2019年02月19日

『あなたとの土地・住まいも狙われる。【地面師・ブラック家主、驚きの手口】』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 他人事ではない不動産トラブルを取り上げてました
  • カミンスカス操容疑者を含めた地面師事件
  • ブラック家主も悪質でした


カミンスカス操容疑者

2019年1月11日。
フィリピンマニラ空港。日本人が強制送還された。

カミンスカス(小山)操容疑者

地面師…他人の土地を売り飛ばす詐欺師の主犯格。
舞台となったのは五反田から徒歩三分の土地。

老舗旅館で、4年前廃業。地主の女将は入院中でした。
2年前積水ハウスがマンション用地として取引。
55億円騙し取られました。
小山容疑者他16人が逮捕されています。

旅館の女将になりすました、羽毛田容疑者。
偽造パスポートを使うなどで本人と思わせました。

そうやって取引が進んだようです。

地面師の書籍を書いているノンフィクション作家の森氏

「地面師という言葉は古くて昔から言われている詐欺師」
「地価の高騰局面で出てくる」

五輪を控えて地価が高騰している東京

身近な場所でも地面師がいます。

例えば都心の147坪の空き地。
不動産業者に聞くと、今だったら坪800万円。
全部で10億〜12億円ぐらい。
そこを舞台に4年前地面師事件が起きた

取材した森氏によると、騙されたのは都内のマンションデベロッパー
台湾の地主がやってきて取引をしたそうです。
しかし実際は本物では無くてなりすましでした。

空き地の登記簿は、地主は呉氏という台湾籍の人。
55年前に土地を買っていました。台湾に帰国して連絡が取れません。
そこに目をつけた地面師。
偽造パスポートのコピー等を作成しました。
呉氏なりすまし男の写真です。

