2019年02月12日

『あなたの【愛用品】その行方』シリーズ「あなたの!」第二弾〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • ブランド品の中古市場について
  • SOUはBtoBを中心に中国市場開拓をしていました
  • コメ兵は目利きレベルを上げつつ中国市場を狙ってました


ブランドの出張買取り

神奈川県へ車を走らせる男性
ブランドオフの中嶋氏

店から2時間。60代の夫婦が待っていました。

「ヴィトンを出したんですけど」
と、ブランドバッグ7点が置いてありました。
中古ブランド品の出張買取りです。

「バッグは古くても程度が良ければマイナスポイントにはならない」

そんな話を聞いて奥様が

「十何年前のバッグでも大丈夫?」と聞きました。

問題無いとのことで寝室の棚の上からバッグを沢山。

結局査定にだしたのは19点に。
ルイ・ヴィトンやシャネルなど。。

「バッグはどの業界も品薄」

査定は19点で、合計で50万5000円…

思った以上の値段がついていました。

バリーのバッグが1万円
シャネルは5万円など。

「来て貰って自宅なのでリラックスして話も出来るし良い」
「残ったバッグを大事にしようと思った」
と夫婦が語っていました。

このような出張買取りは、月に30回以上しているそうです。

それでも利益が出るんだから活況なんですねぇ


買取り激戦区

新宿駅東口。
歌舞伎町に向かうとおりにブランド買い取り店10店。
日本一の激戦区です。

銀蔵には客がイブサンローランを持ってきました。

「買取りで8万円」
「もうちょっと高くは?」
「今決めて貰えれば5000円はつけます」
 他の店で聞いて戻ってきて下さい」

そんなやりとりが行われていました。

「中途半端な金額をつけても今は買えない状況」

中古ブランド品を巡り争奪戦が繰り広げられていました。


なんぼや

銀座にある人気のブランド買い取り店
なんぼや銀座本店

お洒落な美容サロンみたいな店内。

来店したのは50代の主婦でした。
ネットで知って初めて利用です。

コンシェルジュと呼ばれる買取人が現れます。

エルメスの「ケリー」の持ち込み査定でした。

当時の定価450万円。1964年製品だそうです。
エルメスの中の最高峰の品物です。

「需要が高いので良い金額をつけれる」
「当時はいくらで?」
「沢山買ってたから分からない
 30個くらい持っていたけど処分した」

丁寧な接客がモットーです。
来店客指名No1の羽田さん…指名もあるんですね。

つけた査定金額は125万円

55年前のバッグです。

「思い入れを加味しまして一番良い金額でご提案できているかなと」

支払いは現金でした。

「昔の質屋は暗いイメージだけど、とても明るいし接客も素晴らしい
 飲み物が出て来たのは初めて色々な所に行ったけど」とマダム。

凄い事になっていました。

なんぼやグループは全国55店舗展開。
主要都市にあります。

店頭で買い取った品は一箇所に集まってました。
1ヶ月で1万6000点集まります。

宝石、貴金属、世界に名だたる高級時計…
憧れのブランドバッグ。

これら全てオークションにかけられます

なんぼやを運営する「SOU」の嵜本社長36歳。

ここ数年で急成長を遂げていました。

短期間で素早くキャッシュに換えるため
一般客から買い取った商品をオークションで売却する

落札率96%。素早く現金化して在庫は残さないようです。

業界1位コメ兵、2位だった大黒屋HDを抜いて、SOUは業界2位。
創業7年で達成しました。

中古品業界はネット販売が台頭。群雄割拠に。
生き残りの熾烈な闘いが繰り広げられてました


コメ兵

銀座のお店にて。

希少価値が高い時計は中古が新品を上回ることもあるそうで。
そういう中古ブランド品を眺めてました。

中には2748万円の時計も

どういう人が売りに来る?

