2019年03月26日

『企業再生決断の時【さらば平成君は夜明けを見たか(3)】』〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 今年度最後のガイアです。日産とレオパレスについて
  • スナール氏独占取材をしてました
  • レオパレスはまた新たな問題を見つけてました


日産の厳しい現状

大手中古自動車店。

日産の車がありました。
人気のミニバン 日産セレナ。

売れ行き好調だったが、ここ1〜2ヶ月は車に問い合わせがない
日産は問い合わせが減っているそうです。

日産車の問い合わせ件数去年12月以降1〜2割減

きっかけはゴーン前会長の逮捕でした。
そこから日産車が売れなくなりました。

「中古市場に台数が増えるので価格が下がると予想が出来る」

トヨタ車を見ていた客に聴いて見ます。

日産は選択肢には?

「新車があまり出てないので候補に挙がらない」
「企業自体がごたついているイメージ」
「車に関しても良いイメージが無い」

ブランドが傷ついた日産

車作りの現場でも異変

福岡県苅田町
日産の国内生産の7割を担う工場。
北米市場向けなども手がける一大拠点。

従業員に話を聞くと

販売台数が落ち込んでいるが?

「生産体制が変わる」
「去年に比べ生産率が下回った」
「3交代で無くても大丈夫と2交代になった」

2019年3月期の最終利益4100億円と前年同期比45%減。
北米市場の販売台数8.5%減。
販売奨励金で安売りして収益が悪化しています。

日産はかなりやばい状況になってきていました。

しわ寄せは下請けにも

宮西コスモス

車のシートに使用するクッションの仕上げ加工。
従業員に見通しを伝えました

「仕事が少なくなる。来月からなんぼか少なくなる」

売り上げの65%が日産の会社です。
4月からの2ヶ月間15%減産すると知らせが届いた

「残業や日曜出勤を無くすことからやっていく」

日産が不振に喘ぐ中3社連合は新しい体制となりました。

新しい合議制

3月22日フランスパリのルノー本社へ。
日本のメディアとして初めて独占取材が許されました。
ルノーの本社の中にテレビカメラが入るのも初めて。

CEO執務室はゴーン前会長の椅子が使われていました。

この椅子に座るのは、ボロレCEO

隣の会議室は、日産と三菱とテレビ電話で繋がっていて
重要事項の決定もおこな輪割れます。

ルノーのボロレCEO、55歳
独占インタビューに答えました。

「良い写真でしょ」
見てたのは3社連合の写真でした。

ルノーと日産はゴーン逮捕で一時緊張関係にあったようです

冷え込んだ関係をここまでもっていったのは。

「ルノーと日産は常に一緒に歩んできた
 西川社長と話をしなくなったわけでは無い
 難しい状況だったが3社連合が立ち止まらないよう
 全力を尽くした」

「1月にスナール氏が会長に付いたおかげで
 ルノーの体制は盤石になった。」
「同時に3社連合に新鮮さやダイナミックさを取り戻して
 いきたいと思っている」
「それにより自動車業界に新しい波を起こす。
 ルノーはこれから最新のITを搭載した車や
 電気自動車、自動運転車、車を使ったシェアビジネスもやる」
「3社連合の力を未来の車作りに繋げたい」と語りました。