印鑑証明も偽造。実印偽造して印鑑証明も偽造。

騙された中堅デベロッパーの社長が取材に応じた

見せてくれたのは契約書。
提示した額を見ると6億5000万円。
その金額に罠が仕掛けられていました。

「一般市場価格の6〜7割。買いたい側の心理を突いてくる」

全額振り込んだ後、印鑑証明の偽造が判明。
土地の登記が出来ませんでした。
そして地面師グループは行方をくらましました。

「甘かった。やりきれない」

今も蠢く地面師。
積水ハウスを担当した刑事も難しさを語ります。

「主犯格に至るまで関係者は否認する。
 供述を得られない限りは立件難しい。
 その分膨大な証拠を集める必要がある」

罠にはめられた個人も出て来ました。
他人事ではない不動産トラブルを取り上げていました


地面師

カミンスカス操容疑者。
土地取引を巡り55億円騙し取った地面師グループ主犯格。

それ以来「地面師」という言葉を良く聴くようになった

地面師は、所有権の無い土地を勝手に売り飛ばす詐欺師

典型パターン

1人では無く多くの人が加担して役割分担。

地主になりすます偽地主
背格好などをみてスカウトします。

手配担当、偽の仲介業者、偽造担当などがいます。
それぞれが偽の地主にリアリティを与えます。
そして不動産業者を信用させて他人の土地を売買

こうして、積水ホテルだけでは無く
アパグループも12億円騙し取られたことも。

土地の値段が上がる今個人の土地も狙っている

東京台東区の雑居ビルの一室

ビルのオーナーに話を聞くと、地面師グループがここで暗躍していた

「5〜7年はやっていた」

地面師グループの元アジト。
家宅捜索で押収されたが、残された物も。

書類を偽造するための印鑑

大量の印鑑が出てきました。
これらを使い分けながら偽造書類を作っていたようです。

この部屋にはある人物も。
カミンスカス操容疑者

「ちょっとあって話したことがある」
「不動産缶系に非常に詳しい。やはり地面師ですよ」
「積水ハウスだけとは思えない他の事件もやってる」

取材を進めていくと。
カミンスカス操容疑者が個人をターゲットにしていた疑惑も。

沢田氏(仮名)がある場所に案内してくれます

「自宅があった場所」

数ヶ月前まで自宅があったそうです。
先祖代々1200坪の土地を騙し取られたそうです。

「6年前父名義のマンションアパートの運営が行き詰まってしまって」

そこで沢田さんは金融会社から金を借ります。
借金が膨らみ担保の土地を差し押さえられました。

3年前都内の弁護士事務所に呼び出されたそうです。

「土地を取り戻す方法があると聞いた」

父親と共に足を運びます。

不動産会社の社長と、顧問を名乗る男性。

この時点で怪しい…

「これで土地を取り戻せますから」
「老人ホーム建てて一緒に経営しましょう」
「老人ホームを建てても自宅は残すから」

そんな甘い話。
沢田さんの自宅を残したまま空いた土地に老人ホームを建てるという案
共同で経営すれば収益を借金の返済が出来るとか。
土地も取り戻せると。

実際に提示された設計図には間取りまで書かれた具体的な計画。

しかしある条件が

「計画を進める為に所有権を不動産会社に一旦移して欲しい」

一番危ないパターン来ましたね。

「本当に自宅を取り戻せる?」
「間違いない」

本物の弁護士が同席していたのが災い。
法律のプロに念押しされたので信用しました。

「代々受け継いできた家だから取り戻すという強い思いが先行した」

老人ホームをやると行って計画が1ヶ月2ヶ月半年ずれていきます。
契約から1年半経った頃にある人物を紹介されます。

「問題解決に良い相談相手がいると」

カミンスカス操容疑者

当時のやりとりを録音していました。

「こんな奴らに頼むからこんなことになる。
 時間はかかるけど何とかなる」

任せればばトラブル解決すると言ってきました。
後に不動産会社と繋がっていたことが分かります。

「思い返せば地面師グループが我が家に接近してきて
 実行していったという流れが明らかに見て取れる」

不動産会社は老人ホームを建てずに、2年後土地を勝手に
住宅メーカーに転売。
8億6000万手に入れて連絡がつかなくなりました。
自宅も取り壊されてしまいました。
そして土地も自宅も失いアパートに引っ越し4世帯10人で暮らしてます。
沢田さんは土地を取り戻す為訴訟の準備をしているそうです。

「かなり追い込まれているが、できる限りのことを。
 家族を守る為にやりたい」

取材班は地面師達の行方を追跡

関係者の行方を追跡取材。
不動産会社がオフィスを構えていたビルを特定。

しかし数ヶ月前に引き払った後。
その後も取材を進めると、重要人物の居場所を突き止めました。

不動産会社の顧問を名乗る男性

直撃します。

自身の関与に聴いてみた

「最初に200万円は手数料で貰った。当然でしょう貰うのは」

手数料はどう言う名目?

「とりまとめ料」

「自分は計画を実行するつもりだった」と主張。
騙したのは不動産会社の社長と説明。
自分も騙されていたと話す。

「とばっちり俺に向かってくるのはおかしい。一番の味方だよ」

しかし…
沢田さんにカミンスカス操容疑者を引き合わせたのはこの人

小山氏は土地路引きに関わったのか?

「間接的には関わってる」

小山氏はいくら貰ってた?

「もらったかもらわないか分からない」

交渉の現場にいた弁護士も突き止めます

別の事務所に移籍し活動しているとのこと

話を聞くことが出来ました。

老人ホームを建てないのは詐欺では?

「さしかにそういう話もあったと思うが
 弁護士だから何の証拠も無しに詐欺してるとは言えない」

カミンスカス操容疑者と会ったことは?

「あることはある」

どう言う経緯?

「それはいいんじゃないかな。
 それを言い出すと話が細かくなる」

地面師。グループの一味と知っていた?