「自身で着用せず、高い時計を資産として考える人が多い」
「生前整理などで売りに来る人も」
「売られた金で家族で旅行など。最後の思い出作り」

最近は子供に引き継いだりするのは少ないそうです。

ブランド品を沢山扱っていると偽物結構ある?

「以前に比べて街を歩いているとコピー品を持っている人が増えた。」
「ついつい目が行ってしまう」
「ロレックスを鑑定に持ってきて偽物だというのもある。」

鑑定士は大事なポイントです。

コメ兵の力を入れているポイント

名古屋市中区大須の真ん中に、コメ兵本店があります。
力を入れているのが、鑑定練習でした。

その日はヴィトンの真贋。

「全部偽物です」とブランドバッグのコピー品が並びます。

店に持ち込まれた物が本物かを見極める鑑定練習。

「本物であれば何十年も使えるが、偽物は職人が作ってないので
 縫製がほつれる。どうやって作っているかというと直接縫えない
 ので穴を開けて縫ってる。しかし偽物は穴を大きくしてる」

本物は穴は見えないぐらいなのに、偽物は大きな穴でした。

丸い棒を曲げたら内側はどうなる?

「皺が出来る」

しかし本物の持ち手を見ると皺が無いのです。
偽物は皺があります。
登録商標の文字や形など見分けるポイントはいくつもあります。
それをびっちり教え込んでました。

「家帰ったらヴィトンのバッグも確認しようと思う」

徹底した目利き教育で信頼を勝ち得てきたコメ兵。

ブランド業界1位。売り上げ高455億円でトップ

コメ兵の創業は1947年です。
創業者の石原氏の米店の屋号を受け継いで作った古着屋がスタート。

4代目社長の石原氏。

中古ブランド品市場をどう見ているか?

「新しい事をやっていかないと時代に置いて行かれる
 危機意識もある。
 既存事業をどう今の客に会う形態に変えていくか」

コメ兵の株価は1年前の半分。新たな戦略に迫られていました。

コメ兵商品センター

全国の店舗で買い取った全ての商品が集まる。
ある取り組みが始まっていました。

坂田氏という買い取った商品の最終チェックが役割の方。
鑑定歴15年のベテラン。

「商品センターでも3度4度真贋チェックをしている」
「偽物が店舗に出ないように」

当社で保管している偽物商品と取り出してきた商品。
偽物をスタッフに手渡すと、バッグの様々な箇所をカメラで撮影

パソコンの画面には細部が写っています。
・縫い目
・金具など

これがコメ兵の秘密兵器でした。
本物と偽物の大量データでをため込んでいました。

11月中旬新宿コメ兵新宿店

新たなプロジェクトの発表が行われました。
事業開発部長山内氏

山内さんが指名したのは鑑定歴15年のベテラン。

その人に持ってきたバッグを本物か偽物かを調べてもらいます。

「フェイク」と判定。

そしてプロジェクトで作成したAIで真贋鑑定をします。

マイクロスコープ画像がサーバーへ…
蓄積された画像データと照合。
人間の目では判別できない特徴を見分けて瞬時に見分けます。

「フェイク」と判定しました。

正答率は97%だそうです。

「営業している物。買い取ってる物、販売している物が多いから
 この短期間で開発出来た」

コメ兵が長年培った真贋鑑定ノウハウなどでAI判定が出来るように。
圧倒的な商品量もあります。

「1日にこれだけの写真を撮れるのはコメ兵しか無い」
と、開発者。

コメ兵名古屋本店では、AI開発を進める山内氏。
真贋判定のプロを呼んでいました。

今までは扱いの4割を締めているルイ・ヴィトンに絞ってたが。
エルメスにもやることにしました。

ただエルメスは難しいらしいです。

「縫い目が機械で縫ってない、幅が少し違ったり均等に縫われてない」

エルメスの正規品を拡大すると縫い目が左右の縫い目に比べて
小さかったりと均等ではありません。
個体差として職人が手で縫ってるから出るそうです。
ルイ・ヴィトンではでないそうです。