その思いは成就するのか…


今年度最後のガイア

2018年度最後の放送回。

検査不正、データ改ざん、名だたる大企業が起こした不祥事
謝罪会見で頭を下げてきました。

企業の不祥事の中で衝撃的だったのがゴーン氏逮捕

報酬の虚偽記載、会社資金を流用した疑いがかけられてます

3ヶ月あまりはトップの逮捕で揺れた日産ルノー三菱

3/12新合議体発表されました。


第一部 追跡!「日産・ルノー」の行方

3/13 2ヶ月の交渉の末、スナール会長の独占取材が実現。
流石ガイアです。

世界初独占取材

「1時間半のインタビューに耐えられるか自信が無い」
「頑張るが全てを語り尽くさないといけないですね」

なんてスナール氏が現れます。
貴族の称号をもち、子供3人孫2人の66歳。

「私は国際社会関心がある
 父は外交官だったので小さい頃から国際社会を身近に感じた」
そう語るスナール氏。
日本との因縁もありました。

「父がどれほど強く勇敢だったかを知り力強く感じました」
「勇気と尊厳を失わず困難を乗り越えた人だから」

外交官の父だったスナール氏。
オランダに歴史的な事件に巻き込まれた。

日本赤軍のメンバー大使館を占拠した事件…

ハーグ事件

1974年日本赤軍がオランダのフランス大使館を占拠しました。
日本赤軍のメンバーがフランスに逮捕された仲間奪還のために
立てこもったのでした。
最大幹部の重信が武器調達。

その人質となったフランス大使だったのがスナール氏の父。
5日間の拘束の末開放。

「父が話してくれたのですが事件が解決したとき
 テロリストのトップから手を上に上げて大使館から
 出て行くように言われたそうです。」

スナール氏の父は。

「フランス大使は手を上げたりはしない」と答えたそうで。
「テロリストは父に分かりましたと答えた。
 敬意を払ったのでしょう。
 父のようにありたいと思います
 今年で100歳になりますが元気ですよ」

不屈の精神を受け継いだスナール氏
ルノー日産三菱連合をどう導くのか。

テレ東のとんでもない質問

ゴーン前会長法を追放した経営者です。
ご自身も追放されませんか?

と西川社長の写真を見せながら質問するという。
すげぇ質問。どストレート…思わず笑っちゃいました。

それの答えOh My GOD

笑いました。

そんなスナール氏。
大手石油会社などを経てミシュランのトップに
労働組合と揉めること無く粘り強くリストラ策を実現
交渉のプロと評されフランス政府からの信頼も厚いです。

新体制をどう舵取りするのか。

アライアンスボード
ゴーン前会長に権力が集中したので3社で話し合う体制に。

それぞれが会社の議場を背負ってるが決定が遅れることは?

「逆です。決断のスピードは上がると思う」
「未来に向けて上手く進んでいけると確信している」
「心配しないで下さい
 アライアンスのボードの議長を誇りに思っている」

自信を示したスナール氏何が大丈夫かは分かりませんが。
背景には、資本関係があるようです。

日産はルノーに15%出資
ルノーは日産に43%出資
ルノーの大株主のフランス政府はルノーに15%出資。

そのフランス政府は。
ゴーン前会長に。
「ルノーと日産の提携を後戻りできない関係にしろ」と
言っていました。

フランス政府の要望をどれだけ形に?

スナール氏
「フランス政府はルノーの株主。
 渡しはビジネスに於いて株主を尊重すると厳格に決めている」「政府との関係は問題無い。フランス政府は渡しが責任者で
 あることを理解している」

この話だけを聞くと、フランス政府の意向に沿って。
経営統合へ突き進むと取れます。

アライアンスボードは最終形ですか?

次なるステップはある?

「最終形です。 そうで無ければ記者会見で公表しない
 今も活動はしている」

経営統合へのステップでは?

「そういう噂もあると思います」

「日仏統合棚上げ。日産会長求めず」とあるが。

「正しいと思います。今までの日産や三菱との連携が
 素晴らしい結果を出したのは間違いない」
「時間が経つにつれ組織が大きくなり
 意志決定に時間がかかりすぎるようになった」

経営統合を否定はしませんでした
3社連合の結束強化が先決と強調はしました。

9月にはゴーン氏初公判が開かれます。

ゴーン氏は「今後の日産が心配だ」と話しているそうです。

ゴーン被告に対してスナール氏は

「皆これまで前向きに提携に貢献してきた
 90年代に日産ルノーの関係を作った人は尊敬されるべき」

ゴーン氏が協力を申し出たら受ける??


「そのような話にはならないと思います
 ゴーン氏は今やるべき事がある」

スナール氏はゴーン被告との決別は明言

スナール氏の真の狙いはどこにあるのか。

日産に対しては守っているという姿勢を取りそうとのこと

しかし経営者として最後に求められるのはアライアンスを
成功させて不可逆的に持って行くこと

「日産の経営が自滅しているようではスナールの思うつぼ
 笑顔の裏はしっかり読んでいかないと行かない」
と、専門家が語ってました。

現場はどう感じているか

日産現役社員が答えます。

新しい体制になって経営統合への不安は?

