2019年03月05日

『さらば平成。君は夜明けを見たか2【会社は誰の物か】』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 日産・ルノー問題から村上氏についてでした
  • ゴーン保釈で新たな局面になった日産問題
  • かつての村上ファンドの村上氏が復活してました


ゴーン保釈

東京小菅の東京拘置所。
カルロス・ゴーン前会長がいます。

本日17時過ぎ東京拘置所に多くの報道陣が…

裁判所がゴーン被告の保釈を認めました。

やってきたのは被告の弁護人「弘中弁護士」
無罪請負人

「大変喜んでいるという情報は。

保釈金はいつ支払う予定?

「準抗告の結論が出てない。明日だと思う」

ゴーン氏は無罪を主張しています。初公判は夏以降の見通し。

ルノーと日産を兼務しだしてからゴーンが変わったそうで。

権力の一極集中が過度に進みすぎてどうにもならない状況に。
取締役会で意見でも言おう物なら追い出されるという事態。

舵取りが一人に集中しすぎた弊害

フランス政府は。
「ゴーンの保釈はルノーにとって長期的に見ればプラス」
「ただ会長解任を巡り取消訴訟を起こすとかはあるかも」
「ゴーンはまだ日産とルノーの取締役だし電話会議で出席できる
 面白い事になる」

楽しそうです。
カリスマ経営者を退場させた日産はどんな道をたどるのか

世界に衝撃を与えた逮捕劇。
日産はどうなるのか。
この3ヶ月で新しい局面へ動きました。

1月下旬。動いたのはルノー。スナール氏を会長にしました。
ボロレCEOと新しいルノーを動かします。
カリスマから経営トップが変わるのは10年ぶり。
1人に権限が集中しないように配慮したようです。

新しいルノーはどう向き合うか

ルノーは日産に43%出資してます。
日産はルノーに15%出資してます。

しかし販売力という実力で見ると。
ルノーより日産が180万台上回る。

経営の柱は日産です。

三菱を加えた三者連合の主導権は誰が握るかの争いになってました。


2月14日14時羽田空港。
来日したのはルノーのスナール新会長。

「日産や三菱の人とこれからのことを話し合うことになります
 おそらく友好的な物になるでしょう」

スナール氏が日産三菱と会うのは初めてでした。

8時過ぎ 日産の西川社長

ルノーとどのような話を?

「色々なテーマあるけど互いに責任をもって将来の話が基本」

帝国ホテルで話し合いが行われました。
スナール会長、西川社長、益子会長のトップ会談。
夕食をとりながら1.5時間会談。

会談後西川社長

経営統合や日産の会長については?

「それは無い。そういう話はしてない。」

人事や資本関係には踏み込まなかったと回答。

翌日スナール会長が向かったのは東京會舘

出迎えたのは三菱自動車の益子会長。
三菱商事、三菱重工、三菱UFJ銀行のトップも来てたそうです。

三菱御三家の登場です。バックがでかい。

どんな話を?

「文化、生い立ち、歴史が違う3社が上手くやっていくためには
 お互いがリスペクトして経営の独自性などを尊重していくことが
 大事だと」

友好的な話し合いだったとされる会談だが真相は?

ガイアが独自に取材をした。
日産、経産省、官邸、フランス政府、ルノー…

重要な証言を得たました。

フランス政府

「スナールは自分が日産の会長をやることを西川氏が嫌がっているのは
 よく分かったと話していた」

三菱グループ

益子会長の三菱グループ

「会談にグループの首脳を同席させたのは益子会長の狙い
 巨大グループがいることを忘れるなと」

フランス政府は

「三菱側からはスナールに提携関係を脱退したいという姿勢を示した
 三菱は抜けたがっている」

三菱の真意は?

