2019年01月29日

『【新名所ウォーズ】山のリゾート争奪戦!白馬の陣!』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜


※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 白馬のリゾート争奪戦のお話
  • 地元企業が民宿街を作ろうとしていました
  • マリオットチェーンが進出していました


1月の長野志賀高原

本格的なスキーシーズン到来。
埼玉から来た家族は
「バブルの時にスキーを始めて。子供たちを連れてきてる」

バブル世代が子供や孫を連れてゲレンデに戻ってきてました。

とある男性
「「私をスキーに連れてって」で来た。そこで雪山にハマった」

大ヒット映画から30年。
バブル時期から激減したスキー・スノボ人口ですが。
2017年。8年ぶりに上向きました。

白馬エリアには、10のスキー場139のコース

そのゲレンデで目立つのが外国人でした。

白馬の何が魅了するのか

「良い雪」
「パウダースノー」

白馬の雪は水分が少ないパウダースノーです。
これを求めて世界中からスキーヤーが集まります。

「人生で最高の雪だった」

白馬エリアの外国人スキー客は33万人(45%増)で過去最高に

しかしオフシーズンになれば閑散としてました。
雪がなければ…

しかし2018年秋はゴンドラが動いていた

山頂に行ってみると大行列が出来ていました。

その先には絶景がありました。

白馬名物の三段紅葉
山頂の雪、中腹の紅葉、麓の緑が楽しめる景色。

展望テラス「ハクバ・マウンテン・ハーバー」

「最高です」
「やばかった」
「あまり知らなかったけど素敵でビックリ」

このテラスにはベーカリー「THE CITY BAKERY」も。
NY生まれのお洒落なベーカリーカフェを誘致しました。

絶景でコーヒー、パンを頬張る至福のひととき。
人がいなかった時期に賑わいが生まれました。

仕掛け人は白い軽トラの男性でした。
白馬を変える野望を持っていました。

「スキー場じゃなくてリゾートに!」
白馬を日本の新名所にと動き出していました。


白馬はどこに?

白馬があるのは長野県の北部
新潟富山の県境近く。

東京から車で4時間。
新幹線とバスで3時間。

白馬エリアには、スキー場が沢山あります。
スキーヤーに人気でした。
パウダースノーで有名です。

60年前の白馬は雪不足だったようですが…

白馬を一躍有名にしたのは1998年の長野五輪
白馬はスキージャンプ競技の会場になった。
日本の原田、舟木が飛びました。

宿泊施設はスキーブームや五輪に作られた民宿ペンションが中心。
しかし経営者の高齢化などで廃業する宿が多いようです。

そこで立ちあがったのが元農水省のキャリア官僚でした。


白馬観光開発

2018年秋。
展望テラスには連日大勢が押し寄せていました。
雅楽の演奏会など様々なイベントが開かれる人気スポットに。

テラスを仕掛けたのは、白馬観光開発社長和田氏(42歳)

