2019年08月20日

【何もない町】に人を呼ぶ「新名所ウォーズ3」〜今日の「ガイアの夜明け」感想〜

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。

今日のガイアを3行で

  • 新たな観光スポットについて
  • 愛知県幸田町がロケを呼ぼうと頑張ってました
  • 三重県津市にはおやつタウンが出来てました


潤う岩手県久慈市「あまちゃん」

岩手県久慈市
三陸海岸を巡る三陸鉄道も有名。
人口34000人の町です。

8月。臨時の大型バスがやってきました。

下りてきたのは観光客。
小さな漁港に人だかりが出来てました。

視線の先にいたのは…北限の海女さん
丁度ウニの最盛期でした。

観光客はウニでは無く漁を終えた海女さんを取り囲みます。

あまちゃんをみにきた

「テレビで見るより潜るのが上手い」

2013年のNHK連続テレビ小説。あまちゃんの舞台です。

放送から6年経った今でも観光客が絶えません。
海外から来る人もいます。

埼玉県から来た親子が。
中学生の頃ドラマに夢中になった長女。
ずっと来たかったそうです。

ドラマのOPの堤防とかでは主人公になりきり大喜び。
続いてやってきたのは三陸鉄道久慈駅。

突然ナレーターが語り出したんですが。
駅長役で出ていた…そうか杉本哲太さんか。

それはさておき、妹の茜さんと一緒ドラマののシーンの再現

ファンにとって聖地巡礼

「初めて来たけどドラマを見てたから懐かしい。
 子供の頃に来た感じがする」

そしてロケ地見学の客が列をなしていたのは
海女さんが採ったウニ。
1個1000円でも飛ぶように売れます。

ドラマが終わっても人気があり。
あまちゃんの経済効果32億円となります。

市長も笑いが止まりません

「じぇじぇじぇ発祥の地」

なんていう石碑も建ててました。

「遠くて不便で寒くて暗くて寂しい街だったが
 あまちゃんのロケ地になって変わった」


千葉県いすみ市の海水浴場「万引き家族」

千葉県いすみ市の海水浴場。
昔は地元の人しか知らない所だったが…

今や「家族でジャンプ」する光景が。

万引き家族のシーンです。

「結末の前の家族っぽいシーンが印象に残ってる」

去年カンヌ映画祭でパルムドール獲得した万引き家族。
そのロケ地としていすみ市の海水浴場が選ばれました。
映画のシーンを真似する人が後を絶ちません。

ロケ地になると観光客が増える

そこでロケを呼び込み町おこしする仕掛け人が。

「今どんどん成功事例が出ている。何もないところが聖地になる」


ロケなび!

映画業界ポータルサイト「ロケなび!」

そこには何でもあります。
ショッピングモール跡地とか…
殺人事件OKなオフィスビルとか。

ロケなび!
ロケ地として貸したい人や団体と制作者をマッチングします
最近地方自治体の登録が増えています

東京港区に運営会社があります

地域活性プランニング

社員20人の会社です。

「ロケなび」の運営や地方自治体へのコンサルなどを実施。

社長
「地域には良い物があるが日本全国に分かって貰えない
 どう効果的に地域の魅力を発信できるか。
 目をつけたのが映画ドラマのロケだった」

では町にロケをどうやって呼ぶのか

担当は木庭さん(33)
地方への出張予定がびっしりでした。
上富良野にも来てたようです。

木庭さん
「何がある地域なのかを探してどうしていくかを決めていく」
千葉県茂原市
人口89000人

寂れたシャッター商店街がありますが人気ロケ地です。
古い昭和の設定でも行けます。

木庭さん
「エキストラ使えば活気ある商店街になる」

茂原市は田舎ならではの画が撮れるとアピール

1年で4本の映画ドラマのロケ地に

取材の日も映画撮影。
築62年の公民館(使われてない)での撮影でした。

「木の感じも凄く良い。
 すぐ壊してしまうところが多いので中々無い」

茂原市は1年で50件のロケを誘致

千葉県いすみ市

南房総に位置する海沿いの町。
万引き家族のロケ地として知られるように。

木庭さん次なる仕掛けを考えてました。

「ロケ地に来ました!で帰ると
 町に金が落ちず経済効果が生まれない」

そこでとある所を訪ねます。
待っていたのは商工会メンバー

地元商工会メンバーとご当地グルメ作り

じあじあと呼ばれる…
サメのすり身に野菜などを混ぜて油で揚げた郷土料理。

それをパンに挟みサンドイッチやハンバーガーにして売ろうと
そんな事を考えてました。

ロケを呼ぶだけでは無く町おこしに繋げるまでが仕事

木庭さんは6年前ソフトバンクから転職。
国内旅行が好きでしたがいつもある思いを抱いてました。

「地域にはそれぞれ違う顔があるが伝わって無い。
 広めていきたいなと探してるうちにこの会社に出会った」

5月17日経産省

とあるセミナーが開かれていた。盛況でした。
壇上に木庭さん

「いすみ市が成果を上げています。3ヶ月で30億円の効果」

ロケを誘致し観光客を呼び込む取り組みは国や地方自治体も注目

セミナー終了後自治体と制作者のマッチング大会が始まりました。
これも木庭さんが仕掛けました。

市長自ら来るところも。

「工業団地もある。商店街も撮影出来ます。
 ロケハンも一緒に回るし」

熱心心にアピールしていたのが愛知県幸田町でした。

愛知県幸田町は人口42000人
名古屋から電車で40分の町。
観光とは無塩です。

経産省セミナーに来ていた町役場の春日井さん
「観光は幸田町は何もない。ちょっと寂しい」

地元の活性化を考えたら観光に繋がらないかと

去年9月ロケナビと契約。
年間200万円支出(コンサル料込み)

