2017年02月25日

『新米姉妹のふたりごはん』レビュー【このマンガは面白い!】

面白いマンガ見つけました「新米姉妹のふたりごはん」

ふらふらネットを巡回していたところ、この記事を見つけました。

※リンク先:結構エロ系で刺激強いい広告でるので注意して下さい


引用元(アキバBlog):http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51542179.html
【コラム】 次に来る料理漫画はこれ!新米姉妹のふたりごはん3巻発売記念 柊ゆたか先生インタビュー!裏話あれこれや、料理を漫画に描くことの工夫や難しさ

かーずさんのインタビュー記事なんですけど、それを読んでいたら面白そうな漫画に思いまして思わずポチってました。kindle版。
今(2017/2/25時点)角川系ではセールをしていてポイント42%付く大盤振る舞い。ほぼ半額!買うしか無い!

まずは1巻を購入し読み始めましたが。

ハートフルで料理美味しそうで凄く面白い。あっという間にその世界に引き込まれて読みふけり。
流れで2巻を購入していました。

何にどハマりしたかを紹介させて頂きたいと思います。


主人公紹介

主人公である「サチ」小柄でキュートという感じな女子高生です。
とにかく明るくて食べるのが大好きな女の子。今時な感じ? 元気いっぱいで人懐っこい感じ。

馬鹿っぽく見えるけど、実はかなり勉強が出来るというのが後に判明します。

そんなサチの両親が再婚して突然妹が出来ました。

その妹が「あやり」すらっと背が高く黒髪ロングで無口でちょっと目つきがちょっと怖いセーラー服の女子高生。
大人しそうな娘で、何を考えているか解らないというのがサチが最初抱いているイメージです。
極度の人見知りで緊張すると恐ろしく目つきが悪くなるそうです。
いつもセーラー服で真面目で聡明そうですが、実は勉強が苦手のようです。

この二人どうやら同い年のようですが若干サチがお姉さんという設定です。

…胸は妹の方が大きいようです。

両親が再婚早々海外出張である世界一周に行ってしまい姉妹で生活している状況です。

そしてもう一人の登場人物がサチの親友である「絵梨」
サチとは子供の頃からの幼なじみです。
明るい性格でサチの保護者的な存在。料理が得意のようです。

という3人がメインでお話が進みます


突然姉になる戸惑い

最初の話では、突然姉になった悩み…妹さんとあまりコミュニケーションが取れないという状態からスタートです。

お互いに気を遣う生活となりストレスもたまっています。

しかしとあるきっかけで急速に伸展します。そう生ハムです。

・・・いきなり何を言い出すかと言えばですが。
世界一周をしている親から送られてきた高級生ハムの原木。

それに目を輝かせる妹あやり。今までの怖い顔はどこへやら。
そこからあっという間に料理展開になります。

食べるのが大好きな姉は一気に胃を掴まれます。

という、展開で姉妹の仲が急速に縮まっていくんです。

違和感無く自然にこうすーっと進んで行くのでほわっとした気持ちになるんです。
「いいなぁ。こういうの」と思いながらホッコリしてました。


料理は食べてこそなんぼ

料理漫画ですから料理シーンはしっかりかっちり。

あまり説明が多い料理シーンでは無いんですけど、ポイントはしっかり押さえている感じ
料理の説明ばかりされても面白くないので私はこのくらいが丁度良いなと。

レシピはしっかり最後のページにまとまってますし。
クックパッドと連携していたりもするので詳しく見たけりゃそっち見れば良いですしね。

料理は作画も良いですし、なんと言っても美味しそうです。
飯テロだ!と思いながら読みふけっています。

ねぎソーセージとか面白いなぁ…。
こんな料理もあるんだと。

そして何よりもサチが食事をしているときの幸福感が出まくっている姿が素晴らしい。
どれもこれも美味しそうに食べていて可憐で可愛らしいですし。
あんな風に食べてくれたら幸せだろうなぁ。

と、自分の料理を幸せそうに食べてくれる姿を見て幸せを噛みしめるあやりの姿はもう神々しくて。
それを見てまたニヤニヤ。これこそが幸せだよなぁと浸ってしまいます。

あ、現実逃避です。

そして現実の自分を見て泣きたくなりますが…それは置いといて。


料理だけでは無い。新米姉妹としての展開が良い!