「全く知らない。知ってたら会わない」

地面師の実態について元地面師が語る

「全く動いていない空いている土地W見つけたら
 すぐに登記簿を取り寄せて確認。調査としてやってる。
 個人で身寄りが無い地権者の土地は発覚しにくいので狙われやすい」

高齢化を理由に所有者が分からない土地が増えています。
その土地が地面師に狙われているかも知れません


高騰する土地・暗躍するブラック地主・家主

最近土地の値段が上がっています。
バブル期よりも上回る場所も。

地価が一番高いのが、東京銀座
2018年1平方メートル4432万円。
はがき一枚で65万円という土地。

地価が上がり始めた2012年比で2倍です。

東京の地価が上がるのは2020年五輪開催の為。
土地の値段が上がっているのは東京だけではありません。

2025年に万国博覧会が開かれる大阪も値上がり
梅田1平方メートル1256万円。1.8倍(2012年)

名古屋名駅一丁目。リニア新駅が出来るので高騰。
1平方メートル1000万円1.7倍(2012年)

バブルになれば悪い人たちも動きます。

JR名古屋駅

そこから徒歩10分の場所に古くからの住宅街。
10軒長屋3世帯が入居。

そのうちの1軒を訪ねました

住民の近澤氏78歳長年暮らしてます。
妻と一緒に年金生活
しかし穏やかな暮らしが奪われました。

隣の空き家に行ってみるとガラスが割れてます。

「わざとガラス割った」

空き家になってる隣の家はガラスが割られて玄関が破壊されてます。
長屋の空き家が全て同じ状態でした。
突然壊されたのは去年3月。

そのときの様子を撮影していた。

長屋を買い取った大阪の不動産業者関係者。
何の条件も提示しないまま立ち退きを迫り空き家を壊していきます。

「音がしたから外に出たらハンマーを持ってやり出すから。
 どうしてそんな事するかと聞いたら、風通すよくするためと」

不審者が侵入したり、不審火が発生する可能性も。
しかし業者も何の対策も取らないままです。

「出て行けと言うこと。入居者を不安がらせて」

この件は手荒い地上げとしてと大きく取り上げられます

リニア再開発地価高騰…

リニア中央新幹線

品川から名古屋間が2027年開業予定です。


名古屋駅にはリニア新駅が出来ます。
周辺は再開発されてます。

長屋のある住宅街は西口にあり商業地に隣接してました。

地元の不動産業者に話を聞くと

「西口の太閤口。古い住宅や長屋が今も使われてる。
 商業地区に比べると地価は半値以下。
 退去してて綺麗な土地になれば高く売れるのが目に見えている」

再開発すれば高く売れます。
それが強引な立ち退き要求に繋がっていました。

借地借家法

借主が住み続ける権利を保障しています。
立ち退きを求めるには正当の事由が必要です。

基本的には立ち退き料を支払うことが必要です。

しかし守らない業者が近年増加。
2015年には弁護団も結成されました。

ブラック地主・家主対策に乗り出しているのです。

弁護団の西田弁護士。

「立ち退き料を一切提示せず提示しても少額で出て行けということや
 家の一部を破壊する破壊行為を伴うのは賃貸人の権利を超えており
 許されない」

首都圏在住Aさん
強引な立ち退きを迫られた一人。

4年前でした。

毎日電話が来たり家をどんどん叩いたり
家の前に座り込み。

地主と契約して土地を借りて家を建てました。
しかし地主は不動産業者に売却。
ただ借地契約は残っているので問題は無いのですが。

強引な立ち退き要求が始まりました

Aさんは不動産業者とのやりとりを録音

「借りたもんは返せ!」
「契約に基づいてる…」
「借りたもんはかえさなあかん」
「誰の土地や!」

…関西弁ですね。こういうのは大概というイメージそのまま。

ブラック地主・家主が問題化している理由

「時代の変化、進化につれて荒っぽい手口はなりを潜めてきた。
 しかしいくつか残ってる。
 不動産に魅力があり不動産価格がバブル化しているから」

ブラック家主に求められている長屋がありました。
空き家となった部分が取り壊されて切り取られていました。

住民を守る為に立ちあがった男性…
戦う83歳でした。

「脅して人に言うことを聞かせるというのは許されない」