大事な税金です。

反応は?

「全くほぼ無い。
 金を払って登録しているのはメリットはあるのかなと」

本音がでます。
ロケなびの木庭さんにとっても頭の痛い問題でした。

5月下旬幸田町

木庭さん映画プロデューサーを連れてきました。

「こういうところがいい こんな画が欲しいがあれば
 言って欲しい」

プロから見て貰う事にしたようです。

地元の寺を案内。

「ここが撮れれば画になると思う」

本堂に続く道がおすすめでした。
プロデューサーも。

「アスファルトではないので奥の景色が抜けてない。
 昭和初期の道という設定ならいける」

中学校

小中学校9校をロケ地として提供可能としている幸田町
普通に学校を眺めてたある風景がプロデューサーの目に。

「教室から見える何気ない山。東京にはない風景」
「キャラの背景を作る時どこにでもある学校より
 山の中の学校の方が見えてくる物が違う」

幸田町の担当者も
「見方が全然違う
 意外と制作者が欲しい物を地域の人が分かってない」

木庭さんが更に動きます

映画制作会社「FILM」

数々のヒット柵に関わったプロデューサーに聴きました

「翔んで埼玉」を作った人らしいです。


今一番幸田町で売り出しているのは学校ですが…
それよりも
「開けた平地があってオープンセットを立てて爆破が出来れば」
と注文
それがあれば行く価値はあるかもとの事。