日常系料理漫画ですので料理がメインかと言えばそうではないのです。

この漫画は料理だけでは無くて、伸展していく姉妹の仲の展開がしっかり描写されています。
これがまたじわっと滲み出てくる面白さでして。

料理で繋がったので最初は料理の話ばかりしかしてなかったけれども、姉らしくと頑張り始めるサチ。
その頑張りが空回りしたりする事もあるんですけどどんどん妹の良さを引き出していきまして。
そこの過程が丁寧に描かれているので、没頭できちゃうんですよねぇ。

あやりの問題点というかちょっと暗い部分がちらほらと見えてくるのですけども。
多分とても寂しい子供時代を送ってきたんだと…。
それを多分何となく感じて包み込もうとするところが健気だなぁとか。

徐々に心を開いていくあやりの姿はまた可愛らしいんですよ。
完全依存しちゃってるところは心配なのですけど。

ただあやりもあやりで、サチの頑張りが解っていたりと。
「何だよ。他人同士でも良い姉妹になってきてるじゃねーか!」とニヤニヤ。

そして合間合間に美味しそうな料理が入り込むからこんちくしょう!です。


親友がやってくる

親友に妹を紹介する(家に遊びに来る)回があるんですけど。
これは神回なんです(1巻5話目)

人見知りが酷いあやりはガチガチになってましたが、サチの親友「絵梨」はしっかりと解してくれて。
お互い料理が好きという共通点からしっかりと絆を紡ぎます。

そのすぐ打ち解ける姿にすねるサチがいましたが。
幼馴染みでずっと一緒に過ごしてきた絵梨としてはあやりに取られちゃう感じがして少し嫉妬していたという。

そこがまた良いんですよ!
「こういう展開できたかー!」と独りで盛り上がるオッサンでした


順調に姉妹として成長していく姿と美味しそうな料理と

どちらが姉か解らなくなる部分もあったり。
ドタバタの展開があったり。
どんどん感情豊かになるあやりがいたり。
姉として成長しているんだかしていないんだか解らないサチがいたり。
サチが取られちゃう寂しさを感じる絵梨がいたり。

三者三様の成長っぷりがどんどん深まってですね。

楽しすぎるのです。あやりの成長がまた良いんですよねぇ。2巻になるとグッと感情が出てくるのでそれがまた可愛らしいのです!

柔らかくてガツガツしていなくてそれでいてホッとする。そんな可愛らしくて優しい漫画です。

女の子しか出てこないですしね。
最近男臭い料理漫画ばかり読んでいたから余計天国に見えるのか…

これはもう素晴らしいと、思わずこの文章を書いてしまいました。


機会があれば是非読んでみて下さい。3巻近々発売されるみたいなので予約しました。




※余談
読んでいる男臭い料理漫画
「侠飯(おとこめし)」
「紺田照の合法レシピ」
「孤独のグルメ」
「ダンジョン飯」(微妙に違うか…)
「ゴールデンカムイ」(流石に…最新ヤンジャンのラストの変態が凄すぎた。すごーい!君は…)



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posted by Fuchs at 17:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍レビュー
2015年06月21日

煩悩寺 を読んでみた【漫画レビュー】

煩悩寺 / (著)秋★枝 を3行で

・煩悩寺というカオスなガラクタだらけの謎の部屋に迷い込んだアラサー女性
・全てを受け入れる優しい男の煩悩寺に通う度にどんどん異性として意識するように
・そこからのほほんと突き進んでいく恋愛漫画だが妙なリアリティが面白い

煩悩寺:ちょっと長めの説明

コミックフラッパーから出ている漫画です。
1〜3巻まで出ていまして、既に完結しています。
まだガラケー全盛期ぐらいの漫画だったりするのでちょっと時代を感じます(2008〜2012年発刊)
彼と別れた「小沢さん」というOL(26)が、飲んだくれた訳ですがマンションまでたどり着いたは良いが、尿意を我慢できずトイレを借りるために同じマンションに住む階下の部屋に行く・・・