「駆け引きですよ」

三菱グループ内部ではルノーへの出資も浮上

「あるんじゃないか? ルノーと日産、三菱が対等になるためにね
 経産省の考えもあるし。」
「国は直接介入出来ないのだから」

三者連合のあり方を巡って軋轢が。
このままでは本業が地盤沈下して弱者連合に
3社が再編のターゲットになる可能性もでてきました。

日産は誰の物なのか…混沌としてきていました


村上氏の復活

2018年7月10日

経済界に大きな動きがありました。

「亀岡社長と経営統合に関する合意書の締結をお知らせできることを
 嬉しく思う」

出光の月岡会長の会見。

業界2位の出光と、4位の昭和シェルが経営統合することになりました。
今年の4月です。

大株主の出光の創業家が反対していたのですが。

「村上氏が創業家の相談相手になり、経営統合の必要性について助言
 それが当社と創業家の関係改善に繋がったのは事実」
「村上氏が無私の立場から尽力してくれたことに感謝している」

村上世彰氏

懐かしいな「村上ファンド」だ。

企業に激しく変革を迫る人でした。

「経営者として考えて欲しい!強い要望をしておく!」

激しい人でしたねぇ。記憶にあります。

会社は誰の物?

「商法上は株主総会で決定が行われる。
 株主が中心になって何がおかしい」

モノ言う株主として恐れられた存在でした。

しかし逮捕されました。

インサイダー取引

ニッポン放送株のインサイダー取引で逮捕。

「聴いてしまった」
「プロ中のプロと思っていた人間が犯してしまった深くお詫びする」
「私を今日をもってこの世界から身を引きます」

あれから13年。村上氏が姿を表しました。

「日本の新しい時代の幕開け。ものすごい期待している」

村上世彰氏とは

2006年当時47歳。5000億円動かした人
ニッポン放送の第2位株主に。
2005年には阪神電鉄の筆頭株主にも。

金を貯め込む会社見つけると投資して直談判。
利益アップになる事業へ金をつぎ込むように物を言います。
株価アップしたら株を売りさばいて利益を得ます。

2004年ライブドア社長のフジテレビの買収騒動をお膳立て。
しかし2006年6月ニッポン放送株のインサイダー取引の疑いで逮捕。

波瀾万丈です。

モノ言う株主は何を始めるのか

シンガポール 6:00。夜明け。

村上氏の姿が。59歳です。
シンガポールに移住して10年。

ウォーキングしてました。

「6時過ぎから8時過ぎまで10−15km歩くのが日課」
「投資や社会貢献をどうしたらいいだろうと考える」

投資家から金を預かり運用するファンドマネージャを辞めました。
個人投資家として悠々自適の生活。

屋台で食べてました。

日本を離れてどんな投資を?

案内してくれたのは、シンガポールの隣のマレーシア。
マレーシア・ジョホールバル

土地をごっそり買ってました。

東京ドーム8個分の不動産開発
開発面積34万平方メートル

経済特区でマンション商業施設を開発

建設中の施設は、駐車場からオフィスや自宅に行けるというもの。
マレーシアには珍しいデザインを採用。
完成は年内。

しかし販売会は大盛況

2区画4000万円 安くはないが「投資目的」で買う人も。

村上氏はベトナム、カンボジアでも不動産投資を手がけていました。

「本邦初公開」

投資は不動産だけ?

取材をしていると、株価をチェックしてました。
時間があればチェック。

日本企業にも投資をしている

誰かに指示をする場面も。

「マーケットが開いてるから何がどうなってるのかなと」

平成の世を騒がせた投資家…

「小さなファンドだったのが4000億預けて貰い何兆円規模になったかも
 自分もどこで歯止めをかけて良いのか分からなかった」

当時会見で語っていましたが。

どこで歯止めをかけて良いかと…いっていたが?

「本当は全く思ってなかった。かける必要は無いと」
「面倒くさいな、しんどいなと。投資家のために滅私奉公するのが」
「5兆10兆になるなと分かっていた。鉄板ビジネスモデル。
 だが金の評価が酷い物かと。この国の人の感情が嫌になった」

安く買って高く売るのが、おぞましいと判決に書かれた

2007年の有罪判決の判決文

「安ければ買うし、高ければ売るのは当たり前というが、
 徹底した利益史上主義には慄然とせざるを得ない」

こんな判決だったのか…ってか、経済ってそういうもんなのに。
これは私でもおかしいと思いますねぇ。

「安く買って高く売る以外の商売があったら教えて。これがビジネス」

最高裁まで争いました。2014年執行猶予期間を終えたそうです。

日本に戻るか?