「すごいですね。こんなになるんだな。嬉しい限りです」

例年はこの時期動かないゴンドラにも行列。

ゴンドラ料金往復1800円。フル稼働でした。
駐車場にも車がひっきりなし。

社長自ら誘導してました。

「やる予定はなかったけど完全にパンクしてたので」

白馬観光開発

スキー場やリフトの運営をしています。

和田さんが出社しました。
昨日の展望テラスの人出が気になってました。

「3000人超えた…予想は500人だった」

村始まって以来の人出でした。
自然と笑みがこぼれます。

「昨日良かった。 泣いてたでしょ」
「営業の皆が頑張ったおかげ」

中途入社した和田さんですが、2017年社長に。

社員にどんな人かを聞く

「こちらにない考えを持ってるので。新しい発見を与えてくれる」

栂池高原スキー場

白馬栂池WOWという2018年夏オープンしたアスレチック施設が。
これも仕掛けたそうです。

激しいアトラクションや空中自転車綱渡りなど。
スキー場が一年中楽しめる場所になっていました。

村の中を走る軽トラが社長車。

「良い眺めだと白馬に引っ越して良かったなと思う」

東京生まれ東京育ち。
白馬とは縁もゆかりもなかったのですが。

自宅は去年建てた一軒家でした。
中は木をふんだんに使ってログハウスのように。

「一人で暮らすには無駄に広い」

ひとりぐらしの和田さん…

リビングにある物が。

家族の写真

妻子を東京に残して単身白馬に移り住みました。

「家族が来るかと思ったら1ミリも動かなかった。それが誤算」

和田さんは元キャリア官僚。
田舎を助けたいと東大卒業後農水省へ。

しかし携わるのは国の政策の仕事ばかり。
田舎の役に立っているのか自問自答の日々だった。

「田舎を元気にする仕事がしたかった」
「周りの人が喜ぶ仕事が出来れば一番良い」

たまたまスキーできた白馬に惚れ込み5年前白馬へ。
官僚を捨ててやってきました。

白馬岩岳地区

スキー場に近い民宿街。
次なる改革の場所でした。

年間3軒から5軒のペースで休業。
150軒ぐらいあった民宿などが90軒まで減ってきているそうです

60年続いていた旅館の女将もつい最近廃業しました…

「高齢化ですね」
「主にやってたのは私と母。母は90歳になって
 身体がガタが来て私1人では大きな建物だし無理なので決断した」

スキー場に客が戻っても受け皿が足りない。
村にも和田さんにも課題でした。

10月

集まったのはこの地域で民宿ペンションを営む宿の主人女将。

「このまま放っておくと街から宿の灯りが消えてしまう」
「スキー場だけでは生き残れない。リゾート全体としてどう生き残るか
 古き良き建物を上手く使う」

高級古民家リゾートを作ろうという話でした。

廃業した民宿をリノベーション高級古民家リゾートに。
しかもゆくゆく町ごと宿場町のようにしたいという野望が。
壮大な計画でした。

話を聞いていた宿の人たちは

「良いところに目をつけた気もする」
「宿がみんなやるかというとそういうわけではない」
「不安や希望もある」

10月下旬に和田さんが動きます。
賛同してくれた2軒の宿から着手したのでした。

ふるさとの宿「民宿しおじま」
去年廃業しました。
中に入ると解体作業が進んでいます。

天井を抜くと太い梁が。築150年古民家です。

「いかにも古民家という感じ。梁が出ると全然違う。」
「解体したら良い柱が出て来たのでこういう者は残したい」

和田さんの拘りは古民家の味のある部分を残して高級宿に。

そこへやってきたのは長年切り盛りしてきた女将。

塩島さん78歳

家族で守ってきたが高齢化で廃業しました。

「50年くらいやっていた」

この建物が残るならとアイデアにかけてくれました。

「建物が残されることが一番ありがたい」
「父や息子が生まれた所。父さんが一番ありがたいと思っている」

和田さんはファンドなど投資してくれた人などと新しい会社を設立。
民宿をやっていた人をオーナーとして。
そこから建物を借り受けて改装して運営します。
オーナーには賃料を払います。

隣の民宿も改装することに。
昭和の面影が残るスキー場の民宿でした。

2軒合わせて1億円がリノベーション費用

「後には引けない」
「失敗できないプロジェクトなので逃げるわけには行かない
 地域が良くなるためにやり続けるだけ」

古民家プロジェクト運営会社の会議

2軒のオープンは12月下旬。
リゾート運営会社「FUNNY」なども参加しています。

ネーミングは旅籠丸八に決定。

壱番館、弐番館と増やしていくことに。

「シンプルで外国人に分かりやすい」

12月上旬まで3週間…進捗チェックも工事が遅れていました。

古い物を最大限生かすリノベーションのため手間がかかってました

「予定通り行かない。あけてみないと分からない」


マリオットも進出

海外のスキーヤーが詰めかけるが外資系ホテルはなかった白馬。

この冬シーズン。マリオットのホテルが進出しました。

マリオット・インターナショナル

世界一のホテルチェーン。129ヶ国 6700軒以上を展開。
マリオットのホテルブランドとしては。
リッツカールトンや、シェラトンなど…30以上。

世界一のホテルチェーンが乗り込んだ白馬の集客合戦。

11月長野白馬村にマリオットの文字。

コートヤード・バイ・マリオット白馬

白馬初の外資系ホテル。
中に入ると12月下旬オープンに向けて作業を急いでいました。

元々はラフォーレクラブという森トラストが運営する
法人会員制ホテルでした。

森トラストはマリオットブランドのホテルと連携。
ラフォーレクラブをマリオットのホテルに切り替えました。

12月上旬
プロジェクトを任された女性がやってきます。
森トラストの川崎さん。

「マリオットは世界最大の会員組織を持っている。
 より色々な国の人が来てくれるのでは」

客室を覗くと…

スタイリッシュな和室にモダンな洋室を備えた和洋室。
デラックスツインは1泊1部屋48000円〜

客室だけではない。
レストランはコテージをイメージした作りに。

廊下だったレストランの入口はバーを新設。
海外からのリゾート客を意識。

改装に加えて増築もしました。

新館は27部屋

温泉の浴槽がついていました。

温泉の大浴場があるが、温泉付きの部屋にした理由は?