と、いうよく分からないシチュエーションから始まります。

何気なくトイレを借りた部屋の住人「小山田くん」彼の部屋は、煩悩寺と呼ばれています。
ガラクタ的なものでカオスとエロスが混在している空間で、あまりにも個性的すぎて何か気になってしまう小沢さん。
ついつい居座ってしまいます。そしてそこからちょくちょく訪れるようになります。
住人の小山田くんは、やたら柔らかい感じで果てしなく善人で・・・惹かれて〜意気投合していって〜的な。

日常系のゆるーい感じでスタート。
ゆるーいですけど、やっぱり恋愛物で、どんどん惹かれていく感じが楽しかったり。

ただ「若い恋愛」じゃなくてなんかちょうど良い感じの恋愛なんですよねぇ。私の年頃にはというか。なんというか
これぐらいの世代なんで私も。小沢さんの年齢から見て分かるように20代後半〜って感じなんですよね。
キャピキャピの青春じゃ無い。
小山田くんの年齢が分からないのですが小沢さんよりは年下らしいです。20代中盤くらいかなぁ。
年の割には達観してます。色々。

1巻でいきなりクライマックスが発生。怒濤の展開じゃないか。
2巻からはバカップル展開・・・ってもなんかいちゃいちゃしてるんだかしてないんだかよく分からないホントありそうでなさそうな感じが凄く共感できるというw
・・・あれ。出会って2年だったのか。小沢さん28歳になってるw
3巻はついにという展開になり。後日談も描かれていて大団円と。

途中ではやることもやっちゃってたりしますし。
わーいエロスーという感じでは無いですけどね。リアリティがあります。

そんな感じの漫画です。

感想

フィクションだってーのは分かってるんですが、何となく自分の年齢に近いっつーのもあって重ねてしまう何かがw
出会いが不思議な展開なんですがそこからの展開が面白くて。
アラサーな小沢さんのキャラクターと、全てを受け入れる小山田くんのキャラクターと。
小山田くんの友達の、島ぽんや、小沢さんの同僚の渡辺女史や。
それぞれ個性のあるキャラクターも出て来て良い味が出てますし。

主人公の小沢さんは、愛煙家でやたら残業を押しつけられたり、かっつり仕事が出来るキャリアウーマン的な。
出来る女性なんですよね。
今の言葉で言えば「社畜」ですかw
でも惚れたらしっかり一途なタイプですかねぇ〜。なんか明るくてとても良い女性です。

ヒロイン・・・?の小山田くんは在宅の受託プログラマー。
こちらはこちらでしっかり他人の事を考えて行動して積極的では無いにせよしっかり受け入れてくれる感じ。
凄く良い人なんでしょうねぇってのが伝わってきます。

受託プログラマーという部分にも何かを感じたのかもしれない・・・。

いや。1巻からクライマックスだったりします。
ダラダラかな〜と思ったらそうなるか!? って感じで。

そのままガッツリ展開でいくのかと思ったら2巻はちょっとゆったりペース。
半同棲的なイチャイチャというか・・・良い恋愛してるな〜的な。
で、いい年こいた大人なんで夜の営み描写なんてのがあったり。

色気があるんだかないんだか。色々複雑なのねーとか思いながら。
3巻はもう纏めという感じで。相変わらず煩悩寺というカオスが変なシュールさを与えてくれるんですよね。
そこら辺があるから読みやすいのかも知れない。固くないんですよね。

最初はたばこも吸って酒がば飲みで、どっか干物系?でしたっけそんな感じがあって良い味出してる主人公「小沢さん」
そんな彼女がどんどん変わっていく感じも面白いし。
なんか色々考えてるんだねぇ。アラサーって大変ねーなんておもったり。
つきあいだしたらバカップルというか、イチャイチャというか・・・でもなんか嫌な感じがしないのが不思議なんですよねぇ
微笑ましすぎてなんかニコニコしながら読んでしまうのです。