「幅が違うと出来が悪い」が通用しません。

正規品は手作りなので均一では無いという問題。

何を本物の基準とするべきか

気づいたのがバッグの留め具の裏側にある職人番号。
この日のバッグに7つの職人番号がありました。

「ハンドメイドだから難しいと言っていたが職人毎に差があれば
 職人の傾向がある。 職人の癖を分析。
 仮説を何個か立てていく。
 単純なAIのアルゴリズムだけでは無くてバイヤーの経験が生きてくる」

職人毎に傾向を掴もうというプロジェクトが始まりました。

人工知能の活用を進めるコメ兵が狙うのは?

「接客に時間をかけないといけない」

接客以外の部分をAIで行う事で接客に注力できたり
査定時間の短縮に繋がる。
接客の質とスピードを高めて売り上げアップを狙っていました。


SOUの挑戦

品川駅の再開発地区
業界トップに迫る会社があります。SOU

「なんぼや」を運営しています。
1ヶ月1万6000点を同業者に売りさばくオークション
バッグだけでも4000点
参加するのは同業50社。
1点僅か5秒で落札していきます。

落札率は96%

その日の最高値はエルメスのバーキン200万円でした。

質の良い中古品を集める力には同業者も一目。

「個体の状態が良い物が揃っている印象。
 買い付けする者として、見応えある購入しがいもある」

このオークションを武器に2位に成長させた嵜本社長。
経歴が変わっていました。

ガンバ大阪のユニフォームが会社に飾ってありました。

元Jリーガー

高卒後にガンバ大阪に入団。
チームには日本代表の宮本氏や遠藤氏もいた。

ただ公式戦出場4試合。3年間プレイしたのにでした。
2003年戦力外通告 22歳でした。

サッカーはホント短命ですよね…。

「落ちるところまで落ちたと思ってる」
「落ちるところまで落ちれたからこそ自分自身を客観的に見つめる
 きっかけができた」

と、引退後父親がが営むリサイクルショップに就職
新たな人生をスタートしました。

「必要とされなかったので、新しい業界では必要とされていたい。
 存在価値を認めて貰うため誰よりも考えた」

と、2007年買取り専門店「なんぼや」大阪にオープン。

「リサイクル・リユースで扱われることが少なかったブランド品は
 今後伸びると。競合も無い今仕掛ければ勝てると」

その読みは素晴らしく急成長。東京へ進出。
2011年SOUを設立しました。

2018年東証マザーズ上場

315億円の売り上げで中古ブランド品業界2位に。

「私たちがコメ兵を追い抜いて圧倒的なポジションを確立する事を
 実現させたい。これはマスト」

販売も手がけるように

銀座にある中古ブランド品販売店ALLU銀座店
SOUはオークションだけでは無くて店頭販売にも手を広げました。

そこには目論見が

フロアはエルメスのみ…高額な商品が並んでいました。
価格では100万〜600万円台。

ターゲットは、中国人の客がメイン

そこにやってきた中国人。

「赤いのは革製で大きめなバッグ…」

スマホで語りかけながら商品を撮影していきます。

ソーシャルバイヤーでした。


ソーシャルバイヤーとは

ブランド品のバッグをスマホで撮影しながら喋っています。
スマホの画面を見るとSNSのブランド品の写真や動画をアップ。
やりとりをしていました。
値段もやりとりしていました。
そしてSNSで支払いが成立してお金が振り込まれました。

そうして購入して中国へ送ります。

日本在住の中国人が中古ブランド品の買い物代行をしていました。

ソーシャルバイヤーは日本で商品を買って中国で転売する人のこと。
差額で儲けていました。
40万人以上いたそうです。

それを狙い渋谷でイベントがあるほどです。

ソーシャルバイヤーEXPO
トレンドExpress

日本在住の中国人1000人が招かれてました。
SNSで買い物を代行している人たちです。

新商品の写真をアップして中国で紹介。

とある主婦。

フォロワーはどれくらい?
ウイチャットの1000人くらい。

この仕事で月どれくらい稼いでる

最高5万元(80万円)