「外国人は公衆浴場に抵抗がある人が数多くいる」

温泉付きプレミアルームは1泊1部屋50000円から。
24時間白馬の温泉が楽しめます。

12/6 オープンまで2週間

突然やってきた男たちがいました。川崎さんから笑顔が消えた

マリオット・インターナショナルのスタッフ

特命を受けてきました。

マリオットの看板に相応しいかチェックしに来た

館内をくまなく巡ります。
厳しいプロの視線。
ある場所に目が留まった

「英語の表記はないのか日本語と並記するとか」

電源スイッチでした。カタカナと漢字表記しかありませんでした。

温泉大浴場も
「靴を脱ぐよう目立つサインが必要」

土足で入らないようにという英語サインが目につきにくいと指摘。

外国人目線の細かいチェックは2日間に及びました。

12月22日オープン

早速客がやってきました。豪州からの旅行客。
親子3世代での宿泊です。

5人で2部屋を使います。

雪に感動する子供。
部屋を見て回るおばあちゃん。

スイッチは全て英語表記になってました。

何故このホテルを?

「私たちは世界中のマリオットに宿泊してる
 白馬にマリオットがあると気づいたので」
「マリオットブランドは信頼できます。
 サービスの良さを知っている」

部屋の温泉へ。

「雪で遊んだ後はいると最高」
「大浴場だと娘をどうやっていれるか心配だが、そういう問題が解決
 何より家族一緒に入れる」

狙い通り外国人客に大好評。

日本人客には?

支配人が自ら出迎えたのはラフォーレ時代の常連でした。

「我が家みたいな」

看板変わっても和やかの接客そのままに。

世界のマリオットに変わった感想は?

「だいぶきれいになった
 昔から家族的な雰囲気のホテルだったがその雰囲気を
 持ち越した上で外から入ってきた文化が綺麗に入っているような
 感じはする」

素晴らしいコメントでした。

稼働率1割増となりました。

白馬にマリオットを仕掛けた森トラストの伊達社長。

「次のステップしてラグジュアリーホテルをここに作れれば」

白馬村に4400坪の土地を取得しました。
スキーリゾートを開発予定です。

「世界と比較したら足りていないのがグローバルブランドのホテルと
 ラグジュアリースタイルのホテル。
 そういう物を補うことで地域全体のポテンシャルが上がる」

12月下旬オープンを記念するパーティー

そこへやってきた男性…白馬観光開発の和田さんです。
気になって見に来ていた。同時期オープンですから。

和やかに談笑してましたが…内心は…でしょうね


旅籠丸八完成

和田さんがリノベした2軒の宿。
驚きの姿に生まれ変わっていました。

工事が遅れていた宿が完成。

民宿しおじまは旅籠丸八の壱番館

中に入ると、和田さんが拘った梁や柱も残されてました。
築150年古民家が新しい魅力を取り戻しています。

「日本の建物っぽさをよく残してくれている」

かつて7部屋ありましたがスイートルーム2部屋に変更。
広さ140平方メートル。1泊1部屋11万円〜 定員6人です。
高いなぁ…

「意外とそのままな感じが面白い」

厨房はダイニングキッチンにスイートルーム専用です。
長期滞在の客が料理を作って楽しめます。

壱番館のとなりに弐番館。
旅籠丸八弐番館

昭和の面影残したロビー兼談話室。
落ち着いた空間が広がります。

6部屋あって1泊1部屋3万円〜
手頃な設定にしてます。

中には炬燵のある部屋も。

そこへやってきたのは近所の女将たち。
新しい宿の見学です

「すごい変わるもんですね」
「風流だ」

元しおじまの女将も来ていました。

「無くなったおじいやおばあがみたら驚くよね」
「様変わりした」

毎日立っていた厨房はお洒落空間に

「感動した。もう一度宿をやりたくなった」

和田さんもやってきます

「どうやって魔法かけたの? 本当に魔法だね」と元女将。

一安心です。

1月中旬スキーシーズン到来

イタリアから来たスキーヤー
旅籠丸八壱番館に宿泊です。

「あれは何? 農機具?」

ベッドルームのオブジェに昔の農機具がありました。

「日本はモダンな国なのにこんな風に伝統が共存している。
 他の国とは全然違う」

夕食は仲間と外へ

宿から歩いてすぐの古民家
昔が使っていた建物

レストラン庄屋丸八

外国人も押し寄せて大盛況。
外国人がいイメージする日本がつまっています。

料理は本格的。
炉端焼き、白馬の雲海に見立てた刺身盛り合わせ。
外国人も日本人も楽しめるメニューでした。

「旅籠丸八などのライトがついて良くなった
 街は明るい方が元気が出る」

キャリアを捨てて一人で飛び込んで5年
ここを古くて新しい名所にしたいという挑戦は始まったばかり

「元々これまで以上に頑張って新しい客に喜んで貰える施設を作る」
「続けて行けば最後は白馬の大自然があと押ししてくれる」

と、語っていました


まとめ

欧米には冬になると世界中の人が集まるウィンターリゾートがある。
春夏秋冬四季がある日本。
白馬のようにアイデア次第で1年中人を呼べるチャンスがある。
白い雪の中にビジネスチャンスは埋もれている。
と締めくくられていました。

ニセコも人気ですしねぇ…外国資本がどんどん入ってます

posted by Fuchs at 23:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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