗るときに分解して、組み立ててがめんどい」
「乗れて降りてすぐ走れるならいい。分解して専用の袋に
 入れないと行けないのは面倒」

分解するのは面倒なのでそのまま持ち粉みたい要望が
多く存在していました。

「輪行できない重たくて」

新しいフェリーが就航するまで17日。
自転車を押してやってきた苅田さん。
そのまま船内へいきます。

自転車を持ち込みたい客にどうするか
自転車スタンドが用意されていました。
少々の振動では動かないことを実証済み
個室なので盗難の心配もありません。

スタンドはサイクリング客が来る度に設置する必要がある
という問題点がありました。
船内スタッフに協力を仰ぎます。

「会社がやれと言われればやるけど人が限られる」

新たな船でただでさえ手一杯でした。

しかしやってもらいたいと強い要望。

「サービス向上になるならやるしかない」と折れました。

マイバイクステイサービス

自転車を部屋に持ち込み可は業界初、
新しい船のデビューは目前。
大阪に苅田さんがいました。
人気のサイクルショップに売り込みにやってきました。

店頭にチラシ置かせてもらい、店の人にサービスをアピール
厳しい暑さの中飛び込み営業

8月25日 新造船就航日

愛媛 - 大阪。初便は満室
上々の滑り出しで大阪へ。

大阪南港フェリーターミナル
フェリーターミナルに苅田さん
関西のサイクリング客は来るのかを待ってました。

初めての客。
自転車を押したままチェックインでした。
大阪在住の女性35歳です。

運賃8890円
自転車は1650円追加だが好評だったようです。

朝6時愛媛東予港。
フロントで借りた空気入れで空気を入れます。
無料貸し出しでした。
自動販売機に自転車タイヤチューブもありました。
サイクリング客の痒いところに手が届くサービス。

フェリーを下りたらそのまま出発してました。

「寝て一回リセットして朝から気兼ね何区走り出せる」

憧れのしまなみ海道へ。
たっぷり満喫して折り返し
次のフェリーで大阪に帰りました。

その頃苅田さんはPRを続けている
新しい船もプランもこぎ出したばかり。
ベテラン営業マンが張り切ってました。

「新しいサービスがまだまだ提供出来る
 客にとってもまだまだ進化する乗物と案内できる」


地震後の北海道

9月7日仙台港に迷彩色の重機。自衛隊だ。
地震後か。
もう地震ネタ突っ込んで来たのか。ガイア早いな。

フェリーがメインで運ぶのは人じゃない。
トラックなどの貨物です。
太平洋フェリーはトラック184台積める物も。
売り上げの7割が貨物輸送です。
長距離フェリーのトラック輸送台数は増えてます。

17年度124.4万台2年連続で増加。
ある業界の働き方改革が影響していた。
東北自動車道を走る長距離トラック。

8〜9時間走るドライバー。
ずっとここで寝てると座席後部っを指すドライバー

働き方改革は進んでいるが厳しい実態があります。

「ドライバーになる若い人がいない」

トラックドライバー2020年に10万人以上が不足との試算も。

三重県津市のおやつカンパニー

ベビースターラーメンなどを作る菓子メーカー
本社近くの工場で年間5億個0のラーメンを作ります。
三重県から全国に向けて出荷。
工場には各地のトラックがひっきりなしにきます。
商品のほとんどを全国にトラック輸送してます。

担当者には危機感がありました。

「トラックがなかなか掴まらない
 輸送の手段が限られてきているので拡張しておかないと」

検討したのがフェリー輸送でした。

太平洋フェリーは売り上げの7割が貨物事業。
その貨物責任者が古市氏47歳。
ドライバー不足は全国的に広がってます。

「働きかけをしていく必要がある」

そしておやつカンパニーにやってきました。

太平洋フェリーで商品を東北地方向け1580箱をテスト輸送
ドライバーの仕事を厳しい目で見つめてました。
古市さんの仕事が始まります。

荷台にはビニールが敷かれていた

「万が一に汚れがると汚損として弾かれることもある」


荷物を積み終えたトレーラーは港へ
工場から港まで80km2時間かかります。
ドライバーは荷台を切り離して帰りました。

ドライバーは工場から港まで運転。
荷物がフェリーで移動港からは違うドライバーが配送
そんな形で輸送しているようです。

ドライバーの負担が軽くなる仕組み。

前は片道500-600km走ることに。

「長距離だと車の中で寝る。
 毎日家に帰れるので体も休める」

8月29日仙台港
おやつカンパニー乗せた船が到着。
地元のドライバーが納品先倉庫に運びます。

菓子問屋問屋を訪ねると無事到着、
綺麗です箱の潰れもない。

コストは陸送と同じ。1回の輸送量は3割増でした。
テスト輸送の結果11月からの契約決定となりました。


北海道胆振東部地震

北海道胆振東部地震

飛行機・鉄道などの交通機関が麻痺しました。
しかし動き続けていたのがフェリーでした。
地震当日も名古屋-仙台-苫小牧を動く

地震翌日

オフィスを訪ねると
被災地に物資を運べないかという要請が多数。

貨物部長古市さん。
そこへ一本の電話

「自衛隊?どう言う方向でしょ?」
「今日の便に仙台-苫小牧で自衛隊が緊急車両を運びたい
 自衛隊が仙台苫小牧乗せれるのか

「一般下ろせるならスペースで自衛隊に」

そんな形で指示通り自衛隊車両がフェリーへ。
20台搭載。北海道に投薬しました。

「災害の歳は社会的に責任がある。
 1台でも2台でも災害派遣車両が乗せられる状況を
 作り出すひつようがある」

今日も人と荷物を運び続けます

「鉄道・飛行機・船で災害時に大量輸送出来るのは船」
「幅広くフェリー輸送を拡大する責任がある」


まとめ

今まで移動手段だったフェリーは
快適な旅の手段、物流の有効手段として見直されている。
四方を海に囲まれた日本。
今後もフェリーは旅や生活を支える大きな役割を果たします
と締めくくられてました。
時間があれば船旅もしてみたいですけどねぇ…



人気ブログランキングへ
posted by Fuchs at 23:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/184400856
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック

人気ブログランキングへ