「思っている。なぜ自分が今シンガポールにいるのか
 逃げていたかな。逃避していたしんどかった。」
「あのときは「出て行け」「いらないぞ」と言われてるような」
「自分の残された人生でやれる事は何なのか。
 シンガポールにいることが正しいのかは疑問」

そして再び日本へ…

動き出した村上氏。

2018年10月渋谷

親子連れが集まった会場にいました。
子供たちのプレゼントされたのは村上氏の著書。

前代未聞のプランを発表

お子様に投資を体験していただきたい
10万円どんと入れて投資を経験して貰う

「子ども投資体験プログラム」

中学1年から高校3年までの100人に村上氏が1人10万を提供。
株の体験をして貰います。

「投資家を育ててみたい。
 100人に1人10万円かも知れないけど金を増える喜びを感じて
 投資をしてみようと思う人がいれば本望」

そんな事を仰ってました。

子供からこんな質問が。

どこの会社に投資してますか?

「結構いっぱい投資してる。それに相乗りしようとしてる?」

なんて躱してましたが。

「金は天下の回りもの」だそうです。

都内某所にある豪邸

村上氏の東京の自宅…すげぇ。
2ヶ月に1度帰ってくるだけだそうですが広いです。

村上氏の生い立ち

「ど真ん中でえらそうにしてる。旗を持って立ってるのは僕。
 真ん中にいる」

と、小学生時代の写真。

1959年大阪生まれ。

貿易商投資家だった父。
その後ろ姿を見て過ごしました。

「早く同じ事をやってみたい」と思っていたそうです。

父親に呼び出されて
「やってもいいよ チャレンジしてみる?」

大学卒業分までの小遣いをまとめて貰ったそうで。

100万円

サッポロビール株を買ってあとは貯金したそうです。
小学5年から投資を始めて20万円儲けたとのこと。
すごいなぁ…。

私立の名門灘高校へ。

世界中の投資先を回る父に付き添い投資のイロハを学びます。

「一番高いときに売れると思うな
 一番安いときに買えると思うな
 上がり初めて世の中が変わる瞬間を見つけろ」

そんな事を言われていたそうです。

東大を出て1983年通産省入省。

「世の中の仕組みを見ろ」という父の教えに従ったそうです。

投資家として独立したのは39歳。
M&Aコンサルティングを設立したのが1999年
後の村上ファンド

世界中の投資家から金を集めて運用するファンドマネージャへ。

「思い、誇り、プライドと言うより宿命。
 そういう家に生まれて。その分野が得意になって
 頑張って何かをやり遂げることが出来るなら本望」

子供は4人いるそうで、村上氏跡を継いだのは長女。
綺麗な方です。村上氏に目元が似てました。

外資系証券に勤めた後、村上氏の投資活動を実務面でサポート。

村上氏
「ピクチャーを描くだけそれ以外はやらない。個別企業は彼女の世界」

投資先の選定提案は?

「彼女が多い。大丈夫僕がいなくても。死んでも大丈夫」
「簡単じゃ無いか。正論を言うだけ国のあるべき姿は。
 上場とは何なのかと」

長女も否定しないですし、自信に満ちあふれてる感じです。

「父は今の方が生き生きしてる
 人の金を預かってリターンを出さないとと自分を苦しめていた」
「言動も激しかった雰囲気もとげとげしかった」

村上氏
「今は負けたら失えば良いだけ。金は天下の回りものだから仕方ないと」


かつての盟友はどう見ているか

出て来たのはホリエモン

カメラの前で初めて語りました。

今の村上氏について

「変わらないなと。生命力がある」

投資家村上氏をどう見ているか

「カネカネカネ。お金に厳しい」

企業のあるべき姿を求めているが?