なんか久々読んでいて次へ次へと手が進む感じで面白くて。
恋愛物ってあまり読まない私なんですが、何か不思議な楽しさを感じまして。思わず大人買い(3巻ですが)しました。

今(2015/6/20)Kindleでコミックフラッパー系の漫画がセールやってるので。
凄く面白い漫画だったのでご紹介でした。

後書き

昔は漫画レビューなんてのを書いていた時期がありまして。
今は殆ど消しちゃいましたがー。
今後も面白いもの見つけたら稚拙な感想にはなりますが紹介していこうかななんて思います。

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posted by Fuchs at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍レビュー
2012年12月01日

【書籍レビュー】『「ネットの自由」vs.著作権〜TPPは、終わりの始まりなのか〜』

2012年の衆院総選挙の公示日が近づいています。
選挙の争点の一つにTPPがあります。

日本だと関税撤廃という一番大きな項目にばかり目が行っています。
ただネットで動画サイト見てたりとか、動画公開したりとか。
二次創作なんてやってる人などにとってはもっと大きな問題点があるのを知っていますか?




知財管理ルールの統一

例えば、「著作権違反の非親告罪化」
なんてのがTPPに参加したら強制されることになるかもしれません。

TPPのおかげでコミケが無くなりましたなんて話もも夢じゃないかもですね。
※勿論言い過ぎであり妄言に近いですが、もしかしたらは。

TPPの知財部分について知ってました?
そこら辺理解して、TPPについて考えてますか?

農業とか工業とか経済分野だけじゃないんです。

私はこれまであまりTPPに興味を持ってこなかったのですが。
これを知ってからは、強烈な反対派になりました。

知財管理ルールの統一というのは、知財管理のアメリカ化。
アメリカの知財管理は結構面倒ですからねぇ。どういう物かというのは本を読んで頂ければと。

著作権で言えば。
日本式の「暗黙の了解」が崩壊するかもしれないんです。
白黒ハッキリという感じですからねぇ。

そこら辺の重要な問題点について気づかせてくれたのがこの書籍でした。

反対賛成の立場を取っている本では無いので、それは読んで自分で判断するべき事項だと思います。
知っておいて損はないんじゃないかと思います。
この本に書かれているのは、自分で考えるための材料です。

TPPの知的財産権の部分のリーク文章という物が元になっている部分もあるので。
その点も留意したほうが良いかも知れません。

TPPの話意外にも知財関連の話が色々ありまして。

「ニコニコ動画」「VOCALOID」なんて話も出てますし。
「パブリックライセンス」という部分についても触れられてます。

つい先日から始まったダウンロード違法化についても書かれていますし。

Youtubeやニコニコ動画が好きだ〜とか。

ネットジャンキーだよ!とか。

動画を作って公開している!

そういう方にもちらりと読んで頂きたい。
そして知識を持っておいて貰うにも良い本じゃないかなぁと。

知財ってマジで重要ですから。

法律系の話はその通りなので、面白いかと言えばそうではないですが。
知っていると知らないとでは、全然違います。

そして、結構すんなり読める部分も良くて。
凄く難しいとは感じなかったので。

意外なことに知財ルールが統一されると、ジェネリック医薬品にも影響を及ぼしそうだというのが分かったり。
私たちに直接不利益になりそうな事もあったりするんですよ。

本当に危ない話だなぁと。
日本の交渉力の無さは激しいから鵜呑みにするでしょうしね。こういう地味な部分は

なんて感じで、凄く為になったので本屋さんで見かけたらちょっと立ち読みしてみるのも良いかもしれませんよ?

※蛇足

新しく始めましたこのコーナー。
読書は長年の趣味の一つでして、それなら簡単なレビュー文を書いたらどうだろうと言うことで。
買った本について思った事などを書いていこうと思います。

私の買う本は…「漫画」「新書」です。

どちらかというと漫画の割合が9割。その他1割なので漫画がメインになりそうですが。
最初は真面目な話から入ろうと思います。

選挙が近いからこそこの問題は取り上げなければなりません。

そんな感じで、新たな試みですが、お付き合い頂ければと思います。

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posted by Fuchs at 15:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍レビュー

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