「いったんは恐怖は取り除かれた」
「ただ問題を先送りしただけ。
 いつかはそういう話が出るかも知れない」

ルノーとの経営統合に不安を感じながらもスナールに期待。

日産の夜明けは見えてきたか?

「夜明けに向かっていると思う」
「間違ったことに対して改善するという日産のカルチャーで
 ガバナンスも改善し、目に見える形で仕組み化される
 繰り返せば夜明けになる」

果たして夜明けは近いのか残された時間は多くない。

私ははすごく社員の話に違和感を感じました。
楽観視しすぎですよねぇ。
一番ヤバイ状況になってる気がするんですが。


第二部「レオパレスショック」の行方

レポアレスショック。
ガイアが取材してきた問題です。

「界壁」施工不良問題

2月5日の会見では。
・33都府県1324棟施工不良が発覚
・14000人に転居を促す

問題は全国に波及
第三者委員会を設置して経緯を報告すると言ってます。

国交省も夏までに改修の完了を指示。
他の業者も調査することに。

深山前社長。
「マンスリーレオパレスは賃貸住宅のあり方を大きく変える
 可能性がある。オーナーの皆の安定したアパート経営を
 バックアップ。同業他社の追随を許さない経営を!
 アパート経営の先行きは明るい!」

なんて語っていた経営者。
深山前社長(ユウスケ氏)
1973年〜2006年社長としてレオパレスのビジネスモデルを確立
現在は別の不動産会社を経営してます。

界壁問題は、ゴールドネイルシリーズで発生。
前社長時代に建設していました。

中間報告では。
「意図して組織的に行われた可能性」
「仕様と異なる部材は、先代社長の指示。」

これをうけレオパレス会見を開きましたが…

当時の社長の指示と報告書にあるが?

「今後の調査結果を待って…」と濁しました。

深山元社長の自宅へ報道陣が押しかけますが。

「帰ってこなかった。いつ頃帰宅するのか…」

分かりません

創業者の関与を指摘されて急展開する問題

2017年本社の中にいたガイア
商談スペースに姿を見せたのは、深山現社長。

「週末は、建築を考えている人で埋め尽くされている」

問題発覚前のモデルルームで独占取材を受けていた現社長。
モデルルームを案内して説明
特に強調していたのは建物性能

「高い音が出ると下に響く」

防音性能には拘ったと語る。

「音の問題をどうクリアするかここ10年やってきた」

外壁と内壁の間には当然グラスウール

「耐火性の問題について最大限の配慮をしている」

遮音性の高い断熱材を使っていると明言していました。

2月7日…謝罪してました。

一部で施行不良が発覚。

グラスウールを施行するところ、発泡ウレタンが施行されていた

建築基準法で定める遮音性能の基準を満たしていない可能性
適合しない材料を使っていない物件が次々発覚したのでした

深山説明は何だったのか…

界壁問題の真相は?

去年5月の緊急会見での釈明。

「設計においては界壁があることが前提で設計され
 施工業者が誤解認識が不足して界壁をつけなかった
 独自の判断で施工したと想定

施工業者の誤解と認識不足が要因とした

これに対して施工業者は

「施工業者で手を抜くことはしない!」

界壁が何故作られなかった?

「建築基準法上は作らなくてはいけないが図面上に載っていない。
 施工業者としては当然作らない」

施工業者の図面に界壁はない?

「図面にあれば施工業者が手を抜くことはしない」

レオパレスから渡された「図面に界壁はない」と説明。
本当かは分かりませんが。

創業社長時代に請け負った業者にも直撃。

「我々の時代に施行した物は、中国の工場で作って
 日本へ部材を持ってきて建てた。
 中を仕上げたが、天井裏が塞がれていては入れない。
 それはやらなくていいと言うことになり施行しなかった」

界壁が無くて良いか確認は?