兵庫県尼崎市にある兵庫県借地借家人組合
土地や家を借りている人の権利を守る団体です。
駆け込み寺でした。

相談に訪れている人
「どうしようもなくて助けて下さい」

組合長田中氏83歳
長年に渡り弱い立場の借主にアドバイスや手助けをしています。

「1ヶ月に10件〜15件ぐらい相談にくる」

一緒になって家主や不動産業者と交渉して解決してくれます。

JR尼崎駅。大阪駅から2駅。快速で5分程度
周辺開発が進んでいます。

その駅からすぐのある場所へ。

5世帯が入居の長屋でした。
ブラック家主に立ち退きを迫られてます。

空き家だった部分を切り取ったように取り壊し。
補修せずブルーシートで一時的な手当てをしたまま放置されてます

5年前立ち退き交渉も無いまま空き家部分を破壊した

長屋を上から見ると…ぽっかり切り取られているのです。
長屋だから続いてますしねぇ…
切り取られた壁はむき出しの状態でした。

家主は建物を住める状態にする義務がある
と、抗議をするとブルーシートで覆いました。

しかし劣化してボロボロになり冷たい風や雨が入ってきます。

そして2018年9月台風で屋根が崩落

退去を余儀なくされた人も。
住民に話を聞こうとしたら怯えて答えてくれないのです。

「業者がかなり脅しに来たと。
 恐ろしい形相で迫られたのでそれがトラウマになり今回も怖いから…
 脅して人に言うことを聞かせるというのは許せない」

田中さんは5世帯の住民と共に業者と交渉しているそうです。

アパート立ち退き要求

兵庫県内
田中さんある相談者の元へ。

古いアパートが見えてきました。
住民の村上さん
26年前に入居
家賃は25000円。一人で年金生活をしています。
13年前夫に先立たれたそうです。
ここを終の棲家と決めて静かな暮らしをしていた。

しかし村上さんの前に買い取った不動産業者が現れます。
老朽化を理由に立ち退きを要求。

業者は引っ越し代を提示したが、納得できる額じゃありません。

「そんな条件では出られませんといったら顔色が変わって
 大きな声で近所まで丸聞こえ」

圧を駆けて脅してきたようです。

田中さん
「家主の都合で出て行けと一方的に決まることはありません」

その後も業者が何度もやってきてました。
その度にメモを残していた

「次の家は決まったか?」など執拗に退去を迫ります。

「一人では対応出来ない無いと」田中さんに相談しました。

事情を聴いた田中さん村上さんと業者とのやりとりを助ける事に。

「相談もしたいと思いますのでよろしくお願いします。」

2018年12月15日に村上さんを訪ねる田中さん、
不動産業者が現れました

直接対決です。
話し合いをするために呼び出してました。

30分後。不動産業者が出て来ました。

話し合いはどうなったのか

「無事に終わった」
「80万円で一応決着がついた」
「要求通りに話がまとまったという点は良かった」

立ち退き料80万円で合意したようです。

「これですっきりしました。ありがとうございました。」

12月29日村上さんは新年を新居で迎えるために引っ越し。
引っ越し先は程近い場所でした。
近所の家の一間を同じ家賃で借りれることになったのです。
天国で見守る夫に報告してました。

土地高騰の煽りを受ける人たち
中でも高齢者にとって住む場所を追われるのは不安です。
そんな人たちを一人でも救うため田中氏の闘いは続きます。

「単身の高齢者の生活を奪う住まいを奪う。
 誰かが守らなくてはいけない。
 その為力を貸すと言うことを事をして行きたい」


まとめ

かつて土地の値段が大きく上がったバブル時代。
地上げなどのトラブルが起きた。
地価が上がっている今不動産で一儲けしようという勢力も力を強める
トラブルに巻き込まれないために家族などの土地資産も把握。
相談窓口を把握しておくことを始めておくと良い。
と締めくくられてました。

無いからなぁ…不動産資産



posted by Fuchs at 23:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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