「それは村上氏のA面。B面もある」
「みんなが思っているのはB面の村上氏。
 コーポレートガバナンスというのも村上さん」
「本当に思っている村上さんのA面。
 一番社会で有名になったときはB面が出て来たとき
 B面もある。カネカネカネがある」

村上さんに睨まれているのは株価が低い
村上さんに投資されたら駄目な会社なんだなと思わないと

怖いなぁ…

そして目をつけられた会社が。

2018年7月20日謝罪会見をした会社。

日本貨物航空

2013-2018年。
整備不良問題…記録の改ざんもしてました。
整備逃れの不正を続けて国が業務改善命令を受けました。

その親会社が日本郵船株式会社
日本の海運トップ。

村上氏は7%を保有しています。

日本郵船は子会社の不正で業績が悪化。

株主に対し減配を実施すると言い出しました。

村上氏は。
「会社に何らかの問題がある。変わっていただかないと仕方ない」

日本郵船の取締役会に書面を送りました。

そこには、かつての姿を彷彿とさせる要求が…

「経営陣の皆様による不祥事であるのに
 何故株主が減配という仕打ちを受けなければならないのか」
経営陣としてあるまじき行為である

まさに全くその通り。

株主代表訴訟を提起をちらつかせ、減配の見直しを迫りました。

「減配するというが株主に責任は全く無い」
「市況は良くなっている。それなのに減配は何だろう不祥事で」
「僕には分からない。甘い!会社として」

減配の見直しの他企業価値向上策の公表要求も。
期限は秋の中間決算までとしました。

日本郵船の中間決算発表の日

日本郵船の中間報告を見ました。
業績悪化を考慮し減配見直し要求は見送るとしたそうです。

「期待しているのはすごい有価証券を売ってるのではないかという部分
 持ち合い株をどれだけ売ったか」

日本郵船の保有株式リスト。
153銘柄。トヨタだなんだと名だたる銘柄を持っていました。

保有目的は取引先との関係強化

所謂持ち合い株

A社がB社の株を持ち合うと。
少数株主の意向が反映されず経営へのチェックが働きません。

百害あって一利なし
「悪い事しても賛成してくれる。互いに傷をなめ合える
 やっては駄目。
 フェアな世界の中で世界で類を見ない事。やっては駄目」

持ち合い株についても、強く要求

政策保有株式の保有資産売却をして株主へ還元を

決算が発表されました。

持ち合い株はどれくらい売ったか…

売却益175億円

「凄い売った。前期は34億円。今期は175億円。5倍の利益を出しました」

「結構売った。下期も売ると思う」
「持ち合いは全部辞めるんじゃ無いか?」
「ちゃんと売ってるので嬉しい」
「馬鹿野郎と行っては駄目。頑張って下さいと言う。これは必ず花開く」

「日本企業は持ち合い株をいっぱい持ってる。
 それがぐるぐる回ると経済は絶対に良くなる。僕の役割」

10/31 日本郵船決算会見

村上氏が持ち合い株の売却を提案していたが?

「削減は資産の流動化の中で進めると言っている。
 特定の株主から言われてからでは無い」

嘘ですよねぇ…建前ですか。

11月20日。日本郵船の内藤社長が現れます。
入っていったのは、村上氏の事務所が入るビル。

会談の中身は明らかになっていないそうです。

村上氏が注目している会社は?

「今注目しているのが日産ルノー問題」
「有価証券虚偽記載なら、実際に社長以下取締役は何をしていたのか
 取締役会の異常さ。何をやっていたのか。今頃開示するのは?
 自浄作用をもっと昔から持つべきだった」

日産ルノーで駆けている視点は?

「株主のガバナンス。
 株主が無視されて内輪の問題になったり。
 政府の問題になっている違和感がある」
 誰が主導かは株主が決めること

日本に舞い戻った村上氏は夜明けを見たのか?


まとめ

会社は誰の物なのか。
村上氏を始め企業の争いにはこの問いがついて回る。
取材した日産ルノーの争いは株主のフランス政府が事態を複雑化させる
新しい時代の会社とは経営者の権力闘争や保身では無く
働く人消費者にも価値のある物であって欲しいと締めくくられてました

村上氏が「株主が決めること」と行っていたけど。
そうなると。
日産はルノーが主導だし。
ルノーはフランス政府が決めるから。
日産はフランス政府が主導…となるのかな?

とか短絡的に考えてました。





posted by Fuchs at 23:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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