「あった」
「やらなくても検査に通ることになっているという話だった」

レオパレスが界壁は無くても良いと指示されたケースも。

施工業者に原因があるとした説明と食い違うことに。

界壁調査の問題

常滑市に住むオーナー吉田さん。
レオパレスの「ハイブリッド」シリーズのオーナーです。

ハイブリッドは、鉄骨と木材を組み合わせて施工

静かな空間を売りにしています。
2001年から発売していて全国7300棟以上建設。
全国のレオパレスの32000の2割を占めるシリーズです。

ハイブリッドは優先調査の対象外となっていました。

界壁について物件の建築図面で確かめると
「界壁は小屋裏まで達する物とする」と明記しています。

そこで吉田さんは去年6月レオパレスに界壁調査を依頼したが
やって貰えませんでした。

レオパレスとの打ち合わせメモ

書かれていた言葉には。

「界壁が必要ない商品のため調査は原則として行わない」

界壁が必要と書かれている図面と異なる説明をしていた

「界壁は無くても大丈夫という説明だった
 建築の素人なので説明されるとそれ以上は言えなかった」

そこでレオパレスの対応についてオーナー会に相談。

「認定書を見せられ国の印を貰っているので界壁は必要無いと
 言われた。
 図面に書いてあっても必要無いと言われた」と説明します


国交省の認定書には、認定番号 TSTB-0005と記載。

その説明に疑問を感じて国交省に問い合わせたら…
回答が来ました。

「遮音性や防火上の安全性の観点から設置が求められる
 界壁の要不要とは無関係
必要な界壁が不要になる根拠にはならない

レオパレスの説明を全否定しました。

「素人は信用するそれ以上言えない」

ハイブリッドの建築図面に界壁が必要としたのはレオパレスの
一級建築士でした。

吉田さんはレオパレスの一級建築士と面会にこぎ着けました。
吉田さんから遅れること30分一級建築士がやってきました
面会は1時間。
どんなやりとりがあったのか…

テレ東は建築士を直撃しますが。

「本社と通して貰わないと個人的には何も話せない」
と逃げてしまいました。

一体何を話したのか吉田さんに聴いて見ると…

「これを書いて貰った」

レオパレスとの打ち合わせメモ

「商品知識の無知で誤った説明をした」

図面を作成した一級建築士が語ったそうです。

「「情報不足」「認識不足」の一点張り」だった。

レオパレスに聴いて見た

「外部調査委員会による調査の途中段階でありコメントは控える」

一級建築士が自ら関わった物件に対して無知はあるのか?

別の真っ当な一級建築士に聴くと

「無知なことから…商品知識にも…は嘘
 確認申請図に描いてあり客が図面を見ても分からないと、
 適当な事を言っていただけで知らなかったのではない」

そりゃそうです。

今年3月愛知県常滑市

吉田さんを訪ねます

進展は?

来てみると検査結果を見せてくれました。
レオパレス立ち会いの下独自に調査を実施

結果判明した事実

一部に界壁が無い
耐火性遮音性に不備

吉田さんの物件は補修が必要と結論付けられた

要するに不良物件でした。
酷い話です。

レオパレスの報告と行政の判断を待ってから対応するそうです

「分かった以上は怖い入居者も怖い
 補修して入居者に安心して住んで貰いたい」

底が見えないレオパレスショック。
夜明けは来るのか…


まとめ


今年度ガイアでは困難な課題を解決しようとする取り組みや
課題を追ってきた。
残念ながらいきすぎた利益史上主義やコスト削減が
トラブルを招いた例もあった。
新しい時代が幕を開けます
失敗を糧にして生まれ変われるのか。
真の夜明けを見つめていきたい。
と、締めくくられていました。

レオパレスはどうにもならないので置いといて。
日産は正念場でしょうね。

おそらくルノーに食われますよ。
スナール氏結構くせ者ですよ…あれは。
消費者から見放されてきましたし。
ブランド叩きに叩いて弱らせて食おうという魂胆じゃないかと


posted by Fuchs at 23:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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