「最初は親戚と友達。後は友達から紹介された人知らない人だけど」
「このやり方でやってきた」

買い物代行して5年だそうです。

日本人の夫を持つ女性は中古ブランド品を扱ってました。

日本の中古のブランド品は絶対本物

「中古は新品より安いから良い」

日本の中古ブランド品=ユーズド・イン・ジャパンとして人気

SOUが運営するALLUではソーシャルバイヤーが購入していました。

ソーシャルバイヤーは2割ほどの手数料を乗せて転売するそうで。

12月下旬ALLUでは得意客向けの販売会の準備が。
中国人バイヤー向けの拠点にしていました。

高級バッグの代名詞
「バーキン」目当てにバイヤーが

今までに勝った一番高いのは?

「今までで一番高かったのは、エルメスの非売品
 あれは確か…1000万円以上はした」

エルメス「ロッキング・ケリー・ホース」世界に数個

それを買う人が。

どんな客が?

「芸能人。中国でかなり有名な女優」
「違う名前でバッグを購入したから気づかなかった」
「写真を見たときにそのバッグが映っていて私が売ったのが
 彼女だと分かった」

その女性は個人出買い物代行していたが、会社を起ち上げました。
SOUにとって中国人バイヤーは重要な販売ルートでした。

今年1月1日に業界を揺るがす出来事:電子商務法

中国政府が、ネット事業者にも販売登録を義務づける法律を施行。
ソーシャルバイヤーも例外では無く商品の没収もあります。

動揺が走りました

中国政府の狙いは?

専門家
「ほとんどが税金の申告無しでやっている。金の流れが見えない
 税金を取りたい。狙われているのは高額な時計とバッグ」

SOUが運営するALLUでも異変が。

今年に入ってから中国寺院の個人バイヤーは見なくなった

この状況に嵜本社長は

「売り上げも影響を受けている
 脅威と捉えるのかチャンスと捉えるのか
 状況見ながら僕立つならではの一手を打っていきたい」

中国香港で新たな一手が。
ビジネス街にある雑居ビルに嵜本氏の姿が。

中で行われていたのはオークション。

日本で行っているオークションを香港に持ち込んだのでした。

並んでいたのは日本では人気の無い派手な高級時計

それこそが嵜本社長の狙い

「香港で売れやすいとか日本の方が向いている商品がある
 見極めて商品をラインアップしている」
「売れ方をどのような結果が出るかを見ていこうかと」

バイヤーはインド、イタリア、世界各地から。

「中国にはこんなすごい品揃えの中古時計のオークションは無い」

始まったばかりのオークションで落札率35%とまだまだ

「今回は狙いを持ってやった上での反応
 次回は客の反応や指摘された部分を改善していくことにより
 落札率落札額の改善は可能」

あくまで中国市場狙いでSOUは頑張ってました。


コメ兵の中国戦略

上海。
業界トップのコメ兵も動いていた。

やってきたのはビルで偽物を調べに来てました。

中国で出回るコピー品
高額な物から最新まで70種類。

真贋判定のプロも始めて見る物ばかりでした。

「ケリー・ピクニック。この偽物は日本では見たことがない」

発売して数ヶ月後に出てる感じだそうです。

新作が発表されるとすぐに偽物が出る中国市場
以前に比べて非常に精度も高くなってレベルも年々進化。
いたちごっこですね。

コメ兵はAIの精度を高めて中国での買取り販売もしたいと考えてました

「日本から中国覇権争いは新たな舞台
 我々としては海外の一歩目を中国として戦う場所として進出したい」


まとめ

日本で人々が愛用したブランド品
争奪戦は中国人バイヤーにより激しくなっている
自ら中国へ打って出るところも。
培ったノウハウで質の高い中古品を買い取れるか。
真価が問われるのはこれからと締めくくられてました。


posted by Fuchs at 23:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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