2012年06月19日

今日のガイア 『世界最速の靴を作る〜アシックスvsアディダス〜』

※この記事はガイアの夜明けを見ながら自分のメモ書き的な感じで書いている記事です。
 誤字脱字、支離滅裂となってますがお気になさらず

『世界最速の靴を作る〜アシックスvsアディダス〜』

今日のガイアは、オリンピックイヤーということもあり、スポーツ企業のお話のようです。

【世界のスポーツメーカー売上高】

1位:ナイキ(アメリカ) 1兆5210億円 (2010)
2位:アディダス(ドイツ) 1兆4813億円(2011)
3位:プーマ(ドイツ) 3341億円(2011)

このようになっています。
日本のメーカーはと言えば。
日本トップ アシックス:2478億円
次のミズノは1549億円

と、アシックスはプーマを捉えている状態になっているようです。
だからこそスポーツの祭典オリンピックに懸ける思いというのはかなり大きいようでして。
なるほどなぁと。

ちなみにプーマにはあの「ボルト」がついているようです。
最高の広告塔ですよねぇ…。

そして世界中のスポーツメーカーが、オリンピックがあるロンドンに旗艦店などをオープン。
しのぎを削る状態になっていました。

【日本トップ:アシックスの場合】

神戸市に本社があるアシックス。
1949年に鬼塚氏がバスケットシューズの販売から始めた会社です。
売り上げの7割以上がシューズ。
世界18の国や地域に出店し、海外売上比率は63%と言うグローバルな企業だったりします。

そのアシックスでは、五輪用シューズ開発の専門部隊(フットウエア統括部)がいるようです。
例えばマラソンでは、男子マラソンの藤原、中本選手などにシューズを提供する模様です。

ロンドン五輪でのマラソンコースは…それはもう過酷としかいえないコース設定がされているようです。
これまでにない特徴として…
市街地の入り組んでいて細い石畳の道を3周するという…なにそれと言うコース。
沿道で応援なんて出来るような状態ではありませんでした。
レデンホールマーケットというところなんて、細いわ凹凸が多くて足に負担がかかる石畳だわで最悪の模様。

それも石畳は雨が降れば凄く滑る。

かなりリスキーなコース設定でした。

それに合わせたマラソンシューズを! と、開発を進めたアシックス。

石畳のショックを緩和するため反発力のクッションを厚くしてみたり。
雨でも滑らないように底は吸盤の形状にしてみたり。
濡れた道でも従来より45%も滑らない靴が完成しました。

アシックスはこれまでシューズ作りの神的存在である「三村さん」という方がいたようなのです。
現代の名工にも選ばれたという職人さんでしたが、3年前に定年退職。
そして後釜に座った田崎さんという方がシューズ作りを頑張っていました。

「前任者が偉大だったから、自分達がやっていくにはどうしたらいいか…。同じ物を作る地震はあるが同じ物じゃ超えられないし。」と語ってました。

そして新しい靴を試す機会が5/27のロンドンで訪れました。
どうやら市民ランナーが参加するマラソン大会が行われたらしく。
そこに日本陸連が選手を送り込んだ(藤原選手、中本選手)ようです。
コースが被る部分があったそうな。なるほど。

イギリスの1万メートル王者も参加(シューズはナイキ)したりしてましたが。

酷い事件が起きてました。
あまりに狭いコースのために、「先導車」が対応しきれずトップを走っていた藤原選手が道をふさがれてしまい
その間に1万メートル王者に抜かれたのです。

記録を取る者が邪魔をするという最悪の事件…これが本番大会でも起こる可能性があるんですから絶対コース設定間違えてますよね。
アホじゃないかと。
笑えない冗談過ぎました。

先導車のせいで6位まで落ちた藤原選手は巻き返して2位になってましたが…あれが無ければ勝ってたかも知れません。
なにしてくれるんだかなぁ。

で、藤原選手は今までの靴で良いやとなったようで。
中本選手は新しいシューズで行くような形となりそうでした。

【世界2位:アディダスの場合】

アディダスは、ドイツのニュルンベルクに本社があります。
社員は世界に47000人。オリンピックには84年間シューズを提供し続けてる…
まぁ、アシックスがどうあがいても勝てないような企業な訳です。
なぜタイトルにvsなんてついてるんだろうなぁと疑問に思いましたが。

勿論アディダスもロンドン五輪にはシューズを提供します。25種類…ほぼ全ての競技にシューズを投入しています。
研究施設はそれはもう凄くて。

ロンドン五輪の競技場と同じトラックを設置したり。
マラソンシューズ開発は、太陽光、気温、風などを再現出来る施設を使ったりと。
研究開発費が半端なさすぎるような状態で開発していました。