早速愛知県幸田町の担当者に電話します

「広大な空き地やオープンセットを建てられるところが
 あれば行きやすくなるとは言われた」

早探しに行く役場の担当者。
 僕らは素人なのでプロの制作者が見ると
 普段は何とも思って無いところがロケの現場になることがある」

8月4日幸田町

木庭さんが映画プロデューサーをつれてきました。

車は山の中へ。着いたところは採石場の跡地

四方を山に囲まれた場所です。

「オープンセットが建てられる」
「爆破してもそんなに響かない」
「現代物が見えないので時代劇にも良い」と高評価

何もないのが武器になるようです。
内容が合えば有りでは無いかとのことでした。


この日は決まりませんでしたが手応えはありました。

「町も変わると思う。活性化に繋がる部分は
 決まるように頑張る」

今年中に2本の映画ロケが決定
木庭さん
「まだまだ私も知らない所があるので探し続けたい」


津市:おやつカンパニーのテーマパーク

三重県津市
人口278000人
県庁所在地ですが中心街はガラガラ

「これというところがない」

この道20年のタクシードライバーも。

「観光客が来る所じゃ無い閑古鳥が鳴いている」

津の中心街から車で30分…ある物で呼び込もうとしてました

お菓子なテーマパークです


ベビースターラーメン

ベビースターラーメン
食べたなぁ…

おやつカンパニーが製造販売してます。
津市にあります。

元々はインスタント麺を製造をしてました
細かくなった麺の欠片味をつけて社員に配ったら好評だったので
ベビーラーメンとして1959年に販売

1973年 ベビースターラーメンと名前を変えました

定番のお菓子として60周年。
50種類以上の派生商品があります

みそ味、カレー味、プレミアム、七味じゃがバター…など

ベビースターを全国区に育て上げた松田会長(2代目)
彼はテーマパークを作る事が夢でした
しかし何も無い場所でどうやって人を呼ぶのか

三重県津市の中心から車で30分の場所です。

そこに派手な建物がありました
おやつカンパニーの主力工場久居工場

ベビースターラーメンが作られてます
年間5億食を製造

松田さん71歳 おやつカンパニー会長です。2代目です

「昔はおかし=子供たちのお腹の足しにならなければ
 いけなかった。
 おいしくて値打ちだし人気になった」

創業者は父松田さん。
スーパーコンビニに販路を広げて全国区にしたのが現会長

キャラクターも年々変わってます。
今で3代目となり「ホシオくん」というらしいです。
2代目は良く見たんですけどね

1959年:初代
1988年:2代目
2017年:3代目

と、どんどんキャラクター変えてます

現キャラクターはホシオ君だそうです

親子3世代で食べてる人も。
60年にわたり愛されてきました。

しかしおやつカンパニーは米カーライルが買収
外資系ファンドに売却されたのでした。
社長だった松田さんは1つだけ条件をつけました。

ベビースターのテーマーパークの建設

15年前から作りたかったそうで。

「今まで支えてくれた子供たち
 親子3世代人ってるからじいちゃんばあちゃんが
 子供たちに対する感謝を…」

そして新会社「おやつタウン」を設立

私財を投じて設立しました。
テーマパークのための会社です。
建設するのは工場の隣にある駐車場。

津市中心部から車で30分最寄り駅からの交通アクセスなし

交通の便が最悪でした。

そこで1人の男性をヘッドハンティング

新会社の常務嶋田さん

オリエンタルランド出身
東京ディズニーシーンの>立ち上げにも携わります。

退職後ディズニー流の集客術で貢献してきた

「最初は無いだろうと思った
 駅を下りた瞬間に断って帰ろうとおもった
 3時間過去の歴史からおやつタウンにかける思いを
 一方的に語られて。これはお受けするしかないなと」

6月上旬 オープンまで1ヶ月半

外はかなり出来上がってきてましたが
中は開園もうすぐだけどまだまだでした。


巨大なホシオくんが飛び込んできます

「ディズニーランドだったらシンデレラ城
 というアイコンがある。
 おやつタウンといえばホシオ君が合った方が良い」

屋内アスレチック

日本中の屋内アスレチック大きさ調べてとにかく一番大きい物に

日本最大級の屋内アスレチック

目玉は子供も乗れるターザンロープ

フードコート

社長の松田さんが試食
本場イタリアまで行ったピザ

具はラーメン風でベビースターがトッピング

うどん…
讃岐で開発うどんを使う
かき揚げの中にもベビースター。

カレーにもベビースターをトッピング

ただ
「これは面白く無い。ベビースターを置いてあるだけ」
「存在感が足りない」」

カレーはやり直すことに

創業家松田さんの拘り

それを形にするが嶋田さんの使命です。

「こういう場所に作ったからには
 ここでしか出来ないもいのを出さないと来て貰えない」

嶋田さんは単身赴任です津市へ。
家族を兵庫に残して単身赴任です。

オリエンタルランド辞めて10年
ある思いを募らせてました

「ずっとテーマパークをやりたいなというのはあった
 ゲストに対して価値を提供するこんなに面白い事はないなと」

オープンまで2週間

報道陣が詰めかけます。
壇上に現れたのは浅田真央さん

浅田さんをイメージキャラクターに起用したのは嶋田さん

「チキン味が大好きでした」インタビュー

創業家の松田さんもご満悦でした。

それから数日後。
厳しい表情の松田さん

ベビースターのホシオ君が現れる鏡のトンネル
鏡全体に見えるはずのホシオくんが映ってないのです

「万華鏡といって発注した訳や」

ここにしかないベビースターの世界には妥協しません。

7月20日オープン当日

長蛇の列が出来てました
家族連れが多数

「ベビースター大好きだから」
「自分たちも子供の頃に食べて足し子供も好きなので」

と、来た人が。
入場料大人70円0 子供450円

万華鏡も全体に移るように修正されていた

滑り台やアスレチックに大興奮親も大喜び。

嶋田さんが用意したのが。

オリジナルベビースター作り

800円
最大20種類の味から選択できます
オーブンで5分乾燥させればできあがり。

カップに詰める前に味を食べ合ってみたりとか。
自然と会話もでてました。

3世代で体験する人も

松田社長も夢に描いていた光景でした

「親子が一緒にやってくれてるし
 非常に良かったと思う」

フードコートの一番人気はカレー
ベビースターがかかってるのではなくて。
ご飯の中に混ぜ込まれてました。

「凄く合ってる美味しい」

嶋田さんが次なる秘策を考えてました。

更に人を呼ぶ仕掛けとは

7/20以降も賑わってます

しかし次の一手を考えてました

「開業してしばらくは一定の話題性で来て貰えるが
 そこでリピーターを生むのが重要な要素になる」

おやつタウンの集客目標は
年間40万人

津市の人口28万人より多いです。

そこで嶋田さんが動きます
リピーターになって貰う秘策が

「近隣スポットの案内が載ってる」という。
近くの観光スポットのパンフレット。

連携呼びかけたスポットが沢山
おやつタウンを楽しんだ親子はそれを見て。

「温泉でも覗いていこうかと
 せっかくだから近くだし」

車で10分にある榊原温泉

清少納言の石碑がありました
枕草子にも登場する名湯です。

日帰り温泉にやってきた親子
疲れた体を癒やしてから帰ります

パンフレットを持つ家族は植物園にも。

子供がかけだした先には睡蓮の池が。
隠れた名所でした。


家族ソロって記念撮影をとったりザリガニ釣ったり。
たのしんでました。

町全体に人を呼ぶという戦略

「楽しめると思ったのでまた機会を見てこようかなと」

オープン1ヶ月の来場者6万人が来ました。
何もない町に人を呼び続けられるか。

嶋田さんの挑戦はこれからが本番。

「隠れた魅力はいっぱいある
 隠れた魅力をゲストに伝えることで
 津市に三重県の観光拡大に繋げたい」


posted by Fuchs at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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