「我々の哲学は世界一のアスリートに世界一のシューズを提供」というのは、アディダスの社長談

そのアディダスもランニングシューズはあまり強くなかったようです。
ただそれも最近は解消しつつあるようです。

そのポイントとなるのは日本の工場でした。
M.Lab(ミムラボ) アディダスと契約関係のある工場です。
アスリート向けの特注シューズを作る工場でもあります。

そこにいたのは…「三村さん」元アシックス…現代の名工の三村さんです。
定年退職した後工場を設立。そして「アディダスの専属アドバイザー」になったそうです。
殆どのメーカーから熱心に誘われたようで…特にアディダスは熱心だったと。

あ〜。だから「アシックスvsアディダス」なのかと納得した瞬間でした。

引き抜かれたようなもんですしねぇ。
そのミムラボとアディダスが共同で開発したマラソンシューズ「アディゼロ匠」なんてのもあるようでして。
それはもう改良に改良を加えて素晴らしいシューズになったようです。

そのミムラボを訪れたのは、女子マラソンの五輪代表木崎選手。
三村さんがアシックスからアディダスに移ったのでアディダスに乗り換えたようです。
それだけ三村さんが凄いと言うことか…

そして三村さんの凄いのは、足を計測しただけで弱点を言い当てるという所。
職人過ぎる。「○○が弱いでしょ」とかずばっと言ってて凄かったですよ。

「弱点を的確に指摘してくれ、努力しなければと気づかされる靴」と、木崎選手は仰ってました。

アディダスは、木崎選手やケニアの選手達にシューズを提供するようです。

【短距離用シューズ】

アシックスの話に戻りまして。
女子短距離の福島選手にもシューズを提供するようです。

そこでは「最新の技術を使ったシューズ」を開発したようです。

最新技術というのは「炭素繊維(カーボン)」を使った、カーボンスパイク。
東レが開発した技術で、今ではボーイング787の機体にも使われている日本の最新技術です。
鉄の10倍の強度だけど重さは1/4という軽くて強いのが特徴。

それをソールに利用したのがカーボンスパイク。
色々と計測した結果、従来のスパイクよりも推進力が1.3%増加するという数字がはじき出されてました。

とはいえ問題もあって。
軽さと強度のバランスが難しくて、失敗したら「ソールが割れる」ことがあるという。
それはそれで酷いなぁ…。

三重県の鈴鹿にある町工場がそのソールを作ってました。
繊維強化プラスチックの工場。川崎重工グループが絡んでいるようです。

カーボンをソールの形にして何層も重ねて、高圧熱処理装置で固めるという形で作成してました。

日本新が出るクツに違いない!
という感じで、早速福島選手が大会(織田記念陸上)で使用していたみたいですが。
そう。この大会で記録が出たというのは聴いていなかったのですが。
タイムは平凡。

福島選手も「スタートからの加速の勢いが…」と言ってました。

ソールを福島選手の好みで「硬く」したところスタート時に自演を捉える事が出来ず伸びなかったようです。
福島選手の特徴は、「スタートダッシュ 高速ピッチ走法」
そのスタートダッシュがつぶされちゃ…意味ないですからねぇ。

勿論それを克服するべく今も改良が加えられているようです。

ちなみに五輪選手となることを確定されたレースでは従来のスパイクを使ったようです。
こちらの方が記録が良かったような気がします。確か。

アディダスはアディダスで徹底的にに調べ上げ。
ピンの数を減らすという方法で99gのスパイクを作り上げてました。
最軽量スパイクです。北京五輪より62%も軽くなると言う。

「アディダスにとって最高のオリンピックになるだろう」と、担当者は意気揚々でした。

【まとめ】

・アシックスはオリンピックに懸ける意気込みはよく分かったけど結果はどうなんだろうと疑問符
・最先端技術も最先端過ぎるからか技術が固まっていないし難しいんじゃないかなぁと。慣れもあるだろうし
・アディダスはドイツの企業だった
・研究開発にかける金が全然違ってそうだった
・ロンドン五輪のマラソンコースは最悪
・ランニングシューズの神様三村さんは、やっぱり凄そうだった
・アシックスは彼がいなくなったことが最大の痛手なんじゃないだろうか…。

・ただやっぱり「vs」というタイトルは間違えてると思った。相手にもなってないよ?

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posted by Fuchs at 23:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガイアの夜明け 感想
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